つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

あれからちょうど1年だった。

きょうはどうしても行かなくてはならない場所があった

 

それは「かつていた場所」だった

 

その場所は恒久的にあるわけではなく

 

いわば期限付きの場所

 

その運営がきょうで終わる

 

だから

 

この目に焼きつけておきたかった

 

完全自己満足のロマンチストだけれど

 

この場所は自分にとって特別なのだと

 

誰にも理解されるわけではないけれど

 

 

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自宅に戻ってからふと 過去の記述を確かめてみた

 

 

maruyamabase.hatenablog.jp

 

偶然にも

 

この場所にいた 最後の勤務日が1年前のきょうだった

 

感傷的な人間は見向きもされないけど

 

これはもう個人で許容していればいいだけの話

 

それは少なからず誰にもある

 

その要素は必ず持っている

 

 

 

今年度の営業は午後6時までだったから

 

少しあたりが暗くなってきた頃にその場所を離れた

 

この場所はかつていた人員が店舗として引き継ぐそうだ

 

色々声はあるだろうが

 

1日も長くその場所にいてくれればと思う

 

 

 

もはや地方だけではない

 

閑散とした世間は砂漠のように広がっていく

 

都会ですら華やかなのはごく一部で

 

視界を別のところに向けると違った現実が見えてくる

 

わたしたちの活動はそれに抗うものだ

 

生きることは それに抗うものだ

 

そんなことを感じていた

 

 

 

 

この日は雪ではなく

 

雨が降っていた

 

季節は着実に春へと向かっている

 

わたしも足枷を外さなければと思った