昨日、牧場内で離乳(母牛と子牛を離すこと。)が6頭ほど行われたため、夜通しで鳴き声が響き渡っていました。慣れれば大したことはないのですが、まれに元気に鳴く牛もいます。じゃあやらなければいいじゃないかという話もあるとは思うのですが、酪農と畜産の現場では普通の光景になっています。
本日はその鳴き声とともに、切り裂くような雷の音と、大粒の雨が降りしきる音が入り混じっていました。(窓ガラスがビリビリ震えていました)
しかしそれも
午後には180度違う天気になっていました。
こんな忙しい天気の日に、牛のお産が3件ありました。
うち1頭は初産です。
だいたいのケースですが、夜中~未明に出産が行われることが多いです。
これは不思議ですが、おおよそそのサイクルで生まれています。
今回お産を迎えた初産牛ですが、実は日中(昼間)の出産となりました。
初産の場合ですが、産むのがこれまた大変です。
様子を見ますが、牧場職員が介助を行う場合もあります。
今回のお産ですが、時間がかかっているということもあり、職員が介助しての出産となりました(無事に生まれ、予後も良好みたいです)。
こういう場面に遭遇しますと、半ば強制的に調律させられる感覚を覚えます。
こういった「軸」があることが実はありがたく、情勢や報道に流されてしまうケースが多くなっています。軸があるのとないのとでは、大きく違うと思います。
本日は祝日でしたが、急ぎの用件が入ってきましたので自家用車で外勤。
スーパーやドラッグストアには車がたくさんありました。
そして久々に、店頭でマスクを見かけました。
ただ、人通りは
がらーんとしていました(安全確認のうえで撮影)。
明日は全国的に晴れる模様。
僕もこの連休中は、牧場の仕事です。
大変な仕事ではありますし、何よりキツイ仕事に変わりはないですが、どうやらビルのフロアにあるデスクで仕事をするよりかは、性に合っているようです。
コールセンターでの経験もありますが、この状況下で仕事をしなくてはならないのは正直辛いと思います。PCがたくさんある環境は、あまりよい環境ではないことが多いです(経験上)。
明日も土に、牛にまみれて、泥臭く仕事をしていこうと思います。