つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

牧場作業ダイエットの季節がキタ!

連日暑いです。

 

 

日中はそれこそ初夏を思わせる日差しと気温なのですが、朝晩はひんやりとしています。こういった気温差がある場所なのですが、今日あたりから風にも温かさが加わってきました。こうなりますと、山の中でも春、そして夏がやってきます。

 

 

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このような光景に出会えるのも、もうすぐです。

 

 

 放牧に向けて行うことは多彩ですが、そのうちのひとつに「電気牧柵張り」があります。要するに牛の生活スペースを作ってあげるというもので、この広い牧場で何か所も設置します(人間と牛との境界を設けるためでもあります)。

 

そのほか、牧場内も夏バージョンに更新したり、それに加え牛の世話をしたりと、冬は冬で、夏は夏でやることが盛りだくさんです。この仕事も2年目になり、牛のなんたるかの0.000001%くらいは理解できたかなぁという自信を持ちながら、日々牛に癒され、日々牛に無力さを突き付けられています。

 

言葉でのコミュニケーションが出来ない(まだ、と言っておく)ので、牛の調子をはかることも大変です。その中でお世話をしていくのですから、ほんとうに大変です。意思の疎通ができないことを割り切らないとだめですね。そしてそれは、人間にも言えることだと思います。

 

ここ数日、汗びっしょりになって働く環境になりました。

熱中症にも気を付けないとなりません。

牛は人間よりも暑さを感じやすいため、人間以上に気を配らないとなりません。

そんなこんなで牛の世話をしていきますと、知らないうちに体重が減ります。

 

はい。牧場作業ダイエットです。

 

食事制限なし。サプリメントを摂る必要なし。働いて賃金を得ながら体重を減らすことが出来る。体重を減らすということは、体脂肪にも変化をもたらすことにつながります。電気が流れるベルトを着用する必要もないし(確かニュースで痩せる根拠が認められないと指摘が入ったとか)、何かひとつの特別な食事をする必要もありません(残念ながらその食事だけで痩せるという記載はどの業者と商品にもなく、決まって適度な運動と健康管理がくっついてくる。要するにそういうことだ)。

 

この冬は結構食べました。口に入るものすべてが美味しく、食欲が増しました。

正確に体重を測ってはいないですが、60~62kgまで体重が増加しています。

年齢もありますが、そう簡単に数値が落ちることも難しいですが、牧場作業はとにかく歩きますし、とにかく動きますで、知らない間に体重が落ちています。夕方体重計に乗りましたら、なんと60kgを切っていました(個人的には62kgはまだあるだろうと)。

体脂肪率も17.9%(標準値です)と、この冬の貯蓄分はきれいに消化した模様です。

 

 

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これから作業着なども夏服になります。

決して引き締まった体ではないのですが、ケガをしにくい体にしていくためにも、ストレッチなども含めて行い、健康管理に努めたいと思いました。

 

 

※写真は昨年5月に撮影したものです。