この本の受け止め方は、それこそこの世界にある木の数だけあるのではないかと思いました。
シェル・シルヴァスタイン:著 村上春樹:訳 あすなろ書房 八雲町立図書館蔵
ベストセラーとなっていた絵本で、村上春樹さんが新たに訳しなおしています。
文章もさることながら、絵での表現力も非常に豊富で、何ともいえない、ほんとうに何とも言えない気持ちにさせられます。
残念ながら、こういった感情をどのように説明すればよいのか、言葉が浮かびません。
様々に入り混じった感情や思考が交錯し、言葉を発せないでいます。
親子の対話や友人同士、恋人同士でもいいと思います。
時には絵本1冊片手に持って、どこかで読み聞かせをして、その余韻を味わって欲しいなと思います。
幸いにも夏が訪れます。自粛は続きますが、爽やかな世界に外出することが出来ます。
青空の下で読む本も、いいのではないかと思いました。