「ことば」は、動かす。
まず明日明後日の日記ですが、外出しているため自動更新にてお送りします。
ご了承ください。
まだ、どんな記事をあげるかは、決めていません。
さて。
ご存じのかたも多いと思いますが、先日ひとつのアニメーションを見終わりました。
「波よ聞いてくれ」
北海道札幌市を舞台にした、ラジオが関係する作品です。
オンリーに近い分野の作品ですが、楽しく視聴しましたし、最終回は涙腺が緩みました。
昨今はこういった作品が増えてきているように思います。
この「波よ聞いてくれ」を視聴して、思い出した作品があります。
これは架空の世界ですが、手紙というのが作品のキーワードになっています。
こんなにも「ことば」が届くとは、思ってもみませんでした。
久々に、こういった作品を通して、心が揺り動かされた感じがします。
それはこの年代だからなのかも、正直わからないままです。
しかし実際に、ことばは何かを動かします。
それは紛れもない事実で、そのことばがきっかけで様々な決断をすることがあります。
ただ残念なことに、その「ことば」だけではなく、その「人」が放った「ことば」であるからという理由によるものが圧倒的に多いように思います。それだけ、「色眼鏡」で真実だの愛だのを見ようとしている、ということになります。
ことばは本来、ことばだけで相応の力を持っている。
そのように認識すべきなのですが、最近はどうしても勘ぐってみてしまいます。
それは逆にことばの力を弱めてしまうように思います。
反対に強くなるのは「数字」。
いいのか悪いのか、求めてきて具現化した世界が、今の世の中になっています。
それをどのように見ているのか?
自分は関係ないのか?それとも。
SNSでの発信が注目されていますが、ことばは本来力あるものだということが皮肉なかたちで証明されています。今後はそのような局面ではなく、もっと平和的な場面で、このことばが波のように広がっていくといいなと思います。