「生きていくためにお金は必要です。」を、考え直したほうがいいのかもしれない。
難しい判断だな、と率直に思います。
新型コロナがまだ落ち着かず、逆に第2波とも思える騒ぎが起きている中で、世間は経済活動を活発化させる方向で動きつつあります。
国の施策や各都道府県での施策など、どうにかして消費活動、または従来の経済活動に戻していこうという動きが出始めてきましたが、その足を挫くような数字ばかりが毎日のワイドショー、または報道番組で見られます。
テレビ番組内で叫ばれる世論は「このままでいいのか」なのだと思います。
それは行政も承知のことと思いますが、具体的にどうしていくかは、手探りが正直なところなのだと感じています。
こうして感染者が増えてきたことに対し、以前にやったような「自粛活動」は、もうできないという意見でおおよそ一致していつつも、生活費を得るための活動は継続していかなくちゃというジレンマが発生しています。その塩梅を、具体的な進言なしに、「行政ようまくやってくれよ」としか聞こえないセリフをここのところずっと文言を変えて聞いているような気がしてなりません
現政権を支持しているかは別として、誰がどうやっても満足を得られる結果をもたらすことは難しいのでは?と思います。今のところ、結果を見てのああだこうだが本当に多く、それで何かが成立してしまっている昨今です。コロナに限らず、ずっと同じことを行ってきていることを知らなくてはなりません。そうしないと、いつまでたっても解決しないですし、いつまでたっても責任のなすりつけで終わります。
「生きていくためにお金は必要です。」
は、自分にとっては結構キツイ言葉です。
ごもっともな話なのですが、コロナの影響で、色んな意味で再確認させられました。
これからは、お金に頼らない生き方を考えていったほうがいいのではないか。
言わば「自給自足」の生活です。
生きていく以上仕事をして、生活するための糧を得なければなりません。
しかし今後はそれを「お金」に限定しないほうがいいのではないか、という考えです。
こういうご時世に限らずですが、「楽して稼ぐ」みたいな話が夏場の虫のようにわんさか湧いてきます。が、そういう話ほど、大成した人のことは耳に入ってきません。それ以外の理由は、既に多くの方が論破されていらっしゃいます。夢のような話ではありますがね。
新聞報道では地方への移住が期待できる、といった記事を見かけました。
もちろんお金はかかりますが、地方の生活もいいと思います。いろいろ発見があります。これを機会に、「見直す」ことを自分も行いたいと感じた日でした。