つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

【詩】旅行鞄に詰める

旅の準備ほどわくわくするものはない

 

どこへ行く 何をするもいいが

 

着替えや日用品など

 

非日常の未来に向けて日用品を詰め込んでいく

 

その過程がなんともたまらない

 

まるで遠足に行く前の日のような

 

まるで初めて友達の家に泊まりにいく前の日のような

 

不思議な高揚感が漂っている

 

 

 

 

その鞄に詰めるのは

 

着替えのほかにお土産も

 

そこに詰めていくのは

 

想像もつかない未来で

 

想定外の思い出

 

 

 

時には痛い出来事も入ってくるけれど

 

それらはすべて時間で中和される

 

その鞄はタイムマシン

 

いつでもどこにでも行ける

 

あとはチケットを取り

 

キーを回し

 

その列車に飛び乗るだけ

 

 

 

その鞄は

 

どこまでもついていく

 

あらゆるものを詰めるために

 

その想いを運ぶために