つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

令和2年11月の読書感想文② 空洞のなかみ 松重豊:著 毎日新聞出版

文字がなかなか入ってこない、文字を入れたくないと思いつつも。

実際に読んでみると、意外に通りが良いのです。

 

月末に読ませていただいたのはこちらの本です。

 

 

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空洞のなかみ 松重豊:著 毎日新聞出版 八雲町立図書館蔵

 

 松重さん、本を出していたんだと手に取って思い、借りたものです。

 

帯を見ますと、短編小説にエッセイと、一冊の本の中にはまるでテーブルに並べられた、ただただ食べたいものセレクションしたという壮大な世界に思えました。

 

ページには挿絵も入っておりますが、文章もなかなかもものです。

松重さんの文章は

 

小説・・・なんだかパラレルワールドにいるかのような不思議な空間

エッセイ・・・情緒を醸し出しつつも松重さんの為人が見えてくる内容

 

 

に思えました。

 

実はこれより以前に、偶然にも、ラジオで松重さんが担当されているラジオ番組があることを知りました。

 

 

孤独のグルメから端を発し、興味を引く存在の幅の広さを感じました。

 

こうでなくちゃ。