つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

クラウドファンディングサービス【READYFOR(レディーフォー)】で支援を行いました(2件目)。【トイアンナさんのプロジェクト】

順序は逆になってしまうのですが、先月もうひとつのCF(クラウドファンディング)に支援していました。

 

 

タイトルは

 

奨学金100名分を。コロナ時代を生き抜くビジネススクールを届けたい

 

です。

 

個人名(活動名義)で「トイアンナ」さんのプロジェクトとなっております。

 

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Webはこちら

readyfor.jp

 

 

 

 

トイアンナさんを知ったのは、つい最近のことでした。

 

Twitterは主にロム専、たまにリツイートするくらいの利用頻度なのですが、いつだったかトイアンナさんのツイートが流れてきました。その時なんだか気になって、フォローして、追っかける形になったんです。

 

ご自身も相当苦労されており、同じく苦労してきた身(比べているわけではないのですが)としては、ツイートされている内容に共感しつつ、それでも前に進もうとする姿勢と実際の行動に驚きを隠せませんでした。その状態を少なからず経験している者として、それは考えて実践することのできない領域であったからです。そういった部分での驚きが大きかったことから、この方のしようとしていること、したいことをウォッチすることにしました。

 

 

そうしましたら、自身のすべてを投下して~というツイートが目に入ります。

(そのツイートはリンク先のページに記載されています)

 

それは「学びの場」の提供に関することだったのですが、かつて短期間でも自分で仕事をしていた者として、とても興味のある内容でした。ただ、挫折した者として、果たして身になるのだろうか、という「恐れ」が、同時に発生していました。

 

 

その後しばらくして、クラウドファンディングのページが公開されます。

 

 

内容は、

 

生活に困っている方が無料でスキルアップに繋がるビジネススクールを受講」できるための資金集めとなっていました。金額はおよそ100万円。

 

金額の多い少ないの差は少なからずありますが、プロジェクトの内容がしっかり見えてこないと、金額関係なしに支援はなかなか集まりません。ざっくりですが、共感と理解を得ることが出来るプロジェクトにしなくてはならないと感じています。

 

このプロジェクト、返礼の内容によっては、自分も受講できるという特典がついてきます。お金のことやマーケティングについてほんの少しながら知識はあるものの、自分の事業を継続できなかったという傷があるため、果たして自分が学んでモノにできるのかという迷いがありました。学びの部分のみ何度も読み返しては考え込み、プロジェクト公開から早半日が過ぎたころ、改めて全文を読み直したときに、ひとつのことばが自分の胸に刺さりました。それは

 

 

 

私は、無力です。

 

 

のひとことでした。

 

 

僕の場合は決して理解を得られるものではないのですが、自分が発する場合と、他の方から聞こえる場合とでは、同じ言葉でもその重みが違うことに気づきました。

 

いたって個人的なのですが、この文字を読んだ後、目頭が熱くなりました。

 

これでもう、支援の準備は整いました。

 

 

 

 

ぼくが支援を決めたときにはもう、目標額を達成できており、トイアンナさんから早々に御礼と目標額を上回った場合の支援の使い道に関する記事がアップされておりました。その内容も大変わかりやすく、手数料などは発生するのだろうなと思いつつも、現実的なことを述べられているので、その内容を疑う余地もありませんでした。その際、自身の決意を込めて、支援のコメントを書かせていただいております。現在の支援金額は300万円を超えました。残り1週間ほどですが、幅広い支援のために、いま一歩の支援があればと思います。

 

リターンは5月の予定です。その際には覚悟を決めて、是が非でも学び抜こうと思います。

 

 

 

 

余談ではありますが、本日の北海道新聞朝刊の「ひと 2021」にREADYFOR(レディーフォー)の運営者である「米良 はるか」さんが紹介されておりました。

クラウドファンディングは、社会企業のひとつなのだと思いますし、そこで活動される方々は、社会起業家なのかなという印象を持ちます。記事によれば、決して順風満帆ではなかった、と書かれています。実績は順調であっても、そこにたどり着くまでの道のりは、容易に想像は出来ません。昨今売り上げばかりを発信しては自分の偉大さを誇る人が出てきておりますが、人の価値はそこにはないと思います。お金に笑う人は、お金に泣きます。かつて何度も経験したことではありますが、どこかでお金に頼らない生活や仕事をしていくことが出来たらと考えてしまいます。

 

クラウドファンディングはもはや大きな産業となりました。

個人や団体、企業など、様々なプロジェクトが日々更新されていきます。

そのすべてを見ていくことは不可能ですが、自身の生活する土地やそこにまつわる課題など、いくつかの条件を定めれば、支援してみようかというプロジェクトが見つかるかもしれません。

 

この世の中、いろんな支援があります。

今後も、いろんな形で支援を行いたいと思います。