つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

【詩】春は、風。

林の向こうから風が吹く

 

時には温かみを そして時には冬へ戻すゆりかごを

 

ゆるやかな またときには激しい流れで

 

あらゆるものを運んでくる

 

 

鳥たちの声がにぎやかになり

 

土と花の匂いが立ち込めようとする頃

 

何かを横切るように疾風が吹く

 

それは季節の変わり目を告げるものなのか

 

それとも何かの警告なのか

 

わたしたちにはまだそれがよくわかっていない

 

 

 

けどこれだけは果たそうという人が多いのではないかと思う

 

決意を込めてしたためた手紙

 

そして第2ボタンの入手

 

何かを得たくて決意を固める人は多い

 

それは季節がそうさせるのだろうか

 

ぼくにはそれがよくわかっていない

 

 

 

春はいろんなものの代名詞となる

 

ぼくの場合は 風が春だった