オーディオを新調してっからというものの、ヴォーカルアルバムを聴く比率がぐっと上がりました。
そもそもヴォーカルは少し敬遠していたのです。
ポップス系は聴いています(アーティストは限定されます)が、ジャズヴォーカルは勝手にハードルの高さを感じていました。
しかしいざ新しいオーディオで聴いてみると、とてもよいではありませんか。
機能のひとつに低音の調整があるのですが、ヴォーカル向けの仕様にしますと、これまたいいジャズが空間に満ちます。そしてたちまち虜になり、現在は月に数枚は必ず、新旧問わずジャズヴォーカルの作品を買い求めています。
そんな中、参考図書として入手したのがこちらの本になります。
一生モノのジャズ・ヴォーカル名盤500 後藤雅洋:著 小学館新書 個人蔵
帯にはノラ・ジョーンズやダイアナ・クラールの姿もあることから、幅広い年代からチョイスされています。なんてったって500枚ですから、情報量も十分です。その中にはもちろん名ヴォーカリストもいるため、多数の作品が紹介されている場合もあります。
この500枚はそれぞれのテーマからセレクトされており、気分に合わせてページをめくることも可能です。巻末にはデータや索引があり、後藤さんのインタビューありと、かなり欲張りな内容になっています。
これでもっといろいろな声に出逢うことが出来ます。
それはひとつの新しい扉に違いないと思います。