つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

令和3年5月の読書感想文⑥ ようこそ赤羽へ 真面目なバーテンダーとヤンチャ店主の角打ちカクテル 美月りん(みつきりん):著 二見サラ文庫

バーが大好きなもので、こういった類の作品はついつい手に取ってしまいます。

二見書房さんは初めて聞くところです。

 

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ようこそ赤羽へ 真面目なバーテンダーとヤンチャ店主の角打ちカクテル 

美月りん(みつきりん):著 二見サラ文庫 個人蔵

 

挿絵のバーテンダーが実は元銀行員、という設定はなかなかありません。

そして左にいるのが店主となっています。

 

しっかりとお酒やカクテルの情報もまとめられていて、読んでいて「このお酒飲みたい」という気持ちにさせてくれる、すっきりと晴れ渡る、いい作品だと思います。

 

そして、バーと言えばなのですが、バーカウンターを挟んでの、心の交流(と言っておく)が設定上のメインになるのではないでしょうか。本作は全5話収録されておりますが、バーがもたらしてくれるものをしっかりと書かれていらっしゃるように思います。とても読みやすいと感じるとともに、このお店があるならば・・・と思ってしまいました。