つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

【詩】生殺与奪じゃん

1日の感染者数に一喜一憂しては落ち着かない日々を過ごす

 

それは偉い人たちも同じであることは意外にも知られていない

 

やれああしなければこうしなければと号令をかけてはいるが

 

いざとなれば誰かに責任をなすりつけ縮こまって嵐をやり過ごす

 

そしてまた声高に叫ぶ日を待っているだけだ

 

 

 

大変ですという号令が出てしまうと何かと大変で

 

あれもできないこれもできないと嘆く人が続出する

 

仕事もプライベートも同様で

 

片方の翼をもがれるなんてもんじゃない切実な現実を突きつけられる

 

方針を決める人たちはいい

 

だってすぐに困る訳ではないから

 

けどその人たちはマヒしている

 

すぐに困る人をその目で見ていないから

 

 

 

 

我慢を求めるならばせめて明日を生きる保障だけはしてほしい

 

これは戦争よりひどいのかは今のひとにはわからない

 

だからと言って非現実的なことに逃げてはならない

 

世界はあなただけを救いはしない

 

特別という表現は人間が人間のために創り出したもの

 

そのキラキラは人工的なものでしかないから

 

 

 

便利な世界になったが不便な現実がある

 

それは100年後も大して変わっていないかもしれない

 

そんな落差があるからこそ

 

僕はこうして生きていられるのだろうと思う