つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

【詩】風はうまれる

陽射しだけが強くって

 

背中がじんじん熱くなる

 

川水の冷たさを感じているけれど

 

それ以上の夏が降り注ぐ

 

 

上を見ると青の中に鳥がいて

 

それは気持ちよさそうに周回してた

 

鳥はどうやって高いところにいることができるんだろう

 

鳥は高いところにいくことで

 

風はうまれているのかもしれない

 

 

車に乗ってもなるべく窓を開けて走る

 

それはエアコンだと調子悪くなっちゃうからで

 

暑さがひどいときはしょうがないけれど

 

多少のことであれば窓を開けて走ってる

 

そうすると風がない日でも

 

どんどん中に空気が送り込まれていって

 

それがいつしか風になる

 

そうやって風はうまれるのかもしれない

 

 

 

歩道でちいさなこどもたちが元気にお散歩をしていた

 

とても楽しそうだった

 

それは太陽よりも輝いていた

 

この子たちの元気が風になっていく

 

そうして風はうまれていく