本日放送分の「おかえりモネ」を観て思ったのですが、どのような事象であれ、伝えるという行為はとても大変なものであり、工夫や相手の立場に立つことが求められます。
それは受け手のわかる(理解する)ことにどうつながるかなのですが、昨今では「イメージが容易にできる」ということのほうが具体的なのかもしれません。
放送内では台風を題材としていましたが、これをどう伝えていくかは「その人次第」であり、題材を通して伝わったことをどう理解するのも「その人次第」になるのです。
そうなると思ったのが、伝えたいことや理解したいことは
・自分や相手の知識・経験
・情報の信ぴょう性
・自分の心理(感情)を汲んでくれるか(癒しや救いも含める)
のいずれか(またはすべて)が先方と一致すると、その中身が正しいかどうかは別として、信じてしまう傾向にある気がします。
だから
・重い病気や稀な病気・症状に対する見解と姿勢
・宗教の信仰
・政治や思想の見解
・スピリチュアル
・世界情勢等の問題
などによく(ほかにもあると思うけど)見られるのではないかなと考えています。
幸い自分の周りは比較的穏やかです。
穏やかであるうちでもいろんな情報は飛んできますが、情報を得ることを最優先にして、判断はそのうちという姿勢でいたいと思っています。
今は伝えるための素材もいろんなところにあったり、そのように見立ててしまうことも可能な世の中になっています。正しい情報を探すことは容易ではありませんが、だからといって流されていい話ではないと思います。
誰もが天気図のように、一定期間後の状況というものが見えればいいのですが、そうもいきません。誰かに頼ることも必要ですが、自分で責任を持つということも、やはり必要で大切なことなのです。