つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

令和4年1月の読書感想文⑪ ジャズメンとの約束 中山康樹:著 集英社文庫

中山さんの著書は過去に数冊持っていたのですが、改めて読みたくなり入手しています。

 

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ジャズメンとの約束 中山康樹:著 集英社文庫

 

 

ジャズもそうですが、ジャズメンと呼ばれる演奏者にも迫った一冊。

なんとなくショートショートを思わせる、気軽で手軽な作品です。

巻末にはおすすめの名盤30枚をセレクト。

こういった材料から、ジャズの幅は広がっていきます。

 

中山さんはかつて刊行していた「スウィングジャーナル」の編集長をされていた方で、ジャズジャイアンツと呼ばれる数々の大御所にもインタビューをしてきた方です。その方の文章には、いいようのない重みを感じます。それは目の前でギグを観ている、そんな感じがするのです。