中山さんの著書は過去に数冊持っていたのですが、改めて読みたくなり入手しています。
ジャズもそうですが、ジャズメンと呼ばれる演奏者にも迫った一冊。
なんとなくショートショートを思わせる、気軽で手軽な作品です。
巻末にはおすすめの名盤30枚をセレクト。
こういった材料から、ジャズの幅は広がっていきます。
中山さんはかつて刊行していた「スウィングジャーナル」の編集長をされていた方で、ジャズジャイアンツと呼ばれる数々の大御所にもインタビューをしてきた方です。その方の文章には、いいようのない重みを感じます。それは目の前でギグを観ている、そんな感じがするのです。