つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

令和4年5月の読書感想文⑩ B級ジャズ名盤迷盤101 CDジャーナルムック

この本の副題は「60年代のジャズ喫茶で輝いた101枚」とあります。

B級ということばにも惹かれましたが、ジャズ喫茶でとなると読まずにはいられません。

 

B級ジャズ名盤迷盤101 CDジャーナルムック 個人蔵

 

エッセイ&トーク相倉久人・三野村泰一・村井康司

ディスク解説:青木和富・市川正二・上村俊晃・小川隆夫・後藤誠・高井信成・村井康司

 

B級ジャズと指すのは当時の話のようで、実際にガイドに触れてみると、「この作品がB級とは」と思ってしまいます。60年代からもう60年は経過しているわけですから、評価も大きく変化しているでしょう。そういうことにして読んでいくと、まぁ面白い面白い。ディスクガイドもさることながら、プレイヤーの人生に触れているところもいい。こういったところから新たな作品に手を伸ばしてしまうのです。

 

 

何の先入観もなしに聴くのもいいですが、こういったガイドブックを読んでから聴くのもまたいいと思います。こうしてジャズ好きはどんどん深みにはまっていくのです。