なんの制限もかかっていない時期というのは本当に久々で、内心「いいのか?」と思いながら当日のツアーに参加。実は前回(確か2年前)にもめぐたろうは函館に来ており、初めて演奏を聴いています。今回はワクチン3回目のスケジュールに近かったため、体調を確認しながらの参加となりました。
めぐたろうHP
今回のツアーは晴れて3枚目のアルバムを引っ提げてのもの。
当日はライブ会場でCDを購入し、ありがたいことにサインをしていただきました。
ちなみにめぐたろうは
・大谷愛(おおたにめぐみ)ピアノ
・中山健太郎(なかやまけんたろう)ドラム
の、デュオとなっています。
ライブによってはこれにほかのプレイヤーが加わる、なんてこともあるようですが、この日函館で聴いたのは純粋なお二人の演奏でした。
アクリル板の仕切りがあるため、若干の光が。
どうやら北海道でのツアーに関しては、参戦する顔ぶれがおおよそ決まっているようです。前回も今回も、函館でのライブは似たような顔ぶれとなりましたし、めぐたろうの御二人も観客の方と親しそうに話されていました。
めぐたろうを知ったきっかけは「JAZZ JAPAN」。大谷さんが北海道出身ということも書かれており、ではちょっと聴いてみようか、ということになり、函館に来ることを知り、足を運んだという流れになっております。
ライブの雰囲気ですが、若干の漫才気を含んだもの(どんなだ)になっています。
丁寧に楽曲の紹介、解説をしてから演奏に入るというスタイルで、面白味が増します。今回のライブでは既存の曲から新アルバムから数曲、そしてリクエストに応えるなど多彩な顔を見せておられました。
ぼくはちょうどドラムを真正面(それでも多少の距離はある)に捉えて演奏を聴いていたのですが、「ドラムってこんなに忙しいのか」と思えるほど、いろんな音を出されていく光景を目の当たりにしました。ピアノはどちらかというと自分の世界に入っているような感じがしていましたが、時に鍵盤を、時にドラマーを、時にあさっての方向を見ながら演奏。何かのタイミングに入るときはアイコンタクトのようなしぐさを交えてテーマに入ったり、ソロパートに入ったりしていました。自然とこの日はドラムの音が大きく聞こえていましたが、それもまた醍醐味でしょう。
個人的にはこの御二人がのだめカンタービレののだめと千秋に見えて仕方なかったのですが。笑
ライブは休憩を挟み、前半、後半、アンコールと続いてその幕を下ろしました。
とてもいい余韻が残るライブとなりました。
翌日帰宅しますが、この日購入したばかりのCDを流しながら運転。
色んな思いが詰まった楽曲は、また生演奏で聴きたいなと思わせてくれます。
函館はジャズが活きている街です。
スケジュールが合えば、他のイベントにも積極的に参加したいと思います。