つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

令和4年8月の読書感想文④ JAZZ SONG BOOK 五味太郎:著 オークラ出版

ジャズの歌27曲を、絵と訳詞で蘇らせた一冊になります。

 

 

JAZZ SONG BOOK 五味太郎:著 オークラ出版 個人蔵

 

再構成復刻版と帯にあるのですが、その理由はあとがきに記載されていました。

以前は2冊の本があったそうなのですが、諸事情により復刊が難しく、現在の構成になったようです。

 

 

ジャズソングの訳詞は様々あり、CDのライナーノーツからジャズシンガーの意訳に至るまで様々です。そこに心情が入るからこそ、その歌の様々な表情を知ることが出来ます。

 

今回は絵も加わり、歌の表情といいますか、印象がぐっと広がる感覚があります。

27曲はたったなのか、それともなのかは人次第ですが、かなり充実した内容だと思っています。

 

ジャズソングは本当にたくさん存在します。この本に収録されている歌以外にも、素晴らしい歌は多数存在します。そういった歌に出逢い、自分で意訳してみても面白いと思います。それくらい、ジャズにはドラマが溢れているからです。