つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

令和4年12月の読書感想文③ 今日は誰にも愛されたかった 谷川俊太郎・岡野大嗣・木下龍也 ナナロク社

最近、自分の中でアツいのが「ナナロク社」。

 

2019年の刊行になりますが、木下さんがメディアに出たことで、再び注目を集めたことと思います。

 

 

今日は誰にも愛されたかった

 谷川俊太郎・岡野大嗣・木下龍也 ナナロク社 個人蔵

 

ひとりの詩人とふたりの歌人による対談と、連詩の試み。

その試みによる感想も含まれているので、とても充実した一冊となっています。

 

詩と短歌は、あらそったりしないのだろうか、というわたし個人の疑問はどこ吹く風で、お互いに手を取りながらあっちへ行こう、こっちへ行こうという歩みが読み取れました。おなじ「ことば」を使った創作は、こんなにも幅広い世界を持っているのだと痛感しました。

 

木下さんの存在を知ったのは、NHKのドキュメント20min.で。

その後情熱大陸でも登場しました。

最近は短歌に惹かれている自分がいます。