つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

令和4年12月の読書感想文④ here 宿久理花子(しゅくりかこ):著 七月堂

何を読んでだったか忘れてしまったのですが、詩人による詩集であったことから、いろんな詩人に触れたいのだなという当時の気持ちを再確認するに至りました。

 

 

 

here 宿久理花子(しゅくりかこ):著 七月堂 個人蔵

 

宿久、と書いて「しゅく」と読むそうです。珍しい苗字です。

 

表紙にも魅かれる詩集ですが、収められている作品も瑞々しさを感じます。

 

繰り返しになってしまうのですが、詩は自由であり、表現も多岐に渡っています。

 

何となく表現し尽くされた印象がある分野だと思っているのですが、宿久さんの詩集に目を通すと、いやいやまだまだという巻き返しを感じます。

 

慣れない記載表現を見ると戸惑うことはありますが、現代のことばは普通に書いてもその表現は難しいということなのでしょうか。その考えがひょっとしたら古いのかもしれません。

 

少しでも文章を書く身として、常に感じておきたい水流のようなものだと思いました。