板橋夏実Trio at 札幌くう
BiSH札幌ライブの前哨戦、というわけではないのですが、札幌に来た時にはなるべくジャズライブの予定をチェックするようにしています。
今回も札幌市営地下鉄西18丁目駅付近にある「くう」にて、ジャズライブを聴いてきました。
くう
ここで聴いてきたのは「板橋夏実トリオ」。
編成はトロンボーン・ピアノ・ベースという変則編成になっています。
この日もあちこちのお店でジャズライブが開かれていましたが、今回はこちらをセレクト。
理由はいくつかあり、トロンボーン奏者の板橋さんは1月に札幌・キタラで聴いたジャズアンビシャスのバンドメンバーです。あの時はソロも短い時間でしたが、とてもいい演奏でしたので機会があれば小編成でのライブも聴いてみたいと思いました。
ピアノの中島さんは、3月におなじくこのライブ会場で聴いた「TKOオーケストラ」のメンバーです。その日初めて中島さんのピアノを聴いたのですが、とてもいい演奏でしたので、また何かの機会に聴いてみたいと思っていました。
ベースの辻さんは今回初めてとなります。
板橋夏実
中島弘惠
辻さんは個人のページがありませんでした。
さて今回の編成。MCを聴くと初めて組んだようで、この日が初のライブでした。
とはいえ実力者が揃っていましたので、演奏は心配無用。ドラムレスでしたが、ベースとピアノがアグレッシブにリズムを取っていましたので、バランスは盤石だったと思います。板橋さんの演奏ですが、凄く丁寧に吹かれていたように思います。アグレッシブな面も見せていましたが、ゆるやかな演奏というのが彼女のスタイルなのかもしれないなと思いました。
中島さんのピアノは常にアグレッシブ。グイグイ行くぜ、という印象。
変幻自在のピアノはトリオの大黒柱に感じました。
ベースの辻さんは今回初聴きでしたが、なんと「歌うベーシスト」でした。
とは言っても自分の演奏に合わせて口から音を出しているだけなのですが、これまでCDではそういう音を聴いてきたものの、実際に耳にするのは初めてで、そんなところで興奮してしまいました。
とてもいい時間を過ごしました。
一方で身体は悲鳴を上げていました。
この次の日に、身体のメンテナンスを行うことにしていました。