つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

【活動報告】北海道・駒ヶ岳登山

先週はずっと職業研修で畜産の実習をしていましたが、一転して週末はお手伝いに出掛けていました。

 

その間、ずっとお天気が良かったので、思い立ったが吉日ということで、隣町の森町(もりまち、と読みます)に向かい、駒ヶ岳登山をしてきました。

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話に聞きますと、駒ヶ岳は初心者向けの山なのだそうで、現在は頂上まで登ることができず、馬の背までの登山となります。

 

また、登山については車で6合目まで向かうことが出来ますので、登山時間も比較的短時間で済みます。

 

ちなみに今回の登山時間は、登り1時間10分、下り1時間(ともに休憩含む)かかりました。

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整理棚からひとつかみ。 インスト・サントラ編 その12

MACROSS PLUS THE CREAM P・U・F / SHARON APPLE

 

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1.INFORMATION HIGH
2.Idol Talk
3.The Borderline
4.SANTI-U


マクロスプラスの劇中に登場するバーチャロイドシャロンアップルのヴォーカルミニアルバム。
1曲目はサウンドトラック未収録のため、このアルバムでしか耳にすることができません。
そのため、当時は幾度となくリピート再生した記憶があります。
このミニアルバムからもわかるとおり、シャロンの存在感はたっぷりとあります。
それは音を伝える手法もさることながら、伝える力そのものがあったのではないかと感じています。

整理棚からひとつかみ。 邦楽編 その47

mimomemo the memorable songs of mimori yusa / 遊佐未森

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ESCB-1865

 

1.山行きバス[道草ノススメ]
2.森とさかな
3.Diary
4.Floria
5.ONE <remix>
6.roka
7.アカシア
8.つゆくさ [小夜曲]<remix>
9.海
10.suhada
11.恋かしら
12.たしかな偶然
13.野生のチューリップ
14.潮見表
15.Silent Bells


全曲リマスタをかけた、本人選曲によるベスト盤。
未発表曲2曲を含んでいます。

このアーティストの歴史はとても長く、メディアといった一線から離れていても着実にそのキャリアを積み上げてきている存在です。
そして何より、歌が色褪せません。
帯には「21世紀に残したい~」という文句がありますが、これはまさしく残るだろうというオーラのようなものが見える気がします。

心から、彼女の歌に逢うことが出来てよかったと感じた1枚です。

整理棚からひとつかみ。 ジャズ編 その173

【Series Wayne Shorter

footprints live!  /  Wayne Shorter

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UCCV1028

 

1.Sanctuary
2.Masquelero
3.Valse Triste
4.Go
5.Aung San Suu Kyi
6.Footprints
7.Atlantis
8.Chief Crazy Horse(Bonus Track)

 


parsonel

Wayne Shorter(ts:1-4,6-9)(ss:5,6,8)
Danilo Perez(p)
JohnPatitucci(b)
Brian Blade(ds)

 


Tracks;1,2,6 recorded July 20,2001 at Festival de Jazz de Vitoria-Gastiez,Spain
Tracks;3-5,7,9 recorded July 24,2001 at Jardins Palais Longchamps,Marseilles,France
Track;8 recorded July 14,2001 at The Umbria Jazz Festival,Perugia,Italy

 


長いキャリアのなかでも、これが初のライブアルバムと言うところが興味深い。
そのため、か、手放したくないという気持ちにさせるほど、ここに込められている音源は素晴らしいです。
彼の演奏を生で聴いたことがないが、ここに込められている演奏は年齢を感じさせない、そしていつまでも「求めていく」姿勢がありありと見えます。
ぼくはジャズを聴き始めた頃、ライブアルバムは聴きませんでした。スタジオアルバムが聴く価値があるのだとさえ思っていた頃があります。
でも、それを打ち砕いたのが、ジャズのライブアルバムでした。その後、他のジャンルにおいてもライブアルバムを聴くようになっています。

このライブ集には、即興演奏も含まれています。そこには、コルトレーンをオマージュする表現も含まれているように感じます。
年齢に関係なく、第一線にいることが出来る彼は文句なしに素晴らしいと感じました。

整理棚からひとつかみ。 インスト・サントラ編 その11

超時空要塞マクロス SONGコレクションFOREVER

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1.マクロス 歌:藤原誠
2.愛・おぼえていますか 歌:飯島真理
3.SUNSET BEACH 歌:飯島真理
4.私の彼はパイロット 歌:飯島真理
5.マイ・ビューティフル・プレイス 歌:飯島真理
6.遥かなる想い 歌:土井美加
7.0-G Love 歌:飯島真理
8.小白竜-シャオパイロン- 歌:飯島真理
9.想い出のホワイトクリスマス 歌:土井美加
10.地球にメリークリスマス 歌:ウイングス・シンガーズ
11.やさしさSAYONARA 歌:飯島真理
12.天使の絵の具 歌:飯島真理
13.シルバームーン・レッドムーン 歌:飯島真理
14.傘の中 歌:土井美加
15.星の夜のミサ 歌:土井美加
16.ジングルベルが失くなった 歌:鶴ひろみ 室井美雪 佐々木るん
17.涙のサンタクロース 歌:ウイングス・シンガース
18.星のささやき 歌:飯島真理
19.愛は流れる 歌:飯島真理
20.ランナー 歌:藤原誠

 

いわゆるファーストマクロスにて流れた歌のみを集めた企画アルバムになります。
昔のアニメといった楽曲が並びますが、同時にそれは耳に残る楽曲であるということになります。
全20曲。これらはすべて、マクロスを代表する歌となりました。
ここから、歌の力はアニメを超えた各分野に発揮し始めます。

整理棚からひとつかみ。 邦楽編 その46

彩-Sai- / ネーネーズ

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1.SUNEI
2.オキナワン・パッション
3.パラダイスうるま島
4.ワジワジ ワルツ
5.遠くから
6.黄金の花
7.ハワイ行進曲
8.新北風(ミーニシ)
9.根間ぬ主
10.手紙
11.アカブーMISA
12.スンガー節
13.まつりの夜

ネーネーズ are
金城泉
比嘉綾乃
那覇
上原渚


8年前に沖縄へ旅行した際に訪れた会場にて生ライブ等を堪能し購入した1枚。
ポップスに限らず、こういった伝統芸能をこの身に感じることはとてもよいことだと感じています。
昨今ではアイヌの歌である「ウポポ」もポップスになり、全世界に広がっていることを考えますと、
その土地にある民謡と呼ばれる歌は無限の可能性を持っていることになります。

沖縄地方の歌を歌ってきた人は多くいます。
そしてこれからも、たくさん出てくることでしょう。
そのひとつひとつに耳を傾けるのは難しいですが、可能な限り堪能したいと感じました。

 

整理棚からひとつかみ。 ジャズ編 その172

【Series John Coltrane

OM / John Coltrane

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1.OM


parsonel

John Coltrane(ts,ss)
McCoy Tyner(p)
Jimmy Garrison(b)
Donald Garrett(bcl,fl)
Elvin Jones(ds)
Joe Brazil(fl)
Pharoah Sanders(ts)

 


1965年10月1日録音


65年収録なので、コルトレーンの楽曲としては最後尾に近い位置取りになります。
また、収録曲は「オム」ただ1曲。
この1曲だけで30分近くの時間を費やしています。

聴きはじめは「これはジャズなのか!?」「これがジャズなのか!?」という想いに駆られます。
聴きなれないうちは、なんだがかがちゃがちゃやっているようにしか聴こえなくて、次第にまとまっていったかな?と思ったら、お経のような声が聞こえてきて終わり。

このアルバムでコルトレーンは何をしたかったのだろうと思ってしまいます。

 


コルトレーンをこういった音楽へかき立てたのは、ある人が影響となっています。

それが、シタール奏者の「ラヴィ・シャンカール」。
じぶんの息子にも「ラヴィ」と名付けるくらいなので、その入れ込みようがよくわかります。

 


いわゆる「フリー・ジャズ」と言われたこの時代ですが、評価は真っ二つに分かれています。

この曲の収録の前に、問題作の発端となった「アセンション」を吹き込んでいるためで、かなりな色目で観られていたと思います。

 


ひやかしの意味も込められていたであろう、コルトレーンが求める「精神的なもの」。
それは、当時の社会では到底理解はできなかったのではないかと思います。
その理由として、咀嚼するためのボキャブラリーがなかったからではないかと思うからです。
現在は彼、そして彼の曲に対する考察や研究が進んでいますが、彼が受けた刺激の道のりを辿っていくと、この変化は必須のものだったに違いありません。

OM(オム)とは日本語のお経にある「南無」。この「南無」は「帰依」を意味します。
楽曲ではしきりにこの「OM」が聴こえてきますが、コルトレーンはこの曲を「祈り」として扱いたかったのかもしれません。

整理棚からひとつかみ。 インスト・サントラ編 その10

COWBOY BEBOP No Disc O.S.T.2

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1.American Money
2.Fantaisie Sign
3.Don't brother none
4.Vitamin A
5.LIVE in Baghdad
6.Cats on Mars
7.Want it all back
8.Bindy
9.You make me cool
10.Vitamin B
11.Green Bird
12.ELM
13.Vitamin C
14.Gateway
15.The Singing Sea
16.The EGG and YOU
17.Forever Broke
18.POWER OF KUNG FOOD REMIX


前作とは一転し、バラエティに富んだサウンドトラックになっています。
ボーカル曲もコミカルな曲も入っており、なんだかお笑い要素が加わったような印象です。ちょっと昔のテレビアニメサントラといったところでしょうか。

 

ファーストインプレッションをいい意味で打ち砕いてくれた作品です。