つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

あの日のこと。 ~おわりに~

自分が思っていた「以上」に「あの日のこと。」と題した記事を長く書き続けた形になりました。

 

4月のイベントからゆうに2か月は経過しており、反省も十分に終えたはず・・・と言いたいところではありますが、逆に「ここからが本番だぞ」という機運の高まりを感じた2か月でもありました。

 

 

 

 

心の整理とひとことで言ってしまっていますが、言うほどかんたんではないのが実際のところ。整理するよりも「いつしか忘れている」ことのほうが多く、何かのきっかけに思いだし、苦しみや辛さなどが「増す」という傾向をわたしたちは長年続けているのではないだろうかと思いました。

 

その理由として、心は「目に見えない」ことが挙げられます。

当たり前でしょ?とツッコミが入りそうですが、実際問題、わたしを含め多くの人は「目に見える事象」に捉われ、ときには流されてしまいます。事象は日々忙しく動くので、把握するにも相応の集中力が必要となります。それを毎日繰り返しているわけですから、目に見えることにかかりきりになるのは何ら不自然ではなく、かえってしょうがないと言えます。

 

だからといって「しょうがない」ままにしておくのは違います。

言い換えれば、日々忙しくしており、他のことに手が回らないということは、ある意味「余裕がない状態が少なからずある」ことを指しています。買い物や余暇を創る時間があったとしても「しょうがない」としている問題がそのまま残っているとしたら、それはその問題と向き合う「余裕」がないことになります。頭の片隅に「気にかかっている」程度のものでも残っているならば、それは早い段階で「整理」しなければならないことだと、どこかで自分自身でもわかっている、ということになると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、どうやって整理するのか?

 

その方法のひとつが「ガラクタ整理」です。

もちろん、これが唯一の方法、という訳ではありません。

カウンセリングや各種ワークなどでも、表現は異なると思いますが同じことを行うと思います。

ただ注意したいのが、ワークでもスピリチュアル、宗教でも「当初の目的」から離れないようにしていくこと。掘り下げていけば次々と新しい課題が見えてきます。だからといって今取り掛かっている課題を後回しにしてはいけないからで、興味を他のことに逸らそうとあらゆる方法で「魔が差す」状況を創ろうとします。それに流されないようにするためにも、しっかりと向き合うためにも、ガラクタ整理(推奨)を行うことで「集中力」や「決断力」などを養い「実行」できる力を育んでいくことが大切だと考えています。

 

 

 

いまは本屋でもセミナーでも「心(マインド)」にアプローチをかけるというものは本当に多くなりました。ひと昔前では「うつ病」に関する認識も職場ではおざなりに扱われてきた印象がありましたが、現代病のひとつとまで言われるようになり、それを支える態勢も拡充しています。が、まだまだ「充実」していないのも事実で、民間だけではなく、行政としても「社会復帰」を支援するための超長期プロジェクトとして、心の病を抱えている方や、吐き出せないストレスを抱えている方へ手を差し伸べて欲しいとも思っています。

 

民間だけでもダメ。行政だけでもダメ。やはり手を組むことが大切だと感じています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あの日」は、わたしを奈落の底に連れて行きました。

そこでわたしは過去の「苦しい思い出」と対峙しました。

それはずっと「遠ざけていた、見て見ぬふりをしていた」課題だと知りました。

それを「整理」しないことには、これからも同じことを繰り返すと感じました。

 

わたしは「変わりたい」と思いました。

わたしは「苦しみたくない」と思いました。

わたしは「感情の紐解きをしなければ」と思いました。

わたしは「生きるために、整理しよう」と思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

途中、文章がまとまっていなかった記事もあったかと思います。

書いていると、やはり感情がぐぐっと込み上げてきてはタイプしている手を止めようとします。集中を妨げようとします。それをこらえながら書いてきたところもあるので、この場をお借りしてお詫びします。ただ修正はしないでいこうと思います。そのほうが現実味があるし、反省点としても確認することが出来るから。

 

そういった「いまはまだ欠けているもの」を記録として残していき、そこからの変化をブログをお読みの方々に感じていただけるのなら、それがいちばんだと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

この記事で「あの日のこと。」を締めくくり、シーズン4もフィナーレに向かいます。

気づけば6月もあと何日かで終わりを迎えます。

 

わたしも「次」に向かうため、歩みを強くしていきます。