つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

ガラクタは、言うならカラダにある「メタボ」そのものだと思います。

やっと、体調不良が「抜けて」いきました。

 

以前は頻繁にというか、月イチの感覚でなんらかの不調を訴えることが多かったのですが、最近ではその間隔がぐーんと伸びてます。加えて不調から抜け出る手段を講じても中々効果を表さなかったのですが、それも効果を発揮するようになり、自分自身である程度のメンテナンスが出来るようになってきた実感があります。

 

それでもどうしようもない(笑)ときがあり、その時は無理をせずのんびり過ごすしかありません。こういう時にあれこれとやりたいことを盛ってしまうと泣きを見てしまう。何度も何度も繰り返して実感した個人的な経験です。

 

 

 

じぶんが所有している「モノ」への見方ががらっと変わってからそれなりの時間が経過しました。家庭ごみはそれなりに(それでも以前よりは減りましたが)増えていますが、何ら気になることはなくなりましたし、継続的に使っていく「モノ」に関しても爆発的に(リバウンドという意味で)増えてもいません。逆に新しいところが見えてきて、ああここも減らせるな、これもう手放してもいいなとひとりごとのようにぶつぶつつぶやきながらあれこれと手に取っているという行動が自然にできるようになっており、東京で習い、自宅で実践してきた「ガラクタ整理」がしっかりと身についたという実感を得ました。

 

やはり不思議だったのが「モノ」がたくさんあったころに比べると、現在のほうが体調もいいし、精神状態もいいのです。これを数値に表すことは出来ませんが、わたしの体重の話をすると「間違いなく減っている」ことは実感しています。

 

わたしの体重は現在58kgなのですが、ガラクタ整理を始める前の体重は60kgでした。以前は何をやっても60kgから大きく数値は変わることがなかったのです。それが、ガラクタ整理を身に着けてからは体重が1~2kgではありますが「確実に」落ち「戻ることなく」維持できています。一度体重を56kgほどまで落としたことがあり、どれくらい戻るかというのを試したことがありましたが、大きくリバウンドすることはなく、やはり58kg台で落ち着いています。

 

以前「ガラクタ整理をすればダイエットになるかも?」と記事内に書いたことがありましたが、結果は「ダイエットになった」ということに。この時期は「痩せなきゃ!」という悲痛な声があちこちから聞こえてきそうですし、様々な通販で紹介されているシェイプアップ関連のアイテムを購入されてもいいとは思いますが、それが「習慣」にならなければ意味がないと思いますし、お金の無駄だと断言します。よく○○ダイエットということばで流行をつくろうとしていますが、それは「一時のもの」だと理解できなければなりません。あれがいい、これがいいと常に情報に「流されている」状態では、結局はなにも定着することはありませんし、結果も出ません。そして自分の手元には購入はしたが途中でやめてしまった・・・というモノが大量に残るだけ。これはどう考えてもおかしいと思いますよ。もちろん実践者の意思はじゅうぶんに関係してきますけども。

 

個人的にはダイエット食品やダイエット機器についてはディスりたい気持ちでいっぱいなのですが、それはまたの機会にして(笑)、身近なことでダイエットを意識した話をしたいと思います。

 

 

 

現在不定期ではありますが、整理の対象になった「モノ」を「ネットオークション」に出品して売却しています。もちろん、高値で落札されることもあれば、入札がないまま終了することも。その他にも売却する手段は持っているので、いくつかの段階を経ながら着実にモノを減らしていっています。

 

わたしが所有する「モノ」の多くは本やCD、そして衣類です。ガラクタ整理を始めたことで、自分で勝手に作っていた「聖域」に手を伸ばして、大規模なブラッシュアップを始めました。詳細については「ガラクタ整理 シーズン5」として連載記事を書いていきますが、モノが売れていくこともたいへんうれしいのですが、やはりいちばんうれしかったのはモノが「減る」ことだったと言えます。

 

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 昨日の朝に不調が抜けた実感があったので、オークションで落札されたモノを梱包し、発送しに出かけました。写真はその一部ですが、箱に入っているものはハードカバーの本で、その重量は7kg近くあります。そしてバッグに入っている本も大きさはさまざまですが、3kg近くはある重量です。およそ10kgにも及ぶ重みのある「モノ」を、この日は手放しました。今日もこれから発送をするのですが、約2kgの重さを「手放します」。

 

記事を書きながら思い出したことは「持たないことが安定」ということばを教えてくれた師匠(勝手に)の竹内さん。持たないことで本来のバランスを思い出す、といったところでしょうか。やはりいろいろと持ってしまうのはかえってバランスを崩してしまうようです。

 

 

 

きょうの札幌も夏にふさわしい天気になっています(ちょっと曇りかも)。思えばガラクタ整理の記事を書いていながら、自分が提供するメニューについて触れていなかった(汗)ので、これから各種メニューの作成に取り掛かります。「やってみてわかることがある。」とはわたしの持論ですが、自分で動いてこそ見えるものがあり、わかるものがあります。それを見聞きしていて知っていたとしても、それは本当の理解にはつながりませんし「腑に落ちる」こともないと思います。

 

わたしはもう、この人生を後悔したくない。そんな強い気持ちで、きょうからまた過ごしていきたいと思います。

参議院選挙から見えた「とってもおおきな癖」。

先日行われた参議院選挙。

 

結果は与党側の勝利となり、大方の予想通りという結果になったのだと思います。

わたしも今回は期日前投票にて選挙区と比例代表、それぞれ投じてきました。

選挙公報も「いつもより早く」届き、熟読(いつもは投票日の2・3日前頃に投函)。

ああでもない、こうでもないとブツブツ言いながらやっとの思いで投票先を決め、投票してきました。

 

 

投票日当日の夜は選挙特番を見るようになってから、どれくらい経ったでしょうか。

放映中の番組がそれしかないからだとかいろいろと理由はありますが、最低でもその選挙の結果がどうなったかを知ることが必要と感じたためかもしれません。選挙というイベントから見える思惑や投票する側の感情、いまこの時代の風潮を噛み締めながら、投開票後の新聞記事を読みながら、いろいろと考えるところがありました。

 

 

ここではあくまで「じぶんが感じたこと」を書いていきます。こと政治や宗教に関しては「ナーバス」になったり「タブー視」されたりと、ときにはその道の人もよくわかっていないんじゃないか(笑)と思うことがあります。選挙期間中にSNSを見ていましたら、とある候補の応援コメント等をシェアした人のところへ「政治も知らない素人が好き勝手なことを書くな」という批判コメントが寄せられたそうです。それをどうこういうつもりはないのですが、ここまで「狂わせる」ものはなんなのだろうと思ったことは言うまでもありません。

 

 

 

―したたかな与党 正直すぎた野党―

 

今回の選挙の印象です。新聞やテレビなどの報道でも言われている通り、与党側は選挙期間中「憲法改正」については言葉を発しなかったそうです。逆に野党は「憲法改正」について声高く叫び、与党を非難したそうです。安保法をめぐる騒動を含め「戦闘行為」がよぎる物事に対しては敏感で、かつ強固な姿勢を取っていた人たちが多くいたはずなのですが、そのような熱をものともせず、経済政策などを訴えた与党が議席をより強固なものとしてしまったことには皮肉を感じました。

 

報道で聞く範囲では、自分の党や自身の政策を訴え、他党(または他の候補)を批判するというこれまでの演説方法がとられましたが、与党と野党それぞれが違う内容を訴えており、最終的に「焦点」が定まることはなかった感があります。討論番組は結局見ることは

なかったのでわからないのですが、印象として「情報戦」を制したのはこれに長けた与党側、ということになったと思います。もちろん、与党の主張に対する反論や対案等は掲げていたと思います。それが浸透しなかった原因があるはずなので、次の選挙にどう活かしていくかがポイントだと思います。

 

 

 

―説得力に欠けたと感じたままの世論が生み出したもの―

 

度重なる失言や不祥事、公約の反故等で信用や信頼が地に堕ち、ついには地面を掘ってしまうくらいに下降したということをほんとうに多くの人が感じていると思います。信用に足る出来事や実績が示されない(と感じている)まま月日が流れているため、投票する側も何を「焦点」に指示すればいいかわからないし、材料が見つからない。そうこうしていくうちに「無党派層」と呼ばれる一番巨大な組織が出来上がってしまいました。

 

何を基準に投票すればいいかわからない。

 

これは、いつどの選挙でも出てくる言葉だと思います。

そして難しいのは、その基準を統一するのはほぼ不可能だということです。

日本という国はとても広いです。北と南では文化風習が異なります。

よって、何が一番大事かということも変わってくる場合があります。

「何言ってるの!今は○○の問題が一番でしょ!!」という声が聞こえてきそうですが、その声とは裏腹の結果が、この参院選では出たように思います。

 

今回の選挙で投票できる国民の年齢が引き下げられました。

それでもというか、なんというか、投票率は上がることはありませんでした。

 

より多くの世代を対象として行われた選挙ですが、これほどまでに「投票してもね~」という空気を感じたことはありません。もう夢も希望もないといった感じが多かったのではと思います。

 

 

世論調査や数々の報道でも「与党は信用できない」「与党は結果を出していない」といった声を多く聞くのですが、フタを開けてみたら与党の勝利になってしまうのはどういうことだろう?と考えたら、与党へ投票した人はもちろん「投票しない人も」与党を支持したと同じような力が働いたんだなと感じました。

 

理由としては野党に票が入らなければ与党を上回ることがなく、政権交代をはじめ様々なことを推し進めていくことは不可能です。「与党にも野党にも投票しない」と決めている人の意思は尊重したいところですが、皮肉にもそれは「得票が多い政党」を応援していることにつながってしまうということを切実に知るべきなんだと思いました。

 

 

 

この次の選挙はいつになるかはわかりませんが、その間にわたしたちがやるべきことは「政治」「政策」を勉強するとともに「政党」「議員」も勉強していかなくてはと感じました。それほどの余裕がみなさんあるわけではないですが、短期間で決めようとするから、メディアの報道にうんざりしすぎているから投票先が決まらないのではと思っています。

 

その反面、世の中が変わって欲しいと強く願う人たちは日に日に増えています。そのアンバランスな状態をいつまでも続けていてはだめだと思います。大事なことを先延ばしにしてしまうことで、取り返しのつかないことになったという経験をした人も多くいらっしゃると思います。そう簡単にいかないかもしれませんが「変えたい」と思うのであれば、確実に投票に行くことだと思います。1票を投じることだと思います。

 

 

 

 

 

 

毎回選挙後は「不正云々」という話が聞こえていますが、それすらも圧倒するほどの投票をしていくことが必要です。与党であっても、野党であっても、得票数が劇的に変わればその口から出る言葉や行おうと考えていることに変化が生じてくるはずです。不正は許すことは出来ませんが、現在の選挙制度や選挙活動の方法が「がらっと」変わらない限りはずっとついてくる問題です。それを嘆きはするが投票しないでは、いつまで経っても「どうせ~」という癖は抜けません。

 

 

 

周りはとやかく色んなことを言います。ときには自分の責任等そっちのけで。

それに流されることなく、じぶんの目で見たこと、耳で聞いたことを材料として、何かを「変える」ための行動を起こして欲しいと願っています。それは選挙であっても、日常生活におけることでも同じです。誰かが変えてくれる、誰かがおぜん立てしてくれるわけではないのです。いつまでもいつまでも待っていてはだめです。無駄です。

 

これはわたし個人の感覚や見解ですが、何かが動くとき、それはいつも「ひとり」の行動がきっかけだったように思います。それが賛同を呼んで集団になって・・・という流れは枚挙にいとまがないですが、勇気あるひとりの行動が、世界を劇的に変えてきた歴史は確実に残っていますし、これからも起こりうることです。

 

たとえひとり「だけ」の行動では小さいものだったとしても、行動を起こすことによって賛同の輪が集まってきます。そうすると「無視できない規模」にまでその行動は発展します。それは一種のムーブメントです。そしてビッグウェーブが起き、法案成立の大きな後押しになったりするのです。

 

投票先が与党であれ野党であれ「ひとりの行動」が数多に起こることで世の中の風潮は大きく変わります。そのひとつに「投票率」があると個人的には思っています。とかく湿っぽい話題が多い今日ですが、投票に関しても、仕事やプライベートに関しても、誰かが何かをしてくれるのをひたすら待つ、のではなく、行動を起こすことが「実は最大の解決方法」だということを知って欲しいと思います。

 

 

それにしても、選挙特番の池上彰さん、インタビューするさまはまるで「圧迫面接」でした。これには嫌悪感を示す人もいるかもしれませんね。

整理棚からひとつかみ。 ジャズ編 その20

THE DAVE BRUBECK QUARTET / BOSSA NOVA U.S.A.

 

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1.BOSSA NOVA U.S.A.
2.VENTO FRESCO(COOL WIND)
3.TROLLEY SONG
4.THEME FOR JUNE
5.CORACAO SENSIVEL(TENDER HEART)
6.IRMAO AMIGO(BROTHER FRIEND)
7.THERE'LL BE NO TOMORROW
8.CANTIGA NOVA SWING
9.LAMENTO
10.THIS CAN'T BE LOVE

 

Dave Brubeck(p)
Paul Desmond(as)
Gene Wright(b)
Joe Morello(ds)

 

Rec:
January 3.1962 at NY is 2.5.6.8.9
July 2.1962 at NY is 3.10
July 12.1962 at NY is 4.7
October 25.1962 at NY is 1

 

ボサノヴァの「要素」を取り入れたアルバム。ただ全編ではないようです。

1960年代のジャズ・シーンではボサノヴァが流行っていたようです。
その火付け役の一人に「スタン・ゲッツ」がいます。

いろんなプレイヤーがボッサを取り入れた音楽を編み出してゆくなか、ブルーベックもアプローチを行いました。


流麗なピアノテクニックを持つ彼の手にかかると、ボサノヴァも違うジャンルの音楽に聞こえてきます。

 

しかしながらブルーベックが演奏していた「流派」は、ボサノヴァの音楽とよく融けあうようで、結果として傑作が出来てしまった、というのが主な評価となっています。

 

 

※体調が回復しないので、棚つかにさせていただきました。

 

 

だらだら過ごすことだっていいことだと思います。

先週末から刺激的な出来事が続き、夏の気温も数日続いていたため少々体に疲れが溜まってきました。そのくせ「ああしたい」だの「こうしたい」だのを「頭の中」だけでまとめようとして余計に知恵熱を使う状況が続き、かなり疲労がたまってきました。

 

 

 

会社勤めであれば栄養ドリンクを飲んでひとふんばり・・・と行きたいところですが、ドリンクの効果が切れたときの「反動」も知っているため、きょうはだらだらと過ごすことに切り替えました。

 

現在は午後10時30分を回るところですが、先ほどからとても涼しい風が流れ込み、今日一日頑張った(笑) からだを癒してくれています。とはいっても、きょうはほとんど寝て過ごすという、なんとも自堕落な一日を過ごしてしまいました。

 

 

 

ここ最近では疲れで一日寝て過ごすということはなかったのですが、まさに久々という感じであり「どこで無理がかかっていたか」など振り返りながら日記を書いています。恐らくは自身でも把握していない「癖」があって、パフォーマンスを落としているのではないかという仮説を立て、今後の対策を考えることにしました。

 

また、ブログも行き当たりばったりで書くことが多くなり、ギリギリになってから文章を書き始める・・・というちょっと悪い流れも起きています。これも反省を促し、日々の生活から「何を書きたいか」というのをブラッシュアップして、集中して記事の更新に努めていこうと改めて感じました。

 

 

さっそくノートに「いまどんなことを書きたいか」を書き連ねてみると、これがけっこうごちゃごちゃと考えていたようで、一目で「そりゃまとまらんわ(笑)」と言えるほどの項目が出てきました。これを頭の中だけで整理しようとしていたのでパフォーマンスが下がった、という具合が見て取れました。そのほかに幾つか動いていることもありましたので、実行中のタスク管理が上手にいっていないと実感。これは改善が必要と反省しました。

 

 

こうして反省はつらつらと出来ても、実行に移すことが出来なければ意味がありません。

先延ばしすることなく、効率を徐々にでもあげていくためにも、途中途中で「経過確認」が必要だなと感じた、夏日の札幌でした。

整理棚からひとつかみ。 ジャズ編 その19

Jazz Impressions Of Eurasia(ユーラシアの印象) / The Dave Brubeck Quartet

 

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1.Nomad
2.Brandenburg Gate
3.The Golden Horn
4.Thank You
5.Marble Arch
6.Calcutta Blues

 

 

Rec
July 25. 1958 NY & August 23.1958 Warsaw,Poland


Dave Brubeck(p)
Paul Desmond(as)
Joe Benjamin(b)
Joe Morello(ds)

 

 

 

~の印象シリーズ、というものがこのひとの作品にはあるしく、これはそのうちの1作品ということになります。

 


ユーラシアというだけあって、曲ごとに各国の印象強いリズムが展開されていきます。
ベースだけが通常のメンバーと異なりますが、ライナーを読んでもその背景はわからず。
それでも異国情緒を十分に感じ取ることが出来ました。

印象の礎とした国は
アフガニスタン~ドイツ~トルコ~ポーランド~イギリス、そして最後はインドとなっています。

ライブレポート:春風亭一之輔(しゅんぷうていいちのすけ) らくごDE全国ツアー vol.4 ドッサりまわるぜ2016 道新ホール 20160709

先日、人生初の

 

 

「落語」

 

 

を聴いてきました。

 

 

 

 

噺家さんは

 

 

 

「春風亭一之輔

(しゅんぷうていいちのすけ)」です。

 

 

 

 

落語会期待の星と言われているそうで、この方を知ったのはとあるテレビ番組でのこと。

話はもちろんなのですが、その言い回し方やしぐさなども上手で、ぐっと引き込まれるものがありました。

 

演目も「どこかで誰かはやっている」演目で、内容は一度聞けば忘れないというものばかりでしたが、不思議なのは「落語」というのは結末を知っていながらなぜにこうも世界に引き込まれるものなんだろうということ。その醍醐味を知り、落語という日本古来の演芸に魅了されました。

 

 

当日は前座で春風亭朝太郎さんが一席勉め、その後一之輔さんが何席か持つという流れに。

テレビで笑うことも以前と比べれば少なくなりましたが、久々に声をあげて爆笑しました。

 

 

 

 

写真にも掲載しましたが、以下演目です。

 

 

 

らくごDE全国ツアー vol.4

春風亭一之輔のドッサりまわるぜ2016 20160709

 

於:道新ホール(札幌市)

 

 

 

  1. オープニング・トーク ~春風亭一之輔~
  2. 落語「金明竹」 ~春風亭朝太郎~
  3. 落語「短命」  ~春風亭一之輔~
  4. 落語「天狗裁き」~春風亭一之輔~

 

仲入り

 

 5.  落語「笠碁」  ~春風亭一之輔~

 

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わたしは話をして伝えることも、なにかものを書いて伝えることも「これから」の人間だと「敢えて」自負しています。この講演を聴いて思ったのは、地道に続けた「下積み」の重要性です。基本無くして応用無し、といったところでしょうか。わたしも毎日更新するブログとイベント等で失敗を恐れず、また自分に驕らず、常に前に出て、様々なことを「肌で感じて」いきたいと思いました。

「どれくらい」書くか、ではなく。中身を意識することにフォーカスを。

今年1月1日からブログを始めて、早6か月が経過しました。今日はどんなことを書こうかと悩んだ日もあれば、ガラクタ整理の振り返り記事をシーズン化して書いたこともあります。そうこうしているうちに気づいたことがあって、それは「字数」に囚われているかな、ということでした。

 

ブログで文字を綴っていくと、意外にも文字数を気にすることはありません。極端に少ない場合は「今何文字だろ」と気にすることはあります。これもちょっと変な話で、重要なのは「文字数」ではないということ。大事なのは「話の中身」だということを、ちょいちょい忘れてしまいます。どうして文字数を気にするんだろうと思いましたら、大学時代のことが浮かんできました。

 

 

 

大学時代は通信教育部というところに在籍しており、単位を取るためには「授業」を受けることよりも「レポート」を提出する割合がぐっと高かったのです。そしてそのレポートも、提出の条件として「何文字以上書くこと」と提示していたため、否が応でも「文字数」を考えながら手書きでレポートを書いていた記憶があります。

 

その頃はパソコンで文書作成という習慣ではなかったため、圧倒的に手書きが主流の時代でした。それが今ではかんたんにデジタル機器で文書を作成できるため、1時間かけて作成した1通のレポートに相当する文字数を、その半分以下の時間で書き上げることが出来ます。そこに錯覚を受けたのか、頭の中の考えが追い付かないのか、時折「あれ?何書いていたっけ?」と逆に立ち止まることもあり、果たしていのか悪いのかわからなくなることも(笑)。

 

 

 

ブログを始めてまだ間もない頃は「きょうは何文字書いた」と自画自賛していましたが、これがだんだんと「文字数ではなく中身のある記事を」という方向へ変わっていきました。決してこれまでの記事はのんべんだらりと書いていたわけではないですが、小説のように読者をぐっと引き込むことができるような文章力・表現力をつけていこうという意識が強まっています。それは専門的な言葉を並べ立てて語るのではなく、より多くの人が理解できる文章を構成することを意識して実践していくことにつながります。

 

 

 

これまでに書いてきたガラクタ整理の記事でさえ「わからない」と言う人はいると思います。それはしょうがいと思う反面、じゃあ次回はちょっとでもわかってもらうためにじぶんが出来ることはないか?と反省しアップデートしていくことで自他ともに理解の幅が広がるようにイメージをしていく。これはもう完全に自主トレの世界ですが、その「地道な努力」の積み重ねが未知の扉を開いてくれるような気がしています。

 

 

 

わたしにとって「文章を書く」とはいろいろな意味がありますが、それはガラクタ整理と同じように「すっきり」することを目指す行為になります。思考や感情のもやもやがなくなることで日常がスムーズに変化していくのであれば、辛くても苦しくても続けていこうと改めて思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以上までの文章でおよそ1.200文字。大学時代にせっせと書いていたレポートの、必須の記載文字数になります。読めば早いと思いますが、これを直筆で書けば意外と時間がかかるんですよね。学生時代はタコが出来るくらいにせっせと書いてました(笑)

整理棚からひとつかみ。 ジャズ編 その18

Brubeck Time / Dave Brubeck Quartet(デイブ・ブルーベック・クァルテット)

 

  

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1.Audrey
2.Jeepers Creepers
3.Pennies From Heaven
4.Why Do I Love You?
5.Stompin' For Mili
6.Keepin' Out Of Mischief Now
7.A Fine Romance
8.Brother,Can You Spare A Dime?

 

Dave Brubeck(p)
Paul Desmond(as)
Bob Bates(b)
Joe Dodge(ds)

 

Rec:October 12-14,November 10 1954

 

 

不動のカルテット結成前の作品。

コロムビア・レコードでの作品ということですが以外にもスタジオ録音がこれが初。
それまではライブ録音だったそうです。
このころのブルーベックは本当に人気もので、レーベルの看板スター的な存在。
ピアノとサックスが織りなす音楽での対話が、時代に歓迎されているのがよくわかります。
このコンビネーションはジャズの歴史においても特に象徴的なものだったと思います。