つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

整理棚からひとつかみ。 ジャズ編 その95

Sarah Vaughan (邦題:サラ・ヴォーン・ウィズ・クリフォード・ブラウン)+1

 

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UCCU 5016

 


1.Lullaby Of Birdland
2.April In Paris
3.He's My Guy
4.Jim
5.You're Not The Kind
6.Embraceable You
7.I'm Gold There Is You
8.September Song
9.It's Crazy
10.Lullaby Of Birdland(alt.take)


parsonel

Sarah Vaughan(vo)
Clifford Brown(tp)
Herbie Mann(fl)
Paul Quinichette(ts)
Jimmy Jones(p)
Joe Benjamin(b)
Roy Haynes(ds)
Ernie Wilkins(arr,cond)


recorded December 16 &18,1954,NYC


クリフォード・ブラウンと組んだヴォーカルアルバムは、必ずといっていいほどの注目を浴びました。
そしてその注目は、後世にも引き継がれることになります。
サラ・ヴォーンは女性のジャズヴォーカリストの中で必ずと言っていいほど名前が挙がるひとりです。
才能ある二人の出逢いが生んだ最高傑作とも言われているのが、こちらの作品です。
この作品サラの歌声は、ウィットな、そしてどことなく甘さを感じさせる声になっています。
この時代は綺麗なヴォイス、というよりは、個性的な声といったほうがいいかもしれませんが、その人ごとに哀愁漂う声であったり、スインギーな声であったりと、傾向もあれば好みも変わります。
しかしこの作品はそれらの傾向全てを越境し、虜にした作品と言っても過言ではありません。
メンバーには25歳でこの世を去った天才、ブラウニーことクリフォード・ブラウンをはじめ、フルートにハービー・マン、サックスにコルトレーンとも組んだポール・クィニシエット、ドラムのロイ・ヘインズがいることにも注目です。

まっさらな原稿を前にして。

まとまらない、思えるようになってきたこの頃。

 

 

 

まだどこかに「書きたい」とは思っているのだが。

 

どうやら、考えと行動とがうまく結びつかないようだ。

 

 

 

 

 

何を書きたいのか。

どんなことを書きたいのか。

浮かび上がっては霧消していく。

 

星のような遠い位置にあることも、ときには書きたくなる。

書くという行為が、まるで楔を打ち込むかのように。

 

 

 

若いころから、仕事でも日常でも「ことば」を意識するようになった。

 

「ことば」を仕事にしたいと思うこともあった。

しかし、それは困難だった。

 

そしていま。

当初の理想とは異なっているものの、「ことば」を仕事にしている。

 

こんな奇遇もあるのか、と思っている。

 

 

 

 

 

 

 

音楽家が曲を紡ぎだすように

 

わたしも伝え、届けたいことを紡ぎたしたい

 

 

 

 

 

 

 

ときにはどうでもいいようなことを書くこともあるが、その大半は至極真面目なことなのだ。それらの正しさを証明することは皆目無理なのかもしれないが、程よい波紋を生み出すことにはつながるだろう。その波紋がどこかに届き、反響して返ってくればいい。その連鎖が、何かを創りあげていくものと信じている。

 

 

 

 

 

もういちど。

 

書きたいことはなんなのか、書き出してみることにする。

書かねばならないと感じていることは何なのか、探ってみることにする。

 

 

包み隠さず。

怖れから逃げずに。

手紙を書くということ。

久々に、レターセットを取り出してきました。

 

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この時点ではまだ一文字も書いていませんでしたが、先ほど無事に手紙をしたためました。

 

 

 

 

 

手紙の相手は、ぼくの母です。

 

 

 

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いつかは来る結末。

長年使用してきたデジタルカメラ(以降デジカメ)が、起動しなくなりました。

 

 

 

バッテリーパックを充電してみたものの、うんともすんとも言わず。

 

カメラ自体に損傷は見られないため、恐らくバッテリーの寿命かと思われます。

 

 

 

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電源が入らないデジカメを眺めつつ、ついいろんなことを考えていました。

 

 

 

 

 

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整理棚からひとつかみ。 ジャズ編 その94

Legs To Make Us Longer  /  Kaki King

 

 

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EICP407

 

 

1.Frame
2.Playing With Pink Noise
3.Ingots
4.Doing The Wrong Thing
5.Solipsist
6.Neanderthal
7.Can The Gwot Save Us?
8.Lies
9.All The Landslides Birds Have Seen Since The Beginning Of The World
10.Magazine
11.My Insect life

   Hidden Track:Nailes

 

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Kaki King(g)

 

ライナーを読んでみたところ、前作は「デモテープ」的な位置だった、とのこと。
となると、本格的なデビュー作は、本作品になるらしい。

ここでは音楽的背景を少しながらでも知ることが出来るほか、ギターの奏法についても説明してくれている。
そのためライナーを読みながら弾き方をイメージしつつ、曲をかけるというなんとも面倒・・・いや、学習するにはもってこいの方法をとることができます。
また、ライナーにはカーキ本人のコメントによる簡単な曲解説が入っている。ここまでくると結構な内容になると思ってしまいました。

ノスタルジー(郷愁)は、展開を動かすパッション(情熱)のひとつだった。 ~鴨々川ノスタルジア~

9月に入りまして、忙しく動いています。

 

 

 

お天気も忙しさを感じる程で、朝と夜は肌寒いくらいなのに、日中は汗をかくほどの好天気。着るもののコントロールが欠かせなくなります。

 

そんな好天のなか、すすきのの一角にて行われたイベントに顔を出してきました。

 

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それは先日も少し触れた「鴨々川(かもかもがわ)ノスタルジア

 

 

 

薄野(すすきの)の歴史を紐解くと、かつてのすすきのはこんな街だったとか、すすきのの発展にはお寺が欠かせない存在だったとか、とにかく意外な事実が浮かび上がってきます。その歴史を伝えるとともに、新しい試みを行って、すすきのに思いを馳せてもらったり、新たな興味を抱いてもらうためのイベントとなっています。

 

 

このイベント、9月1日から3日までの短期間で行われ、ぼくは最終日の3日になんとかお邪魔することができました。

 

 

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継続した行動こそが教えてくれる大切なこと。

がらくた整理は、続けなきゃだめ。

 

 

 

それは何故でしょう?

 

 

 

理由は、時間の経過とともにモノががらくたに変わり、増えていくからです。

 

いつの間にか増えていくホコリと一緒です。

 

 

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