つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

コミュニケーション(意思疎通)の大切さは、ここにも潜んでいます。~取引連絡~

ガラクタ整理「オークション編」も佳境です。

 

 

 

でも、年内にシリーズ完結ならず(汗)

 

ほんとうは年内に書き上げたかったのですが・・・ちょっと反省です。

あれもこれもと書いていくと、当初想定していたボリュームを超えてしまいました。

そのため、年内での完結が不可能になりました。

 

ま、仕方ありません(笑)

年またぎで、もう少し裾野を広げて書いていくことにします(爆)

 

 

 

 

 

さて今回は「取引連絡」についてです。

 

 

 

取引連絡は、オークション終了後に出品者と落札者がやりとりをするための当事者用の掲示板というものになります。

 

 

オークション終了の流れですが、取引連絡に沿った流れを説明していきますと

 

 

・落札者情報(名前や送付先住所の開示)の入力 ※利用者情報はオークション利用時に予め登録するかたちになっています。出品者情報の開示も、落札者情報の開示と同タイミングだったと思います。

 

  ↓

 

・出品者が、落札者が希望した送付方法に対する(または予め指定してある送付方法に対する)送料を落札者に連絡します(具体的な金額を入力します)。

 

  ↓

 

・落札者が送料を含めた指定の金額(オークションによっては送料無料の場合もあります)を支払います(支払方法は多種多様になっており、出品者が指定した幾つかの方法の中から選択し、実行します)。その後出品者へ支払いが完了した旨を連絡します。

 

  ↓

 

・出品者が発送を行います。発送後は落札者に発送した旨を連絡します。その際伝票番号がある場合はそれも付記します。

 

  ↓

 

・商品を受け取った旨を出品者に連絡します。

 

  ↓

 

・出品者、落札者ともに今回の取引についての評価を行い、取引終了となります。

 

 

 

 

 

 

この一連の流れは、事前に必要な情報を出品者、そして落札者が登録してあるので、特に必要を感じなければこのフォームの登録だけで事が済みます。

 

実は以前は送付先住所等をすべて手入力する必要があり、ヤフオクはここの改善を行いました。予め登録しておくことで手間を省き、オークションの円滑な利用を促進したのです。オークションストア等ではこの方をとっていますが、個人間の取引では圧倒的な事務作業量が削減できたことになります。

 

 

しかしその中でも、細かな話をしなければならないケースもあります。

 

その際に利用するのが「取引メッセージ」

 

回数に制限があるのですが(15回)、この連絡板を利用して細かな事などをそれぞれ伝えます。

 

 

 

 

ぼくが経験した範囲内でこの取引メッセージをどのように使ったかと言いますと、

 

 

・複数落札についての詳細連絡

・送付方法についての詳細連絡

・取り置きなど

・取引期間が長くなってしまった場合の注意喚起

・発送物が一括ではなく幾つかに分かれた場合の詳細連絡

・評価に関する連絡

 

 

が、あります。

 

メッセージは出品者も落札者も利用できるため、たとえば「今日送金する予定でしたが、急な予定が入ってしまったため明日送金します。すいません!」みたいなことも伝えることができます。手続きが簡素化(事前の登録は必要になりましたが)したことによってオートメーション化のイメージが強くなりましたが、このメッセージを利用する機会があることから、「人対人」のコミュニケーションが必要なものだと気づかされます。

 

 

 

何回も取引をしてきたことで、取引メッセージも当初イメージしていた利用方法からだいぶ変えていくことができました。とはいえ、現在も学びの途中であることに変わりはありません。今後どのようなケースが出てくるかわかりませんし、どのように対応すればよいか迷う場合も考えられますからね。

 

 

 

そういった事態を常に想定しているわけではありませんが、そういった「想定外」の芽を摘む意味を含めて、取引メッセージを積極的に使っていくことにしています。

 

 

 

ただ気をつけたいのは、連絡が「細かく」なってはいけないと考えています。スマートさを心がけるようになり、落札者の不安(金額や送付方法、複数落札した商品の明記など)を払しょくする意味を込めた「共有する」伝達をすること。これだけで少なくとも相手は「機械」ではないと思ってくれるはずです。

 

もちろん、一連の流れをスムーズに進めていくことも重要です。落札者にとっては「発送連絡」が、自分が落ち着く重要な段階です。そのため発送のタイミングに関しては、どうしてもすぐに発送できない場合、一度クッションの意味を込めてメッセージを送信します。それがあるかないかでも、大きく印象は変わります。人によっては、送金してすぐに発送できないのはおかしいと考える人もいますから。その不安を取り除くのも、取引期間中は出品者の責任の範囲内になるのではと考えています。

 

 

 

 

 

取引連絡はとても大事な、コミュニケーションの場になります。

取引メッセージは、それを補うための大切なツールであり、心づくし・思いやりといった、日本人特有の配慮を発揮する場所でもあります。物量を多くこなさなければならない場合、必要な連絡したと思ったつもりが、実際は未送信だったという場合もあります。ぼくも何度か経験していますが、その際は素直に謝り、そして正確な内容を相手に伝えることで、そこまでのロスは相殺されます。ことばのあるなしで、こころに与える作用は大きく違います。それはオークションに限らず、あらゆることに言えるのではと感じています。

 

何気ない気持ちで使用しているサービスのいち部分からでも、学び、そして感じ取るものはある。

 

 

 

そう考えていくことで、何かが豊かになっていく感覚を是非、掴んで欲しいと思いました。

 

 

 

 

 

きょうまでに読んだ本

 

東京観光 中島京子 集英社

 

 

 

 

-お知らせ-

 

・オラクルカードリーディングは、3枚セッションが定数に達したため、1枚セッションを含めて一度受付終了としました。

・ガラクタ整理に関するセッションは現在受付停止中です。

・上記により、対面セッションも年内の受付は終了しております。

・コメント欄を再設置しました(承認制)