つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

北海道八雲(やくも)町、落部(おとしべ)の「つつじ」の話。

先日の週末は小学校の運動会。

 

 

それともうひとつイベントがありました。

 

それが落部つつじ祭り

 

 

 

八雲町に落部(おとしべ)という地域があるのですが、そこで長く親しまれてきた初夏のお祭りになります。

今年で残念ながら最終回となってしまいましたが、少しのあいだだけ見学をさせてもらいました。

 

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 落部(おとしべ)という地域は高速道路のICがあるというので、その地名を容易に確認することが出来ます。八雲町の函館がわには森町があるのですが、その森町側にある地域が落部というところになります。

 

落部噴火湾に面しているところでもあるため、漁業が盛んです。

以前に紹介した八雲町熊石(くまいし)はあわびが名産でしたが、噴火湾側はホタテが名産となっており、この日の出店にもホタテのメニューが数多く並んでいたようです。

 

 

ぼくは午後からの勤務だったのですが、その日が余裕もあったため、ことわりを入れて新入隊員同士で祭りを見学しに車を走らせました。八雲の市街地からはおよそ20分くらい?かかり、お祭りの会場に到着。この日は会場に直接入ることは出来ず、別な場所に車を停めてシャトルバスで向かいました。

 

で、到着しますと。

 

上の写真がその様子なのですが、合わせて出店の様子を撮影しようと思ったところ、ほぼすべて営業終了の状態(笑)。

 

その時ステージではビンゴ大会が行われていたのですが、出店のスタッフさんもみーんなステージに釘付け(笑)なんとも寂しい気持ちになりました。

 

 

 

気を取り直して、せっかくだからつつじを観ようということになり。

少し公園内を歩きますと、ほどなくしてつつじに出逢いました。

 

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その他にも

 

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こんなかわいらしいお花や

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これは藤の花でしょうか。とてもきれいに咲いていました。

 

 

 

お花を愛でながら、会場をパチリ。

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熊石のお祭りのようにバーベキューは出来ない地形(斜面になっているので)のため、このような光景に。にしてもにぎわいがすごいです。

 

 

 

先ほど会場となった落部公園に行ってきたのですが、普段はこんな感じです。

 

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セミと鳥の鳴き声しか聴こえませんでした。

 

 

 

 

お祭りが今回で終わってしまうのは残念でなりません。

 

今や町内会でも数々の行事が縮小または終了となっているご時世です。

 

 

このような状況を迎えて改めて感じることは、こういったイベントが行われるのをただ待つだけではダメなんだということ。

 

お祭りをやるには実行委員会という組織が必要ですし、何より人員が必要になります。

それ以外にも、必要なものというのは数多くあることは、考えてみるとすぐに明らかになります。それを無視してしまっては主催者の苦労は報われませんし、継続していく意欲もなくなってしまいます。

 

毎年騒がれていますが、お花見時期の円山公園のゴミの多さが報じられるなど、参加する側のマナーも問題として挙げられている時代です。イベントは主催者「だけ」で創りあげるという考えを、改めなくてはならないのかもしれません。

 

 

 

6月の八雲町では今後、神社の例大祭や山車行列などが行われます。

マチを代表するお祭りが矢継ぎ早に行われますが、このような大きな催しにどのようなカタチで関わることができるか。そして、そこで何を学ぶことが出来るか。楽しさの中にも得るものを探さないとなぁと考えた、アイスクリームが美味しいと感じた1日でした。