つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

非日常のはやさを感じました。~また行きたい国、台湾~

台湾での滞在時間も、文字通り「あっ」という間に過ぎました。

今回はそこまでディープな旅にはならなかったのですが、台北市内や他の主な観光スポットを訪ねてみても、旅の醍醐味や面白さ、興味深さをじゅうぶんに堪能することができました。

 

外国へはこれまでに

ニュージーランド(クライストチャーチ)

インドネシア(バリ島)

韓国(どこだったかは忘れましたが、仁川国際空港に降りた記憶。当時はロッテの懸賞で)

 

とまさしく「観光」で訪れており、今回で4か国目となりました。

 

 

 

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 滞在中はだいたい曇りでした。

 

 

 

旅は元来好きでした。

 

若かりし頃は、よく失恋旅行などといってはひとりで車を走らせました(笑)

 

 

一人旅は慣れていました。逆に、複数人での旅にはあまり慣れていませんでした。

 

 

いつしかひとりで旅に出る回数は減りました。それが良かったこともあるし、そうでなかったこともあります。でもそれがかえって学びになったことも多くありました。それが旅先であったからこそ、享受できたのかもしれません。

 

旅は非日常の出来事であり、そのひとの「素」が垣間見える空間でもあると思います。

そこで相手を見て、現地のひとを見て、じぶんを見ることは恐らく大事なことだと感じました。

 

 

 

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ヂェン先生の服を買いに。~目的の国、台湾~

ここ数日間、札幌や他の地域では気温が例年以上に上がり、ゴールデンウィークに桜の開花がぴったりとはまりました。

 

例年の話しをしますと、じつは桜の開花(札幌)はゴールデンウィーク後になることが多く、期間中は円山公園でも一時的に火の使用を認められるのですが、肝心の花がないことが多かったのです。それが日常であったため、今年は特に早いなと感じていたのですが、昨日近所の公園へ桜を見に行きましたら、既に葉桜が進んでいました。それだけ高気温が続いたということでしょうか。その傍らには梅が少しずつ蕾を膨らませていました。

 

 

 

桜の次は梅。その後はライラック・・・

札幌の花のシーズンは、これからといったところです。

 

 

 

と、花の話しを少ししてしまいましたが、先月訪れた台湾では、思えば花を見る心理的余裕がありませんでした。いや、その他のモノに興味が行き過ぎて、目を向けなかったと言うべきかもしれません。木々に関しては明らかに熱帯に生きる木であったことは確認していたのですが、花々についてはゆっくり眺めることをしませんでした。台湾の国の花であるとか、よく植えられている花なんかを観察すると、少し街の風景が変わって見えるかもしれません。見慣れている光景も、視点を変えることで新たな気づきというのが起こります。短期間の滞在となってしまいましたので、また改めて渡航し、こんどはしっかりと花を眺めたいと思います。

 

 

 

今回、台湾を訪れることで行ってみたいお店が「ひとつだけ」ありました。

 

それが「ヂェン先生」のアトリエ兼ショップ。

 

 

鄭惠中(ヂェン・ホェヂョン)というのが先生の名前ですが、だいたい「ヂェン先生」とみなさんは呼んでいるようです。

 

 

ぼくがこの人を知ったのは、松浦弥太郎さんの本を読んでのこと。

 

松浦さんの、ヂェン先生とその服に対する気持ちがとてもいいなと思っていました。

 それで、この服を着てみたいなと思ったのです(ミーハー。笑。)

 

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80:20の法則(パレートの法則)を改めて体験する。~役目の終わりに気づくこと~

ゴールデンウィーク、真っ只中です。

 

 

 

ぼくは一足先に道南・森町と七飯町を訪れてきました。

平日の移動であったため、高速道路も一般道も大きな混雑はなく、スムーズに移動することができました。昨日混雑状況を見てみますと、高速道路でも最低2km、最高で約20km近くの渋滞が起きていたようです。またこういった時期に目立つのが「逆走」で、この事象が発生してしまいますと、高速道路が通行止めになります。逆走する側の心理はわかりませんが、たとえ「路肩」を走っていたとしても決して安全とは言えません。高速道路でのイレギュラーは重大事故につながる要因を過分に含んでいます。ついついアクセルを踏みがちになりますが、安全運転で目的地へ、そしてまた安全運転で自宅に戻って欲しいと思います。

 

 

 

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カヌーのアクティビティを体験。その先には駒ヶ岳

 

 

長距離移動のお供として、ラジオやCDで音楽などをかけることがよくあります。

これまで「整理棚からひとつかみ」として掲載してきたアルバムたちの大半も、この長距離移動の中で聴き、その時に抱いた印象をメモ感覚で書き留めてきました。

 

 

今回の移動は札樽自動車道から道央自動車道に合流し、道南側終点の「大沼国定公園」までとなっており、片道ゆうに300kmを超える移動となりました。最初は2車線だったものが、登別あたりから1車線に縮小、制限速度も抑えられつつ、初夏の陽気に誘われながらひたすら車を走らせました。

 

 

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整理棚からひとつかみ。 ジャズ編 その60

 

【Series Sideman of John Coltrane

 

 

High Pressure / The Red Garland Quintet With John Coltrane

 

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VICJ-2147
prestige7209

 

 

1.Soft Winds
2.Solitude
3.Undecided
4.What Is There To Say
5.Two Bass Hit


personel

Red Garland(p)
John Coltrane(ts)
Donald Byrd(tp)
George Joyner(b)
Art Taylor(ds)


Rec :

Dec 13,1957 on 1.2.5
Nov 15,1957 on 3.4

ピアノのレッド・ガーランドマイルス・デイビスのコンボに参加したこともあり、評判と評価は上々のものでした。
そしてジョン・コルトレーン。こちらも負けず劣らずの注目株で、プレスティッジというレーベルはあの手この手で「いろんな」セッションを録音し、商品化していきます。

このアルバムもある意味「プッシュ」されている作品で、演奏者のみならず、プロデュース側の「熱」も伝わる作品です。
あちこちのセッションで目にする名前が多いのはそれこそ「引っ張りだこ」状態。その腕を買われてのことですが、自分の腕を披露すると共に、新しい奏法を試してみたりと、常にドアをノックしているさまも垣間見ることが出来そうな気がします。

整理棚からひとつかみ。 邦楽編 その33

 

ハイヌミカゼ / 元ちとせ

 

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ESCL-2320

 

 

1.サンゴ十五夜
2.ワダツミの木
3.夏の宴
4.ひかる・かいがら
5.心神雷火
6.37.6
7.初恋
8.ハイヌミカゼ
9.君ヲ想フ
10.凛とする

 

ワダツミの木が話題を呼んだ、元ちとせのメジャーデビューアルバム。
その1曲1曲が宝石のようで、今聴いても飽きることはない。
シングル曲2曲を含めたほか、その土地柄の心情を代弁したような曲も含まれている。
何度聴いただろう、というくらい、繰り返し聴いたアルバムのひとつです。

整理棚からひとつかみ。 ジャズ編 その59

【Series Herbie Hancock 】

 

Village Life / Herbie Hancock

 

 

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SRCS7172

 

 

1.Moon/Light
2.Ndan Ndan Nyaria
3.Early Warning
4.Kanaten'te

personel

Harbie Hancock(Yamaha DX-1,Yamaha RX-11)
Foday Musa Suso(kora,Talking Drum)


1984年8月7-9日 SME信濃町スタジオにて録音

 

 

珍しい。
何がというと、パーソンの「少なさ」。
ソロアルバムならわかるのだが、ハービーの他に共演者はひとりしかいない。
そういった意味ではちょっとした注目作かもしれません。

収録は4曲。昔はこれでも普通の曲数かもしれません。
しかしぞこはジャズ。4曲目に収録時間を20分使っています。
1985年発表の作品で、いわゆるコラボ作品ではありますが、ジャケットや楽曲名からは容易にその世界観が想像できます。


そういう意味では、彼の代表作としてピックされる1枚ではない、隠れた秀作と言えるかもしれません。

【活動報告】ボランティアで三菱山(みつびしやま)へ登ってきて、一時スマホを紛失しました(笑)

 

昨日は「イエティトレッキングくらぶ」新年度1回目の登山になりました。

 

 

 

毎年度1回目の登山は「お試し」の意味合いもあり、トレッキングを楽しむことに焦点を当てています。

 

ぼくもNPO法人ねおす時代から不定期で参加しているのですが、大なり小なり色んな山があってほんとうに楽しいです。

 

 

blog.goo.ne.jp

 

 

今回登った山は「三菱山(みつびしやま)」。

標高480mほどとなっており、藻岩山より少し低い山ですが、初心者向けの登りやすい山となっていました。

 

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中腹にあるリフトおりばから。

 

 

実はこの山の存在を札幌市民でありながら知りませんでした。

というのも、この山は盤渓(ばんけい)にあるのです。

盤渓はスキー場がありますので、そちらをご存じのかたも多いと思います。

スキーのリフトがあるのですが、その到着地が三菱山の中腹になっています。

 

 

 

札幌の円山バスターミナルからばんけいバスに乗り、登山口近くのバス停まで向かいます。

そしてこれも初めて知ったことですが、ばんけいバスは交通系ICカードでの決済は不可。運賃は現金のみでの支払いとなっていました。

 

 

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整理棚からひとつかみ。 邦楽編 その32

稜線の彼方へ / タテタカコ

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VPCC-80605


CD

1.えのぐ
2.春風
3.フルサト
4.反抗期
5.霧
6.証明
7.しあわせのうた


DVD

1.宝石
2.秘密の物語
3.春風

 

初回限定だが、ここで初めてDVDが付属されています。
楽曲は3曲でありながらも、彼女の系譜を代表する曲が収められています。
その後彼女はフルアルバムを出すことになりますが、ここまでの道のりはなんだか助走に思えて仕方がない。
幾つかの試みを経て、彼女が彼女なりの爆発をすることにつながります。