あの日のこと。 ~旋風は感情と言葉の灯を奪っていった~
まずは、4月17日の出来事を確認していきます。
参考として、昨日も紹介したガラクタ整理師竹内清文さんのブログをもとにしていきます。
ブログ記事
キヨのクリアリング日記:日本初!ドM☆モノ&メンタルスペースクリアラー認定!
ここでは「認定試験」のことを中心に触れていますので、憶えている範囲で付け加えていきたいと思います。
この日、告知なしに突然「認定試験」が始まりました。
話の中心は当時飾ってあった2つの「書」。
それは
「創れる!!」と
「いつか大きな木になれるように。 未来は創れるんだ」
という書を額に入れて飾ってありました。
書を飾ったのは昨年12月。
近所に住んでいた知り合いが内地へ引っ越すときにその作業をお手伝いしたのですが、整理をしているなかで半紙に書いてあった「いつか~」の書が出てきたので、許しを得ていただいてきました。
「創れる!!」は昨年11月ごろ?に講座でそのお宅へお邪魔した際、壁にかけてあったこの書が随分自己主張してくるので、これも許しを得てコピーを分けていただきました。
これらを飾っていたときの心境としては
・自分の人格を確立して、人生を生きていく
・自分が色んな仕事を創りだして、貢献していく
という気持ちで溢れていました。
また当時は、この書を飾っていたことで「自分には○○が不足している」という気持ちはなかったのです。
ここをまさしく「突かれ」ました。
「どうしてこの書を飾ってあるの?」
「どうして木なの?」
「どうして創れるなの?」
などなど、矢継ぎ早に質問が飛び、それに答えていましたら
これってさぁ
自分はまだ木になれていないって思ってるからなんじゃない?
自分はまだ創れていないんじゃない?
もう立派な木になってるよ!
もう創れているよ!
と断言。
結果、わたしは飾ってあった書をすべて処分しました。
そして午後からは講座があり、参加された方向けに試験の結果などを竹内さんが伝え、全員から祝福された・・・
という流れです。
ここまでがブログでも紹介されている大まかな流れ。
ここに「他の出来事」を付け加えていくと
・「山野本さんの助言」
・「背広」
・「ブログ」
・「瞑想」
がのしかかります。
- 山野本さんの助言
わたしと竹内さんの共通の知り合いで、ナカトリモチという仕事をされているのが山野本さん。
わたしが知り合ったのはほんの2・3年前のことなのですが、彼のセッションを受けた際にひとつの目標として伝えられたのが「丹田を鍛える」でした。
これはなにも特別なことではなく、普段の生活を送るうえでも丹田を意識した呼吸等が必要で、呼吸が浅くなる等で心身が弱ってしまうという指摘を受けてのことでした。
当時のわたしは今と比べると明らかに虚弱な状況であったため、腹式呼吸や丹田を意識したワークを日常的に行うことが大切だとの助言を受け、それを続けてきました。
しかし、今回の認定試験の際に竹内さんが飾ってあった「書」を見て質問し、そのきっかけとなったのが山野本さんのセッションでの出来事であると説明したところ
「じゃあ本人に聞いてみましょう」
と、速攻で確認の連絡を入れました。
そしてほどなく返事が。
実際は違う文面だったのかもしれないですが、わたしが受けた印象のままに書いていくと
「それって随分昔の話ですよね?そんなことにいつまでも執着しているくらいではダメ」
「どんどんシャッフルしていかないとダメですよ」
というものでした。
腹式呼吸や丹田を意識するワークを「グラウンディング」の一環として位置付けていましたが、これを「執着」とバッサリ。
この時点で、後ろ盾になるものが吹っ飛びました。
もともと「グラウンディング」ということばを用いたのは、常にこれを意識していくことが必要と感じたためで、出来たからこれで終わりというものではないと認識していましたが、この日の流れでこの考えが「否定」されたと感じました。
決して「間違い」ではないのですが
「いつまでそんなことやってんの?」
という感じで、鼻で軽く笑われた。
「そんなんだから、いつまで経っても独り立ちできないんだよ」
という風にも聞こえました。
被害妄想たっぷりな感じで、悲壮感も漂う。
行き過ぎた表現かもしれませんが、わたしはここで
「とどめ」をさされたのです。
この瞬間、わたしの中から「感情」と「言語」が吹き飛びました。
何も考えることができない。
何も感じることができない。
もうどうしていいかわからないなにをすればいいのかわからない。
そして、わからないという思考すら次第になくなりました。
そこには「無」のみ。
集中してもたらす「無」とはまったく違う
ダークサイドのような「無」に近いものでした。
今日はここまで。
本当はもう少し書きたかったのですが、いつにも増して指が重い。
中途半端ですが、明日は残りの部分に触れたいと思います。