つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

整理棚からひとつかみ。 ジャズ編 その33

きょうは急きょ午後から夜まで予定が入ってしまいました。

そのため事務作業を必死にやっておりますorz

 

決して先延ばしにしていたわけではなかったのですが、急な予定が入ると段取りも変わってしまいますね。これにはちょっと反省です。次からは出来るときに少しでもいいからやっていこう。

 

と、師走にありがちな展開ですが、きょうはすでに手放した作品を紹介する恒例の記事を掲載します。ご了承ください。

 

 

 

 

 

 

New Traditions / Mathias Algotsson Trio

 

 

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SOL ID-0001

 

 

1.Allt under himmelens fas(すべては天空のもとへ)
2.Dans
3.Fmoll(エフモル)
4.Valse Petit(小さなワルツ)
5.God afton om ni hemma ar(あなたがいれば楽しき今宵)
6.Limu limu lima
7.Neapolitan
8.Dmollberg(デーモルベリ)
9.Inga rikedomar har jag haft(ダレガリア地方の讃美歌)
10.Visa fran Ronnas(レンネースからの歌)
11.Life

 

 

Mathias Algotsson(p,org)
Fredrik Jonsson(b) *1-6.8.10.11
Kristian Lind(b) *7.9
Calle Rasmusson(ds,perc)

guest
Magnus Lindgren(cla) on 4

 

 

 

母国スウェーデン民謡を取り上げた作品となっています。
哀愁ただようリズムは、ここに居ながら異国の情景が目に浮かぶようです。

馴染みは薄いものの、母国情緒が伝わってくるのは何とも不思議なことだと感じています。

 

 

 

 

きょうまでに読んだ本

 

 

仕事で疲れたら、瞑想しよう。 1日20分・自分を浄化する習慣 藤井義彦 ソフトバンク新書

松浦弥太郎の新しいお金術 松浦弥太郎 集英社文庫

 

その常識、ホント?~書籍の出品~

今回は「書籍」の出品について書いていこうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

書籍とはいっても、いろんな大きさ、種類の書籍があります。

 

文庫本

単行本

雑誌

 

と、かなりざっくり分ければ上記の3種にカテゴリ分けが出来ると思います。

 

値段も様々なので、出品時の設定金額にも気を遣うところではあります。

 

 

 

ぼくが書籍を出品する際に明記しようと心がけているのが

 

・本の形状

・帯の有無

・初版かそれ以外か

・付属物の有無(CDつきであれば写真も添えて)

・サインもしくは署名入りの場合

 

といった具合になるでしょうか。

 

 

望むべくは「売られていた状態そのまま」の付属物で出品することが望ましいですが、なかなかそうはいかないもの。しっかり確認をしてから出品しないと、後々訂正文を載せる手間が出てきてしまうので注意が必要です。

 

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 帯も添えて。

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 付属物もしっかりと。

 

 

 

 

 

 

続いて、コンディションについての書き方。

 

 

コンディションとはその名の通り状態を指します。

 

つまりは

 

・汚れ具合

・破れや傷

・書き込みの有無

・水濡れ

・色移り

 

などになります。

ここは入札する側としてもしっかり明記してもらいたいところなので、出品する際にはしっかりと把握しておく必要があります。

 

 

 

 

 

余談ですが、コンディションについて上記のいずれかに該当した場合、入札は入らないのでは?という疑問が湧きます。入札する側も相応のコンディションを求める人も少なくないからです。

 

ぼくの経験上の範囲で述べさせていただくと、必ずしもそうではないです。

出品時の説明にコンディションを明記しておけば、きれいな状態を望んでいる人からは入札が入らないだけ。仮に「書き込み」があったとしても、入札が入ることもありますし、中には競合する商品もありました。ほんとのところ、実際は売れるかどうかは半信半疑でしたが、コンディションを明記することによってほどなく落札されていった商品の数が多いことに驚かされました。もちろん、コンディションに関する質問は様々飛び交いましたが、都度商品を確認し、状況を明記することで入札につながるということを実感したとき、ぼくの中での「常識」がひとつ崩れ去りました。極論ですが、売れるかどうかは、出品して見ないとわからないという境地ですね。もちろん、すべてがそれに当てはまるわけではありませんが。

 

 

 

 

 

次に深く関わってくるのが、CD同様「発送方法」についてです。

 

書籍の中にはそこそこ重量のあるものが多く、この形状だからこの発送方法でOKとは、一概に言うことはできません。おおよそというくらいの範疇なので、微妙な形状のものであれば、長さを測るものと重さを量るもの、両方を用意した方が確実です。

 

 

 

書籍の発送に関しては

 

・クリックポスト

 

             ↓

 

・ゆうメール

 

 

の順番で対応しています。

 

 

 

書籍の多くは、クリックポストで対応が可能です。(単品発送の場合)

 

注意しなければならないのが、一冊あたりの「厚み」と「重さ」。

書籍を発送する際、重さはあまり引っかかることはないのですが、クリックポストの規定である「3cm」を超えてしまう書籍は少なくないので、注意が必要です。

 

また、雑誌やムック本など、比較的広さがある本の発送にも注意が必要です。

クリックポストの場合は、それぞれ箇所の長さに規定があります。そこを超えてしまいますと、サイズオーバーで発送が不可となり、ゆうメールへの切り替えになります。月刊誌やムック本であっても、サイズが大きいものについては事前にサイズを測ってから出品することをオススメします。

 

 

 

ここまで準備や確認をしていざ出品すると、幾つか質問が飛んできます。

 

 

 

それはコンディションに関する質問と、CDのときと同じく「同梱発送」に関しての質問です。

 

 

 

オークションの出品ページではあくまで単品での発送の場合として、発送方法を列記してあります。おおよその予測はつきますが、念のため複数落札した場合の発送方法を確認する必要があります。例えではありますが、文庫本を落札したのであればクリックポストで複数冊同梱のうえ発送が可能なケースもあります。が、セット本(全巻セットなど)については最初から発送方法がゆうメール、もしくはその他の方法での発送方法を明示しておくとよいと思います。

 

最後に、注意しなければならないのが「梱包」。なぜかといいますと、書籍は「紙」。そのため、最大の天敵は、輸送時の水濡れ被害になります。そのためぼくは発送時に、書店で購入した際に封入される書店のビニール袋や、OPP袋と言われるものを使用して水の浸入を防ぎます。そのうえで封筒に入れてふたたび梱包し、発送となります。

 

 

 

 

 

本の出品の際に注意しなければならないのは、頻繁に入札が重なることは意外にも少ないということ。人気商品や絶版になっているものであれば競合しやすい環境はありますが、もともと書籍の売り上げは落ちているものの、出版は毎月確実に行われています。そのため流行り廃りも早いため、さほどの高値で落札されることは少ないように思います。

 

それでも諦めてはいけません。スタート価格を下げることにより、競合するケースも少なくないからです。出品者側としては「これくらいの値段で売れて欲しい」という願望は常々ありますが、必ずしも願望に沿った値段で売れるとは限りません。その場合は、その金額に少しでも近い価格で落札されることを望みますし、そのためにはどうするかといったことを考えていくと思います。人気作家であったとしても、その人の本が必ず売れるといった保証はありません。しかし、工夫次第では他の人が出品しても落札されなかった商品が、じぶんの場合では落札されたということもあり得ます。これは経験を重ねていくほかないのですが、誠実に、実直に対応をしていくことで、掴めるものは必ずあると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

きょうまでに読んだ本

 

クォンタム・ファミリーズ 東浩紀 新潮社

海うそ 梨木香歩 岩波書店

 

 

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ちいさなことでも、掘り下げてみると案外多くのことが出てきます。~CDの出品~

ここからは、出品の実践編というか、ぼくがどのようにして出品しているかというのをカテゴリ別に書いていきます。今回はぼくの出品物で1・2を争う(笑)多さを誇る「CD」になります。

 

 

 

 

-CDの出品-

 

 

 

出品に際して写真を撮影しますが、以下のポイントを押さえて撮影します。

 

 

ジャケット表面

ジャケット裏面

ディスクが特殊であれば、ディスクも撮影

 

 

 

 

が基本なのですが、まれに

 

 

 

 

2枚組などのケースは、中身も(ディスクも枚数分)

ブックレット

紙ジャケットの場合、見開き可能のものであれば見開いた状態も

 

 

 

 

加えて

 

 

 

 

初回特典の封入物があれば

 

 

 

 

 

 

 

と、多岐に渡ります。

 

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 こんなふうに撮影しています。

 

 

 

昨今は初回限定盤というタイプのものが多く発売されているため、箱つきの商品だったりもします。ポイントとしては商品として譲るものすべてを写すということ。説明文で書くことも必須ですが、写真で訴えることがアピールとしては最優先事項になると思います。

 

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 こんなふうに。

 

 

 

続いてコンディションです。

 

 

 

 

コンディション(状態)については、時折質問が来ます。

 

その中身をざっと書いていきますと

 

・送付方法または送料は?

・帯はついてますか?

・傷などありますか?

・どのようにして保管(所有)していたか

 

 

 

 

といった具合です。そして結構多いのが

 

 

 

 

・複数落札した場合、同梱可能ですか?

 

 

 

 

 

といった質問です。

 

 

 

 

オークションを出品する際、どうしても画面上はその商品1点を落札し、発送する場合の発送方法を記載していますので、同じ出品者から複数の商品を落札した場合の発送方法や送料までカバーは出来ていません。そのため、入札予定者からは複数落札した場合の発送方法や送料について、細かな質問が来ることもあります。

 

 

一般的なCD(プラケースに入っている四角の形をした形状のもの)の場合、主な発送方法は2つに分けられます。

 

 

 

 

 

それは

 

・ゆうメール(旧名称:冊子小包)

・クリックポスト

 

となります。

 

 

 

 

 

 

その他の発送方法もありますが、料金だけで言うとこの2つのどちらかでほぼ決まります。CD1枚だけの発送なら、どちらも200円未満の料金で発送が可能なためです。しかしこれはあくまでも個人が利用する範囲での話になるので、出品者が別途運送会社と運賃に関する契約をしていた場合は、この限りではありません。あくまでも一般的な利用に限った場合での話となることをご理解願います。

 

 

発送方法については上記のどちらかを選んでもらうという流れになるのですが、大きな違いがありまして、それは

 

 

 

 

・ゆうメール・・・・・追跡なし

・クリックポスト・・・追跡あり

 

 

 

 

になります。残念ながら双方とも補償はありません。

 

 

 

 

仮にCD1枚(通常の形状のもの)を落札した場合、クリックポストが料金としては最も安い金額になります。

料金は税込164円。事前に利用登録が必要(クレジットカード決済になるので、それを含めた登録が必須)なのですが、発送時はポストに投函もしくは窓口で発送手配ととても簡単になるので、出品者側の負担も軽くなります。

 

 

ここで注意しなければならないのは、各発送方法における対応可能サイズです。

 

 

ゆうメールの場合は

 

3辺の合計が170cm以内(タテ・ヨコ・厚み)

重さは3kg以内のもの

料金は全国一律(重量が一定ラインを超えると料金が上がる方式)

 

 

 

になります。

 

 

クリックポストの場合は

 

長辺34cm以下、短辺25cm以下、厚さ3cm以下で、重量1kg以下

料金は一律164円

 

 

となるので、送付する商品によっては長さが・・・ということもあり得ます。

オークションに限らず、発送する場合は気を付ける必要がありそうです。

 

 

 

 

これはあくまでぼくが対応してきたケースですが、クリックポストでの発送となった場合、CDの厚みにもよりますが、MAXで4枚まで同梱して発送しています。厚さが3cm以下という基準はよく考えられており、CDであれば複数枚送付することが可能な基準になっています。初回限定BOXといった特殊な形状のものは厚さでNGとなる可能性が高いですが、一般的な形状であればサイズは一律なので、事前に商品説明文にも記載してあげると親切に感じます。ただ、発送時の封筒のサイズに注意してください。封筒が大きすぎると、封筒のサイズで計測されることになり、最悪サイズオーバーで返送されてしまいます。ぼくが利用しているのはA4サイズの用紙が入る封筒です。

 

 

 

今回はCDの出品について述べていきました。

 

CDの出品だけでもこのような準備があったり、入札予定者からの質問があったりと、商品によってはかなりホットな取引になることは間違いありません。

 

 

 

これはあくまでもぼくが抱いた印象ですが、CDのオークションは最初の設定金額にもよりますが、ある程度入札が活発になる市場だと感じています。初回盤やタイプ別(ジャケットが異なったりなど)、復刻モノやボックスセットなど、CDの販売枚数は落ちているもののリユース市場は通常盤からレア盤まで、幅広く出品され、取引が行われています。その背景には、買い取り依頼をしたが思ったよりも安かったといった印象が強いからかもしれません。そのため、ご自分で出品するというケースがかなり増えたと感じています。

 

ぼくも永らくCDを出品してきて、売れ残ったものもあれば、思いがけず売りさばくことができたケースもありました。そのタイミングを掴むのは結構難しく、逆に絶好の売り時を逃してしまうことも少なくないと思います。

 

 

 

 

 

 

現在、ぼくの出品ページではCDを出していませんが、継続的にガラクタ整理を行っているため、現在次の出品に向けてストック中であります。最近の出品を申し上げると、ジャンルはジャズになってしまいますが、ハービー・ハンコックのエレクトリック時代(シンセサイザーを多用した時代)や、ジョン・コルトレーンがリーダーではなくサイドメン(バンドメンバー)として参加したアルバムを出品し、8割を超える確率で落札されております。

 

これまでにはクラシックや映画サントラ・アニメサントラ・邦楽・洋楽など多岐に渡り出品してきました。その経験は着実に積み重なっているのを実感していますが、ぼくの持ち物からはもう少し不要となったCDが出てくると思うので、引き続き出品を続けていきたいと思います。

 

 

 

 

 

きょうまでに読んだ本

 

KAWADE夢ムック JOHN COLTRANE 責任編集 後藤雅洋 河出書房新社

 

 

 

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出品していれば、悪い評価がついている人にも遭遇する。そんなときには、こんなことをやったりもする。

やべ。もう12月だよ。

 

今年は特に時間の流れ、月日の流れが速く感じました。

 

 

 

 

 

 

 

きのうは休んでしまいましたが、また今日から年末に向けて突き進むとしよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤフオクで出品していて最近顕著になってきたなと思うのが「悪い評価」の数が著しく多い人の入札や落札が目につくようになったことです。これは落札した商品を巡っての取引のやり取りの結果や、キャンセル等が生じた場合に双方からその評価をつけられる場合があります。そのため、よほどのことがない限りは「悪い・非常に悪い」評価がつけられることはなかったのですが、時間が経過するにつれて、この評価の数字が0だったのが多かった時代から、少なくて1ケタ、最近では2ケタの数字を持つ強者が表れるようになりました。

 

 

 

ぼくは現在出品が主なので、悪い評価がついている落札者には一定のルールを設けるようにしています。というのも出品者が懸念している事項があるからです。それは

 

 

 

連絡をしてこない

 

 

最小限の連絡はしてくるが、一向に支払う傾向がない

 

 

 

 

というのがほとんどです。

 

 

 

 

 

 

現在は取引連絡というのが主流(オークションストアは別)なので、利用登録時に予め氏名や住所等を入力しておけば、かんたんな操作でそれぞれの情報を開示することができます。実はここまですらやらない落札者も出てきてしまっているため、そんなケースに当たってしまった場合は早々にタイムリミットを設けます。それでも反応しない落札者は過去にいました。

 

そして、取引連絡で身元を開示したのはいいものの、そこからいっこうに支払い連絡がこないケースもあります。通常であれば、3日もあれば9割を超える落札者が支払いを完了します。少なく見ても8割は確実にあります。その他のケースとしては、ネット上での決済ではなく、ATMに赴いての振込みになること。そのため土日では近所で稼働していないATMがあることも想定(ゆうちょATM)すると、土日祝日は計算せず、平日のみで日数を数えたりもしています。

 

 

 

支払いをしない人というのは機械的な画面上でありながらも何となくわかるもので、こちらからメッセージで取引を促したりもします。それで動くならまだしも、まったく無反応の場合もあります。そこで悪い評価の詳細を確認したりするのですが、だいたいが一定期間内に連絡が来なかったことに対する「落札者都合のキャンセル」とみなし、落札権を次点の入札者に移す手続きをします。

 

落札権を次点に移したとしても、その方が落札に同意しなければ、また次の・・・と移っていくシステムであり、正直あまり気持ちのいいものではありません。ぼくが経験したケースでは運よく次点の入札者が落札に同意してくださり、その後の取引がスムーズに進むという皮肉な体験もしています。

 

 

 

 

そこで思うのは、悪い評価が多数ついている人はオークションをどのように考えているのだろう?ということ。昔と比べると、モラルの低下は確実だと思います。たぶん、とりあえず入札しておこうといったごく軽い気持ちで利用しているかもしれません。それほどにオークションで入札することを「買い物」ではなく一種の「遊び」としてでしか捉えていないように感じてしまいます。

 

しかしそれでは、出品側はたまったものではありません。落札された以上、取引する義務が発生するので「やっぱやーめた」という軽い気持ちでオークションを利用して欲しくはないのです。先ほどのように最高入札額を入れた人を削除し、次点に移した時点で落札額は下がります。売り上げが減るのです。そういったことも知らずに、責任を持たずに、遊び半分で利用して欲しくはないなというのが、今のところの複雑な心境です。フリマアプリも流行り、対してヤフオクは全体的な利用者数が低下していることもあるためか、利用に関するハードルを下げています。そこから生まれる弊害も、今後見過ごすことはできなくなると感じています。

 

 

 

 

そんな軽い気持ちで利用する人間や、遊び半分で利用する人間は、ヤフオクの世界に限らず、至る所に存在します。それは相手がいることも考えず、相手の心境も考えることが出来ない、言うなれば残念で、また可哀そうな人でもあります。本人は「そんなの関係ねぇ」とほざくかもしれませんが、これは人間が生活していく上での絶対的な素質・資質の欠如をあらわします。ひとりで生きていけるように見える世の中ですが、実際のところは無理のままです。

 

自分の行動に同意したものに対して「もうどうでもいい」とか「めんどくさい」と言って放棄したり、他人任せにするというのは愚の骨頂であり、最大の汚点を残す温床にもなります。その性格が災いしてしまうことに繋がってしまうのです。そしてそれは「わたしは大丈夫」と、たかをくくっている人を中心に起こることでしょう。それを感覚的思考で片づけるのはまったくの言語道断で、現実的に、そして論理的に対処しなければならないのです。ときに相手を批判する、非難しながらも自分だけは高みの見物に徹する人がいますが、結局は対岸の出来事でしか物事を観ていないのです。勘違いも甚だしいもので、その人が汗も流さずにいたのであれば、どんなに説得力のあるセリフをどこからか借りてきて語ったとしても、薄っぺらい余韻しか残らないことを知るべきだと感じています。

 

 

 

お陰様で9月半ばから始めた、委託品の出品も楽札が200点を越えました。

現在残り出品数は30を切り年内にすべて捌き切る強い気持ちでおります。

この委託品出品も、とても大きな経験になりましたし、様々な学びも得ることができました。しかしいつまでも続けていては本業が疎かになってしまうので、年内で区切りをつけて、改めて強い一歩を踏み出そうと考えています。

 

 

 

少々脱線しながら進めているシーズン5、着地点はまだ見えませんが、いち出品者が経験したことを、今後も少しずつですが書いていこうと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

きょうまでに読んだ本

 

星の降る町 六甲山の奇跡 明川哲也 メディアファクトリー

都会の星 石井ゆかり:文 東山正宜:写真 洋泉社

 

 

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整理棚からひとつかみ。 ジャズ編 その32

きのうきょうとまたひどく眠くて、タイプも満足に進みませんので、ガラクタ整理で既に手放したCDの視聴記事を載せることにします。

 

 

 

 

 

 

 

 

homesick / Peter Vuust Quartet

 

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SOL IG-0011

 

1.Homesick
2.The Masquerade Is Over
3.Foundation and Earth
4.The Big View
5.Japanese Connection
6.Nice Trick,Dad!
7.Leda and the Colonel
8.Young Blue Eyes[Mikkel's song]

Live at Copenhagen Jazzhouse

Lars Jansson(p)
Alex Riel(ds)
Ove Ingemarsson(ts,ss)
Peter Vuust(b)

 

 

研究家と演奏家というふたつの顔を持つピーター・ブースト。
この収録は「実況録音」というかたちで行われたもので、ブースと自体は無名なのですが、脇を固めるメンバーの知名度が凄すぎます。


それだけでも内容が濃いアルバム。
演奏技術がしっかりしているからこそ聴き惚れるジャズが、そこには流れています。

 

 

 

 

 

きょうまでに読んだ本

 

かぜがおうちをみつけるまで ボブ・サム 谷川俊太郎訳 下田昌克絵 スイッチ・パブリッシング

「速い(早い)」「遅い」という時間的価値観は必ずしも共通じゃない。

多読をすすめていると、1冊の本を読み終えるための「時間の長さ」が気にかかることがあります。

 

 

 

ハードカバーの本はさくっと読み終えることが出来たのに、何故文庫本でこんなにも読むのに時間がかかるのだろうか。

 

そんな疑問を抱きながら読み進めていくと「速い(早い)・遅い」が重要ではないことに気がつきました。

 

 

 

 

 

1冊の本とは言っても、ジャンルは様々です。

 

小説を読むこともあれば、哲学書を読むこともある。

サブカルチャー本の時もあれば、詩集の時もある。

 

それに加え、その本に書かれている文章が「どう読めていくか」も重要になってくる。

 

 

 

そう考えると、ただ単に「早い・遅い」で基準を設けるのはちょっともったいないなと感じました。

 

 

 

 

ぼくは本を読むのが「速い」ほうの人間だと思います。

図書館でしこたま借りてきては、期間内に読み切ることもしばしばありました。

しかし今になって考えてみると、その本をしっかりと読んできたか。そこにフォーカスを当ててみると、疑問が残ります。あの時、ぼくはどんな読み方をしていたんだろうと。

 

 

 

速く読んでしまう「癖」はなかなか治らないのですが、今回の多読に関しては一応年内に読み終えるという期限を設けました。しかし、その期限を読むスピードや「自分に落としていく」作業に影響させないように気をつけようと感じながら、気になるところに付箋を貼りつつ進めています。

 

 

 

ピンポイントで焦点を当ててしまうと、どうしても「前後に読んだ本・読んでいる本」の記憶が残ってしまい、すぐに読めた、これはまだ○○ページ残っている、という時間上のことが頭に出てきてしまいます。これはひょっとすると、仕事をしていると時間的なことについて厳しく制限されていたからか、もしくは脅迫的な意味合いで「時は金なり」と教えられてきたかだと感じています。

 

 

 

今や仕事は「スピードが命」と言っても過言ではないと思います。

 

すぐに結果が出る。とか短期間でここまで!とか。

 

そんなに長い時間をかけなくても大丈夫です!と吹聴しておきながら、実際は想定していたよりも多くの時間をかけることになってしまう。というケースも実際にあります。

 

そう考えると、それだけ「はやさ」を求める背景には何があるのだろうと考えてしまいますが、それは確たる証拠のない「忙しさ」であったり、継続することが出来ない「弱さ」であるかもしれません。

 

 

 

いっぽう、この「はやさ」や「遅さ」は、人にも心理的影響を与えてしまうことがあります。

 

 

わたしはこれだけの時間をかけてやっとできるようになったことを、あの人はこんな短期間で修得した。

 

 

という状況があったとき、人はその先にその人のセンス(資質)をはかります。

そしてその人が仮に「自分よりも優れている」となった場合、その瞬間からその人との関係性に大きな変化が生じます。そこに嫉妬をはじめ、恐怖心などが生まれてもおかしくはないと思いますし、反面その人を認め、自身の更なる努力に傾けることも可能ですから、そういった事象を目の当たりにした後の自身の振る舞いというのは結構重要になってくると感じています。

 

 

 

ひとは与えられた時間やモノ、そして仕事などを「有効」に使いたいと考えます。

その「有効」のことばの奥には、ひょっとしたら他のことばがたくさん隠れているかもしれません。例えば「無駄なく」とか「予定より早く」とか「期待以上に」とか、その人によって出てくることばは違ってくるかもしれません。

 

でも思い返して欲しいのは、有効につなげる前段階として、地道な努力が前提としてあるということ。弛まずに続けてきた努力があれば、冒頭に申し上げた「速さ(はやさ)」「遅さ」は必ずしも判断基準にはならないのではないでしょうか。そして見直されつつあるのが「プロセス」です。結果ばかりを求めてきた経済社会はかなりな疲弊感を背負いました。結果を重視した経営を求めた先に何があったでしょうか?会社は発展したかもしれませんが、その中で勤めている人たちに笑顔がなければ、それはやはり自己満足でしかなく、共通した認識や価値観ではないということだと思います。

 

 

 

平成より前の時代は、人を育てることにかなりの時間を使いました。そして大事に育てました。

平成以降、その方針は大きく変わりました。費用対効果を考えるあまり、人を育てる時間も予め決められた範囲内でしか行われなくなりました。どちらが悪くてどちらが良いという判断は一概にはできませんが、わたしたちは時代から学び、そして経験に変えてゆくことが出来る存在です。そういった大切なことに目を向けず、自分だけの価値観やセンスのみであらゆることを判断していくことは、後々孤立を導くことに繋がります。

 

 

 

 

そうならないためにはどうすればいいでしょうか?

 

それは苦労を厭わず、汗をかいて動くことも躊躇せず、表面だけの評価や批判に屈せずに進むこと。

 

感情だけ重視してもダメ。論理だけ重視してもダメなのです。その両方をバランスよく調和させたうえで日々の生活を過ごしていかなくてはならない。難しいことかもしれませんが、それがたとえ「遠回りの道」であっても結局は「近道」になると感じています。

 

 

 

 

 

ぼくがいまやっている多読も、どのような展開を生んでどのような結果を生むかはまったくわかりません。無駄になるかもしれません。

 

 

それでも。

 

 

そこにはぼくに必要なもの(こと)があると信じ、必要なことだと決めてやることにしました。

そこにはおそらく、感情や論理だけでは判断できないものがあるからなんだろうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

きょうまでに読んだ本

 

大事なものは見えにくい 鷲田清一 角川ソフィア文庫

 

 

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決めつけることや先入観を持つことは、たぶんあとで痛い目に遭う。

なんだか疲れが抜けない・・・と思っていたら、今日は新月だそうで。

 

 

 

とはいっても、新月だから体の調子が・・・と直結させるのもちょっと無理があるかな?

 

しかし、振り返ってみると体調が思わしくないときとか、事故とか大きなニュースが入ってくるといったタイミングは、多少の誤差はあるものの新月や満月のような気がしてます(あくまで個人的見解です)。

 

 

 

 

 

韓国の大統領も辞意を表明しましたしね。

 

 

 

 

 

 

きょうの札幌は雪景色を演出した1日となり、道路もアイスバーン、そして圧雪アイスバーンへとその姿を短時間で変えていきました。こうなると車の走行スピードも遅くなり、通勤ラッシュ時は軽い渋滞を起こします。移動時間の計算が狂うことにつながってしまいますし、焦りがもとで事故を招く恐れもありますので、より一層の安全運転を心掛けたいと感じました。

 

 

 

 

 

きょうはしばらくぶりに逢った友人と雪がもさもさ降ってる外を眺めながら、長話をしてしまいました。

 

ぼく男子なのですが、長話できるようです(笑)

 

しかしこれも昔からではなかったなと、ふと思い出しました。

昔は話題も持ち合わせておらず、会話のキャッチボールが出来ずすぐに終了してしまったっけ。

 

その時勤めていた会社の先輩にスナックに強引に連れて行かれ、そこで話をしろという無茶ぶりを受けたこともあり、お陰様で現在はいろいろと話すことができるようになりました。時折喋り過ぎだと言われることが多くなりました(汗)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

話のタネにと思い、オラクルカードを持参して現在準備中の「5枚引き」のモニターになってもらいました。

 

秋山さんのオラクルカードは、1枚、2枚、3枚、5枚そして6枚引きと種類があり、枚数が多くなるごとにその複雑さ、深さが増します。

 

ぼく自身も引いたことがあるのが5枚までで、6枚はまだ試してもいません。

現在は、まだこれは出来ないだろうな、と感じています。

 

 

 

 

 

 

 

だからといって、5枚ならできる。と思ったわけではありません。

 

5枚をやろう。

 

 

 

そんな気持ちになっていました。

 

 

 

 

 

 

 

5枚引きの後にシンプルに1枚引きもやってもらったのですが、そのカードを見ながら話していると「意訳」が頭に浮かびました。

 

意訳というのは、その言葉の「額面通り」の意味合いではなく、違った意味合いでありながらも、意味するところはその単語に帰すると言えばいいでしょうか。

 

その人はNo.52のヒーラーを引いたのですが、ぼくはそのカードの意味を「印象を変える」と意訳しました。

 

 

 

この意訳をするにあたっては導入というか、前段階があります。それは

 

「先入観をスッキリさせて、印象を変える」

 

というものでした。

 

 

 

思い込みというクセのようなものを癒して治すことで、はじめてその人が見えるようになる。

 

 

こんなイメージを持ちながら、このカードの意味するところをお話させてもらいました。

これにはぼく自身も驚きを隠せず、話しながら「うまいこと言うよね~」と思ってました(笑)

 

でもこれは確実に段階がひとつ上がったという実感でもあります。

それは表現の幅が広がったということだけではなく、解釈もより深く出来るようになったということ。現在行っている多読が影響しているかどうかはわかりませんが、やるべきことをやるという強い気持ちで歩んできた成果が着実に出ていると感じています。これはまだまだ小さなことかもしれませんが、ぼくか感じる範囲では伝えることが出来たと思いますし、届いたと思っています。その実体験があるからこそ、現状に満足せず、伝えること、そして届けることに向けて精進を重ねていきたいと感じました。

 

 

 

言葉は難しいです。解釈なんて人それぞれです。言った人と言われた人の解釈が共通していないことなんてざらだと思います。それは人間であることのひとつの宿命に感じますが、それを仕方ないで済ませるのではなく、その差を少しでも縮めることに努力を傾けることで生み出せるものがあるはずなのです。一生かかってもそんな大したことは出来ないかもしれませんが、これまで生み出してきた解釈の差が大きかったことによる数々の涙を無駄にしたくないから、言葉と向き合うことを決めました。なんだか研究じみていますが、学術上の研究ではなく、実践ありきの追求、または探求になると感じています。

 

 

 

言葉が伝わる、言葉が届く醍醐味を感じながら、また逢おうと約束を交わし、先ほど帰宅しました。

 

 

 

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そうしたら道路はすっかりまっしろ。

明日も車の運転は大変そうです。

 

 

 

 

 

 

 

きょうまでに読んだ本

 

愛のヨガ ルドルフ・V・アーバン 片桐ユズル訳 野草社

 

 

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じぶんで、どーにかしていくこと。

ここ最近のボランティアや木育マイスターでの活動、そして自身の仕事において、自分でも「変わったな」と思える瞬間を感じ取ることがあります。

 

 

 

それはなんてことない、ごく僅かな変化、もしくは前進であると思うのですが、明らかに去年と今年の「姿勢」が違うことに気がつきました。

 

 

 

この感覚は何なのだろう。

 

そう考えたとき、記憶の引き出しから持ち出されてきた言葉は

 

 

 

「どーにかする力(DSR)」

 

 

 

でした。

 

 

 

この語句は今年解散したNPO法人ねおすという団体が、活動の成果というか、これまでの活動を振り返った時に生まれたひとつの「定義」でありました。

 

 

 

その時の記事はこちら(4回にわたり連載)

maruyamabase.hatenablog.jp

 

 

 

 

その時の心境としては、お世話になったねおすが解散するということで少々感傷的になっていました。この団体がきっかけで、ぼくは前へ進む、変わるための舵を切ることが出来ましたし、新鮮な学びは解散後独立した各団体からも得ることが出来ています。

 

 

 

話を戻して、この「どーにかする力(DSR)」は、目の前にした各種課題(問題)を文字通り「どーにかして解決に導く」もので、言い換えれば「火事場のクソ力(もとい、馬鹿力)」のようなものになると思います。要は「途中で投げ出さない」ということになり、自分自身で考え、そして行動して、停滞を生まない状態を維持することに努める力とも言えます。

 

 

 

でもちょっと待ってください。この力は、現代になって新しく生まれたものでしょうか?と、考えてみました。そうしたら、これはずっとずっと昔からあったものだと感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

裏付けとまではいきませんが、理由として「機械の発達・ネットの普及」があります。

 

 

 

すんごい昔話になりますが、縄文時代から明治時代、そして昭和の頃までは、ずっと「開拓」に力を入れてきたように思います。数々の問題に対してまさしく「どーにかする」ことによって打開し、生活していくことに直結させていったのではないでしょうか。そしてこの「どーにかする」のは、じぶんの手であり足であります。手足を自ら動かすことで、着実に力と実績、そして経験や振興を積み重ねていきました。

 

それが、平成になって大きく傾向が変わったように感じたのは、インターネットが普及し、定着したこと。そして体力的負担を軽減させるものが次々と登場したことが、本来あった「どーにかする」という気持ちを萎ませてしまったようです。

 

 

 

何かわからないことがあったら、人に聞いたり、自分であれこれ試して失敗を重ねていったものだと思いますが、現代ではまずパソコンやスマホで「調べる」ことから始まります。調べて解決方法を検索することで、確実に成功する方法を調べ上げます。

これは言い方が悪いかもしれませんが、成功を時間で買う、といったものになるでしょうか。地道な作業や努力を嫌い、効率の良さを重視した行動は、いつしか「自分で考え、行動して解決する」という、本来持っているべき能力を極限まで弱めてしまいました。

 

ネットで調べるということがまだなかった時代では、人に聞いたり、とりあえずやってみたり、とにかく考えたり書いたりしてみて、実現に向けてとにかく動いていたような気がします。現代はこの力を手放しつつあります。便利な機械は結局「指」しか動かしていません。検索すればとにかく「検索結果」は出てきます。が、そこに正解がすぐに見つかるかは、疑問だと感じています。

 

 

 

この世界のひとすべてではないですが、やはり割合は多くなりました。

便利なものに頼ってしまうと、その便利さに囚われてしまいます。

逆にその便利さが、本来有しているものを不便にしてしまうことだってあります。

それをよくよく考えて、適材適所で使い分けていきたいと昨日の現場でふと感じました。

 

 

 

そしてこの「どーにかする力」は高齢化社会にも一石を投じるのではないでしょうか。

治療ではなくて、あくまで自力で生きていくための必要な要素としてです。

 

 

 

昨日の現場での、万年暦作成にはほんと手間取りました。

見本もなかったので、目の前に「正解」がなかったのです。

書くものもないので、みなさん頭で考えていました。

ぼくの場合は、それに加えて全体の進行管理が加わっていたので、ちょっと焦っていました。そして少し考えたあと、からだが動いていました。なんてことないのですが、ぼくにとってはとても大きな変化であり、成長だと感じました。

 

 

 

ぼくにはしっかりと「どーにかする力」が養われている。

 

数々の野外活動で、そして屋内での活動でも。

自分で考え、そして動く。どーにかする。

 

 

 

 

 

 

お金ではない、生きていくためにほんとうに必要なもののひとつを、着実に手にしたと実感できた瞬間でした。

 

 

 

 

 

 

きょうまでに読んだ本

 

いのちのためにいのちをかけよ 吉村正 地湧社

去年の冬、きみと別れ 中村文則 幻冬舎

BLUE GIANT 9巻 石塚真一 小学館 ※コミックス

 

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