雲のない空が拡がり
気温もこの季節にしては高く
風も時折しか吹かない
仕事もさほど多くはなく
トラブルもなく進んでいく
これほど平凡で
これほど怖いものはない
何かあることが日常で
何もないことが非日常だと思い込んでいる
そうなってしまったなら
疲れは抜けず
体調を崩してばかりになるだとう
その先には
安息の何かなど存在はしないのだから
この青空はつながっている
そう
数日間既読にならないメッセージの送り先や
踵を返して自分を全否定する人にも
哀しいけれど仕方ない
それがこの世界の理なのだと