つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

フタを開けて振り返り。

最近は事務仕事のためてんでブログの文章が思いつかないとみーです。

いえ、決してやる気がないわけではありません。

どうしても「出てこない」と思える日はあるのです。

 

気がつけばイベントから早1カ月が経とうとしています。

イベント自体は大成功ののち終了しましたし、報告書も作成して各所に配布しました。

そして担当課に再び決裁を仰ぎ、記録文書としての取り扱いを求めています。

 

物事を動かす前には、果たしてどんなことを考えていたのでしょうか。

細かなところは忘れてしまいましたが、火種となる気持ちは今でも忘れていません。

そんなことをぼやぁっと考えていたときに、ふとひとつのことを思い出しました。

 

 

maruyamabase.hatenablog.jp

 

これは企画が本格的に進行する前のタイミングでカードを引き、その時の解釈を綴った日記になります。

 

ここでふと思ったことは、「この時の解釈は果たして的を射ていたのだろうか」というものでした。

 

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整理棚からひとつかみ。 ジャズ編 その179

【Series John Coltrane

Kulu Se Mama / John Coltrane

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MVCZ-10092

1.Kulu Se Mama
2.Vigil
3.Welcome


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John Coltrane(ts)
Pharoah Sanders(ts) *1
Donald Garrett(bcl,b) *1
McCoy Tyner(p)
Jimmy Garrison(b)
Elvin Jones(ds)
Frank Butler(ds,perc) *1
Juno Lewis(perc,vo) *1


Recorded

1:October 14,1965
2:June 16,1965
3:June 10,1965


これまでのコルトレーンの作品の中では異彩を放つものでありますが、不思議と人気のある1枚でもあります。
3曲それぞれ収録日がことなるものの、1曲目に関してはアセンションの時と同じような雰囲気に包まれた、また一風変わった演奏を仕上げるという気迫に満ちたものを感じます。
そして注目すべきは、3曲しか収録されていないために、それぞれの曲の立ち位置というのがかなり違うことにあります。
これは作品性に対する混乱を招く恐れがあるようにも思えますが、曲の展開から考えると、こういった曲は持ってこないよなぁという憶測のもとでしかないのですが、無心で聴いていくと不意に驚いている自分がいました。
しかし、彼の歴史を少し離れたところから立って見てみると、これが彼の変遷だということがわかります。

整理棚からひとつかみ。 ジャズ編 その178

【Series Sideman of John Coltrane

Complete Live At The Five Spot / Thelonious Monk Quartet with John Coltrane

 

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GAMBIT 69241

 

1.Crepuscule With Nellie
2.Trinkle Tinkle
3.In Walked Bud
4.I Mean You
5.Epistrophy
6.Ruby My Dear*
7.Nutty*

*unissued


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John Coltrane(ts)
Thelonious Monk(p)
Ahmed Abdul-Malik(b)
Roy Haynes(ds)

Recorded live at The Five Spot Cafe,New York,Sep 11,1958


かつてブルーノートで発売されていた「伝説のファイブ・スポット」の完全版にあたります。
過去わたしもブルーノート作品を持っていましたが、こちらに換えました。
6曲目と7曲目が初公開曲になっています。

ファイブ・スポットでは名だたるジャズ・プレイヤーがその音を刻んできました。
今からおよそ60年ほど前になりますが、さほど昔でもない過去において、強烈な歴史が刻まれた事実を耳にできることは、たいへんありがたいと思ってしまいます。

整理棚からひとつかみ。 インスト・サントラ編 その15

MACROSS PLUS ORIGINAL SOUND TRACK

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VICL-570

1.National anthem of MACROSS
2.Fly up in the air - Tension
3.After.in the dark - Torch song
4.MYUNG Theme
5.Bees and honey
6.In captivity
7.More than 3cm
8.VOICES
9.Break our - Cantabile
10.Very little wishes
11.SANTI-U

Music by

YOKO KANNO with MEMBERS OF ISRAEL PHILHARMONIC ORCHESTRA

 

 

OVAでリリースされました「マクロスプラス」のサントラ第1弾。
初代・Ⅱ・7と続き、この作品が世に出ました。
当時ですが、この作品の完成度の高さといったらありませんでした。
映像も音楽も。加えて「これが新しいマクロスか!」と感動したものです。

ヴァルキリーのデザインも、シンガーのコンセプトも近未来を印象付けています。
そしてどこかでスピリチュアルちっくな、何か深みに入らせる種子が植えられているかのような、そんな中毒性を持った作品かなと感じています。

【活動報告】八雲町ジオパーク見学会に参加する

先日の日曜日ですが、ジオパーク構想というのが八雲町にあり、その候補地となるところを見学して回るという勉強会のようなものがありましたので参加してきました。

 

 

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ジオパークという言葉はあまりなじみがないかもしれませんが、北海道では三笠市遠軽町白滝、様似町に洞爺湖町がその指定を受けています。

 

北海道のジオパークのページ | 総合政策部地域振興局地域政策課

 

道南地方ではジオパークがありませんので、これが晴れて認定されれば観光資源にもなりますし、環境保全にも一役買う、といったイメージにつながります。

 

 

札幌市ではそういった場所に行くことは少なく、却って地方における歴史を感じさせる場所に触れてきました。地域おこし協力隊に応募する理由もこういった資源を活用した観光などの分野における活動に加わりたいと考えて行動したのですが(結果は書類でラ落選でした 汗)、移住先の北海道八雲町でそのような話に出逢うとは思ってもみませんでした。

 

 

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「色」は教えてくれる。

新聞では塩害の影響で紅葉もきれいではないといった記事を先日見かけたのですが、そうでもないようです。

 

先日、郷土資料館を訪ねた際に立ち寄った場所があります。

 

それが「梅村庭園」。

 

北海道・八雲町にある歴史ある建物だそうです。

 

www.town.yakumo.lg.jp

 

紅葉していたので初めて気が付いたのですが、ここは「それ」を「意識」した植え方をしているようです。赤と黄色のコントラストが、また見事でした。

 

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【活動報告】八雲町郷土資料館で展示のはしご

木育のイベントが無事終わって。

風邪もだいぶ回復して。

久々の休日に少し走り、向かった先は八雲町の郷土資料館。

 

こちらの展示に関しては勤務先の「ら・ふも」にも掲示してあり、前から興味がありましたので期間内に行こうと思っていたのです。

 

で、無事に風邪の症状もよくなり、軽くジョグしながらまずは八雲神社に参拝し、そこから資料館に向かうことにしました。

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整理棚からひとつかみ。 ジャズ編 その177

【Series Wayne Shorter

Beyond the Sound Barrier  /  Wayne Shorter Quartet

 

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UCCV-1073


1.Smilin' Through
2.As Far as the Eye Can See
3.On Wings of Song
4.Tinker Bell
5.Joy Ryder
6.Over Shadow Hill Way
7.Adventures Aboard the Golden Mean
8.Beyond the Sound Barrier

 


Recorded live November 2002-April 2004

 


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Wayne Shorter(ts,ss)
Danilo Perez(p)
John Patitucci(b)
Bian Blade(ds)


待望の新作はライブ録音。
録音は2002年から2004年のあいだとなっており、比較的直近での元気なショーターのプレイを聴くことができます。
音列は瑞々しく、また先進さも感じさせます。そこに「留まる」という気持ちは一切なく、常に新しいジャズを生み出していくという姿勢が汲み取れます。
アレグリア」の次の作品という位置づけになりますが、その存在感を堂々と示したかたちになりました。

 

 

本日は「ら・ふも」でイベントのため、こちらの記事とさせていただきます。