とみーのグラウンディング日記

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

爆ぜることが大事なのではなく、爆ぜたあとでも熱を残すことが大事です ~北海道日本ハム リーグ優勝について~

きょうの日記も、先日リーグ優勝を果たした北海道日本ハムファイターズの選手に関する感想です。

 

昨日の日記で野手・投手と全部書く気持ちでいたのですが、野手を書いた所で力尽きてしまいました。そのため昨日は野手、今日は投手ということで2日間に分けて書いていきます。

 

 

 

 

-先発-

 

 

 

背番号16 有原航平 11勝9敗 防御率2.94

 

シーズン終盤では負けが続いてしまったのもの、それまでは無双の強さでした。腕の振りが調子のバロメーターとされていて、毎試合見るたびに迷いなく投げていることが窺えました。終盤では6連敗ぐらいついたでしょうか、おそらくやっていることは何も変わっていないはずなのですが、不思議とうまくいかないときがありました。優勝を手繰り寄せる大事な試合ではバッテリーを組んでいた市川捕手から大野捕手へとチェンジして、久々の勝利を手にしたことも記憶に新しいです。

 

今後、有原投手は間違いなくチームの勝ち頭になってくれると思います。そのためにはもっと他のキャッチャーと組んで、自分の投球の幅広さを感じて欲しいと思います。

 

 

 

背番号15 ルイス・メンドーサ 7勝8敗 1H 防御率3.88

 

打たせて捕るピッチングが信条のメンディーでしたが、今年も苦しみました。

終始中々波に乗れないまま、シーズンを終えた印象が強いです。

こういったタイプの外国人ピッチャーで記憶に残っているのがブライアン・ウルフ投手(現在はシーズン終盤近くになってから埼玉西武に入団。対日本ハム戦でも勝利投手になっている)。三振を取るタイプではないのですが、凡打を打たせるならそこにクレバーさ、工夫を凝らすことがこれからも要求されてくるのだと思います。

 

ヒーローインタビューでは「イク・メンドーサ」や「イケ・メンドーサ」など、決め台詞を持っているだけに、今後の躍進を期待したいところです。

 

 

 

背番号34 吉川光夫 7勝6敗 3S 防御率4.19

 

彼が投げる試合は相手もエース級が出てくる試合が多く、視点を変えると損な役割を負っているかのような印象を持ちます。過去栗山監督が彼に覚醒と覚悟を促したのも今では懐かしいですが、ここ数シーズンの彼は何か納得せず、満足せずの表情がとても多かったように思います。それは「まだまだだ」と更なる成長を自ら促しているのと同時に「どうしていつもこうダメなんだ」と責めているようにも見えます。キャリアハイの成績を残したときには故障にも泣きましたが、笑顔でヒーローインタビューを受ける彼の姿を、わたしは待っていたい。だって、彼ならできるからと信じているから。

 

 

 

背番号14 加藤貴之 7勝3敗 1H 防御率3.45

 

大谷翔平投手が手のマメを潰してしまってから急きょ先発で投げることになった境遇は、結果から見てみると千載一遇だったのかもしれません。成績を見ると立派です。これで1年目。いわゆる表ローテーションを担ったのだから素直に凄いと感じます。最初は中継ぎでの登録でしたが、貴重な左投手が頭角を現した感覚を持ちました。

 

初年度がうまくいきすぎたぶん、来年の成績が気になるところではあります。気が早いのかもしれませんが、クライマックスシリーズも経験するでしょうし、そう考えると、1年目からなかなか出来ないことを彼は経験している。なんと恵まれた人材なのだろうと思います。

 

 

 

背番号39 高梨裕稔 10勝2敗 1H 防御率2.38

 

キャンプから注目されていた投手でしたが、期待通りの躍動を見せてくれました。

10勝に到達したので、新人王?の条件を満たしたともみられています。高梨投手と加藤投手はなんだか正反対の感覚がしています(加藤投手が静なら高梨投手は動)。そして、今年のチームのテーマである「爆ぜる」を体現したひとりであると思っています。力強いピッチングには説得力がありました。その気迫が球に込められていました。こんな熱さがチーム内にいい影響を与えたことは言うまでもないと思います。

 

そして、ヒーローインタビューでの口癖が「そうですね」。

この口癖は後にレアード選手も真似するほど。思えばどの選手でも言っていそうなことばではあるのですが、それだけ彼がお立ち台に立っているという証拠でもあると思います。

 

 

 

背番号52 アンソニー・バース 8勝8敗 6H 防御率3.65

 

先発に中継ぎに抑えにと忙しく投げていた印象があります。入団当初も先発・中継ぎどちらでも使えると言っていたように、重要なイニングを任されました。当たり前と言えば当たり前なのですが、接戦のときのマウンドはやや不安材料が残っています。それはメンタルの問題なのかもしれませんし、外国人特有の問題なのかもしれません。今後は制球力の強化ももちろんですが、メンタル面の底上げも求められてくると思います。決して悪くないピッチャーであり、育てようによっては、大きく化ける存在だと思います。

 

 

 

背番号19 増井浩俊 10勝3敗 10S 1H 防御率2.44

 

昨年の守護神であったのですが、度重なるセーブ失敗により登録を抹消。チーム事情により栗山監督から先発を打診され、復帰しました。

フタを開けてみれば10勝という素晴らしい成績を残しました。この結果を予想した人は少なかったと思います。抑えで出てきた時は増井劇場と揶揄されていただけに、この先発での活躍は完全に予想外、想定外の展開でした。

 

抑えから先発に転向し、成功した投手の一人に横浜の山口俊投手がいます。そう考えると、過去に先発の経験があった増井投手は、その素質があったのかもしれません。昨季の球団最多セーブを挙げたクローザーが先発になるということ。単純な計算ではできませんが、相手チームにとって脅威であることは間違いないと思います。

 

 

 

-中継ぎ・セットアッパー・クローザー-

 

 

背番号29 井口和朋 0勝1敗 4H 防御率3.86

 

独特な投球フォームを持っており、球の力強さを当初は感じていました。しかし課題もすぐに見え始め、ヒットを浴びる登板も少なくありませんでした。それでも重要な場面、消化試合など様々な場面を経験できたことは、この投手にとっては何よりも貴重なものだったと思います。1年目からの抜擢は、特に凄いことです。その素質を眠らせず、2年目も躍動して欲しいです。

 

 

 

背番号13 石井裕也 0勝0敗 12H 防御率1.65

 

シーズン中は不調に泣いた左腕。「サイレントK」という異名を持つ、頼れる中継ぎ投手です。シーズン終盤では嫌な流れを断ち切るかのような三振を奪ったりと、何だかいいとこ取りの活躍を見せてくれたように思います。出場は昨季の半分以下になってしまいましたが、クライマックス以降の試合では、しばらく活躍できなかった鬱憤を晴らしてくれることと思います。

 

実はけっこう背が高い選手。札幌駅に入っている本屋さんで立読みをしている姿を見かけたことがあります。

 

 

 

背番号43 白村明弘 3勝1敗 1H 防御率2.63

 

マウンドに立った時の表情が印象的な投手ですが、今季の当番回数は残念ながら昨年の半分以下になってしまいました。四球も目立っていたので、ここが踏ん張りどころなのだろうと思います。三振も取れる投手なので、ここで終わって欲しくない選手に違いはありません。

 

 

 

背番号55 クリス・マーティン 2勝0敗 21S 19H 防御率1.07

 

シーズン序盤は「ボーク」が目立った選手。この時は正直不安というか「この投手はもうだめかな」とさえ考えていました。だって、マウンド上で激高してましたからね(笑)

それが、それがですよ。ボーク対策をしっかりしてきてからのマウンドは見違えるほどでした。ホールドも、増井投手が抹消となってからはセーブもあげました。終盤はケガにより離脱してしまいましたが、見事に支えてくれた印象を持っています。

 

身長が2mを超えているので、そこから投げられる球の勢いに対処できないとスポーツニュース等では報じられていますが、後々攻略はされてくるでしょう。その時にこそ、この投手の進化、及び真価が問われるときなのだと思います。攻略されて欲しくないですけどね。

 

 

 

背番号30 鍵谷陽平 5勝3敗 3S 3H 防御率4.23

 

北海道期待の星として日本ハムに入団してから早4年。シーズンを重ねるごとに、苦しくなってきている印象を持ちます。もちろんベースアップなどのトレーニングもこなして、球威だったりキレなどはレベルがアップしているのですが、なんだか球がバラけている(制球難)印象がここのところ強いです。大事な場面で抑えたかと思えば次の試合では失敗したりと、締まった印象がありません。そこは悩みどころではありますが、クライマックスシリーズ以降の試合で進化を遂げてもらいたい選手でもあります。

 

 

 

背番号48 谷元圭介 3勝2敗 3S 28H 防御率2.32

 

まさしく大車輪の活躍でした。登板試合数も58とかなり多めです。それほどに信頼される投手であり、他の選手の台頭で負担が軽くなることを願う選手のひとりでもあります。過去先発を投げて失敗(笑)したこともありましたが、中継ぎや抑えでの投球はさすがといったところです。途中疲れからか打たれる場面が多くなりましたが、それでも大崩れしないのがこの投手の特徴であり、だからこそ計算にいれやすい投手なのだと思います。

 

 

 

背番号25 宮西尚生 3勝1敗 2S 39H 防御率1.52

 

谷元投手と同数の58試合登板。宮西投手はプロ1年目から50試合以上の登板を毎年重ねています(最少は50試合登板)。そして今シーズンでは通算500試合登板を達成(レギュラーシーズン終了時点で523試合)し、鉄腕の名をとどろかせています。

 

そんな彼も手術をしたりと、苦しい時期もありました。そんな時期がありながらも再びマウンドに立つということはどういうことか。そんな難しい質問のひとつの答えというか「姿勢」のようなものが、宮西投手の佇まいから学ぶことができるような気がします。

 

通算200H(シーズン終了時点で232H)を早々に達成した左腕です。どこまで行くのか、楽しみでしょうがないです。

 

 

 

-番外-

 

背番号38 武田勝 通算244試合 82勝61敗 1S 15H 防御率3.02

 

レギュラーシーズン最終戦で打者1人限定での登板となり、有終の美を飾りました。

引退発表後に「俺のために優勝しろ」とチームメンバーに指令を出し、見事優勝を達成しました。

 

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「背番号の年齢まで野球を続けていたい」という夢は、叶いました。それでも、マウンドを去る姿を見るのは悲しくてしょうがありません。技巧派左腕と呼ばれ、まっすぐでも120km台のスピードしか出ないにも関わらず、打者を翻弄させる姿は見事なものでした。

 

 

ちょうど、今年の8月に北海道苫小牧市で行われた2軍戦の先発に、武田勝投手が登録されていました。そのウォームアップの光景を見ることが出来たのですが、最初は短い距離でのキャッチボールを行っていたかと思えば、どんどんその距離が伸び、最後は遠投ほどの距離で肩を慣らしていたのが印象的でした。昨日もウォームアップ中に涙を流しながら肩を作っていましたが、あの日の光景と重なり、万感の思いだったのだなぁと思いました。

 

 

 

 

以上、今日は投手部門を書いてみました。書いてみると意外と書けてしまうのが驚きです。それぐらい、試合を見ていたんですねぇ、わたしは(負け試合は早々にチャンネル変えてましたが)。

 

 

 

 

 

この時点で、肝心の選手のことを書いていません。

 

 

それは「大谷翔平」選手。

二刀流を体現させた今シーズンですが、その成長は時間軸などお構いなしに見えました。

 

 

大谷選手、そして北海道夕張郡栗山町に居を構える栗山監督の二人について、明日は書いてみようと思います。

 

 

 

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