北海道日本ハムファイターズが、日本一になりました。
その試合展開と結末は、感慨深いものがありました。
ぼくは日本ハムファンなので日本ハム視点で書かせていただきますが、今年のセ・リーグの覇者である広島東洋カープは間違いなく強敵であり、正直広島が勝ってもおかしくない、日本ハムが負けてもしかたないという見方をしていました。
その理由を幾つか挙げていきますと
・黒田投手の現役引退表明
・新井選手の2000本安打達成など、古巣へ戻っての活躍
・神ってる の流行
・タナキクマルの定着(打順でいうと1,2,3番)
・安定した投手陣
・若手の台頭
などがあります。
隣の芝生は~という言い方がありますが、まさしく広島は驚異のチームでした。
一度波に乗ってしまうと止められないという印象が強く、第1戦と第2戦はその印象通りの展開となったほど。あの時はこのまま4連敗してもおかしくないという雰囲気だったと今でも思っています。
昨日の夜あたりから、この日本シリーズの勝敗を分けたのはどのあたりからか?といった検証が始まっています。今朝スポーツ紙を複数買い求めましたが、最終戦の勝負の分かれ目について解説者が論じるなど、早くも分析と検証がはじまり、次に活かす動きが強まっています。もう来シーズンのプロ野球が動き出したような感じですね。
以前にぼくは日ハムがリーグ優勝したときに合わせて記事を何本か書いていましたので、今回も数本に分けて書こうと思っています。まさしく書ける喜びみたいな。新聞各紙の記事を参考にしながら、いち日ハムファンの視点から今回のシリーズについて書いていきます。
でも、今朝はたいへんでした。
近所のコンビニでスポーツ新聞を購入しようとしたら、一般紙しかありませんでした。
残っていたスポーツ紙は東スポだけ(笑)
そうです。
スポーツ新聞が売り切れていました。(汗)
東スポの一面は競馬だったので買う人少なかったのでしょうね。
仕方なく、コンビニをはしごして買い求めました。
こういうときにしか新聞買わないのですが、たまにだからか、新聞を隅から隅まで読むようになりました。そこで、新しい発見や興味のある記事は切り取ったりと、何かしら活かそうという姿勢が出てくるようになったのはとてもいいことだと思っています。
コンビニをはしごして買った新聞各紙。
今回のシリーズは、1試合1試合が長時間になったため、仕事が手につかず(汗)一喜一憂することも多かったため、敢えて見ないようにしたこともありました。それでも大事な場面や終盤などには手を休め、試合に集中するようにしていました。
今回の日本シリーズは合計6試合行われたわけですが、前半と後半ではチームの野球に対する姿勢というものが、それぞれのチームにおいて180度変わったことがよく解ります。
それは試合結果を見れば明らかなのですが、負けたチームとしては試合に入っていくことが出来たか、試合をつくることができたかといった点が課題として挙げられます。逆に勝ったチームに関しては、最後まで気持ちが切れることがなかったか、チームの戦略をしっかりと理解していたかといった、少し高度な面での共有が出来ていたと思います。
これを見て思ったのは、補強に次ぐ補強を大々的に行ったとしても勝てるわけではない。
大事なのは「人」を育てることに尽きると思いました。
「人」を育てることは「心」や「魂」等を育てることに通じます。成績だけを見て補強しても通用することはありますが、今回の日本シリーズを見ていくと、欧米的なビジネスではなく、日本古来の「心」がこもった姿勢の所作を見せてくれたような感覚になりました。広島で言うなら黒田投手の日本球界復帰、新井選手の広島復帰そして大活躍。
日本ハムで言うなら大谷くんの二刀流を目指した成長や、それを支える球団の姿勢。そして指揮官たる監督の明確な意思表示。
どちらか片方の球団というわけではなく、両リーグの覇者が同じような野球をしていたことに大変驚きましたし、今後の野球を示唆する内容とも感じました。それは経済界にも言えることではないかと思うほどです。
近年の消費社会、経済社会は「ローリスク・ハイリターン」を追求「し過ぎ」に見えます。もちろん、無駄を省くことは重要です。その分のエネルギーを他に回すことで、より効率を上げる、生産性を上げるというビジョンには賛成です。しかし一方で、結果ばかりを求める傾向が強くなり、それが実現できなければ評価に値しないといった風潮が悲しくも出来上がりました。プロセスを軽視し、売り上げだけを求める。マンパワーと人材を求める声も少なからずありますが、企業の多くはそういった人材を歯車程度にしか見ていないのは事実です。
そのためか、短期間で多額の売り上げをもたらす人のほうがもてはやされ、時間をかけて売り上げをもたらす人のほうが下に見られるという図式があっという間にできてしまいました。それは結局、第1次産業の衰退を意味します。このままではTPP云々という前に、日本の第1次産業はなくなるでしょう。そうなったら国産だの無農薬などと言っている場合ではなくなります。それを知っていながら知らぬふりをしているのが現状です。耐えろ耐えろと言いながら苦汁をなめさせ続けるという、結局はどちらに対しても、無慈悲なことをやっているのですから。
話を野球に戻しましょう。
野球の世界ももちろん結果の世界です。それでも準備期間というのは与えられます。時間の長短はありますが、その期間にどれだけ打ち込めるか、目的を持てるかというのも大きな要因になります。そうやっていくと結果を残します。認められます。その結果、長く続けていくことが出来ると考えています。しかしそれにはいくつかの条件が伴わなければなりません。
それは「心・技・体」だと、ぼくは思っています。
この言葉は昔からある言葉ではありますが、とてもよく表現していると思います。
どれかひとつだけが突出しても他のふたつが伴わなければ成績にも影響しますし、態度にも表れます。そういった野球選手をこれまでにたくさんたくさん見てきたはず。それだからこそ、今年の日本シリーズを戦った両チームの選手を見ていると、この言葉が浮かんできたのです。
この2チームが頂上決戦をしたというのは、今の日本にとっては必然の出来事だったのかもしれません。それは野球界に限らず、いろんな分野に対しての大いなるメッセージを野球の神様がもたらしたのだと思っています。
それは普段から選手や監督が「野球の神様」の存在を認識し、畏敬の念を以て尊敬したからに他なりません。ただ崇拝して利益を栄養とするのではなく、しっかりと恩恵や恩寵をもたらしてくれるに値する人になることを目指したからこそ、試合の中で起きる出来事に対しても真摯に受け止めることができ、相手チームを讃えることが出来るのだろうと思います。それは決して都合の良い解釈をしてない、理想の関係と見ることができました。そしてそれは野球界に限らず、色んな分野に神様はいらっしゃるとされています。それは日本古来の考え方であり、何ら不自然なところはありません。
日々神に祈り、願うことは悪いことではありません。肝心なことは、あとはただもたらしてくれるのを待つのではなく、自らが動き、体現していくこと。そうすることで神様は見て下さるような気がしています。何もせずに引き上げてもらおう、認めてもらおうというのは単なる欲張りであり、責任放棄です。自らの努力なくして、努力の継続なくしては、本当の恩恵や恩寵はありません。そういった仕組みがあることを理解していく必要があります。
現在優勝特番を見ていますが、本当に選手ひとりひとりが頑張りました。それは広島の選手も同様です。素晴らしい試合を見せてくれたと思います。いち野球ファンとして感謝します。本当にありがとうございます。
明日は日本シリーズの第1戦から第6戦、それぞれのポイントを振り返りながら、ぼく自身の仕事である「ガラクタ整理」や「オラクルカードリーディング」に掛け合わせて書いていこうと思います。
数時間前、近くのスーパーに買い物に出かけました。
優勝セール、とまでは行かなかったですが、協賛セールが行われていました。
セールの多くは百貨店やデパートなどの類、食料品に関するセールは一部に留まっているようです(と感じました)。
そこで、ほんと偶然。
なんと、建山義紀さんにお逢いしました(現野球解説者)。
思わず「あ、建山さん」と口にしてしまいました(笑)
そうすると、ご本人がこちらを見てくださったので、思わず
「優勝おめでとうございます」
と言ってしまいました(自分もハムファンなのに)
建山さんは
「ありがとうございます」
と仰り、買い物に戻られました。
これは、恩恵かな?(笑)とっさのことでびっくりしましたが、いい記念になりました。
でも、でも・・・・・・
全然安くなかったわー(涙)
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