つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

あなたを想うということ。

かつて、わたしが大学生だったころ、ひとりの友人ができました。

 

 

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 画像はネットより

 

 

名前を「いっこう」くんと言います。

 

本当は「一高」と書いて「かずたか」と呼ぶのですが、わたしは「いっこう」と読んでいました。

 

いっこうくんはわたしより少し年上だったのですが、入学年が一緒だったということもあり、すぐに打ち解け、仲良くなりました。

 

 

大学は通信教育であったため、法定で定められたスクーリング(本学へ行って実際に授業を受け、単位を取得すること)以外は基本、じぶんが住む地域でのレポート学習を行うのが主でした。

 

わたしといっこうくんは同じ教育学部(学科は異なりました)だったので、共通する科目については一緒に勉強し、レポートを書いていたことを昨日のように思い出します。そして、勉強と同じくらいにたくさん語り合いました。勉強のこと、当時の信仰のこと、恋愛のことなど、幅広く、そして、熱い言葉を交わしながら、互いに切磋琢磨してきました。

 

 

 

 

 

その後数年かけ、時期は異なりますがお互い無事に大学を卒業します。

連絡先はお互いに知っていたのですが、大学という共通点がなくなってしまったので、逢う回数も極端に減り、いつしか年賀状でのやりとりが主流になってきました。その間、わたしも結婚し、忙しい日々を送っていましたので、段々と距離が開いていくのは仕方のないことだったかもしれません。

 

 

 

 

 

それが、後悔の念へと変わりました。

 

 

 

 

 

 

とある日、仕事から帰宅して郵便受けから郵便物を取りだし、家の中へ。

その中から、見慣れない人からのハガキが含まれていました。

 

よく見ると、苗字はいっこうくんの苗字となっており、どうやら彼は結婚したようでした。

しかし、はがきの文面には、予想だにもしないことが書かれていたのです。

 

 

 

 

 

 

 

彼は、既に亡くなっていました。

 

 

 

 

 

 

 

話を簡単にまとめると、どうやらバイクを運転しており、単独事故を起こしたとのこと。

結婚して間もない頃に襲った悲劇でした。

 

 

 

 

 

このはがきを持ったまま、どれくらいの時間が経過したかはわかりません。

 

何度、そのはがきを読み返したかもわかりません。

 

 

 

 

 

彼がもういないなんて。

すぐにはその事実を受け止めることはできませんでした。

 

 

 

 

 

 

あの時、葬儀の連絡は来ていただろうか。

忙しくてついぞんざいにしていなかっただろうか。

もっと、彼とは何かを話すべきではなかっただろうか。

彼と、まだ酒を酌み交わしてもいないのに。

 

 

 

忙しさにかまけていたせいでしょうか。

その時になって、ああしておけば、こうしておけばという想いがとめどなく溢れてきました。無論、彼がもうこの世にはいないことに対し、涙を流したことは言うまでもありません。それよりも、彼の死を知らずに過ごしてきたことが本当に申し訳ないと思っていました。

 

彼は、数少ない、大人になってから出来た親友だと思っていましたから。

 

 

 

 

 

 

 

 

それから数年が経ち、今でも時折ですが、いっこうくんのことを想い出します。

未だに少しは彼の最期に立ち会うことが出来なかったという点での後悔や未練はありますが、その間、自分でも落ち着き、そして整理を少なからずすることが出来たので、昔ほど引きずることはなくなりました。

 

 

 

そう考えてみると、わたしは他の人と比べると「女々しい」人間かもしれません。

「女々しい」とは現代になぞらえると「未練がましい」といった意味が加えられているようですが、わたしはまさしくそれに当てはまります。

 

恋愛話になってしまいますが、女性は過去に付き合った男性のことはきっぱり忘れる一方で、男性はいつまでも付き合ってきた女性のことを忘れずにいる。

どこからか聴いてきた話ですが、わたしはそっくりそのまま当てはまります。

 

そしてこれは、何も恋愛に限らず、友情や仕事といった面でも同様でした。

 

 

 

 

 

それは、ただただ後悔の念だけが理由だろうか。

 

 

 

当初は、そう思っていました。そうだと思える理由がありましたから。

 

 

 

だから、このような歌を繰り返し聴くのだと思います。

 

youtu.be

 

youtu.be

 

 

 

でもそれが「自分を満たすためだけ」のものだと徐々にわかりはじめたとき、後悔の念は霧のように少しずつ消えていきました。

 

もちろん、後悔という感情は残っています。でも、前よりは確実に引きずらなくなってきています。確実に次に移せるものもあれば、まだまだ自分の手元に置いておきたいものなど様々ですが、前を向けると思えるようになった自分が表れてきました。

 

 

 

 

後悔という感情は、ネガティブなものだと思います。

それを自分の中で抱えることで、人は何かを叶えたり、満たそうとしています。

そうしていかないと、という、何かを駆り立てるものがあって、人は様々な表情を見せます

 

それが徐々に幻想だとわかってきたとき、親友の死に目に逢えなかったことや、好きな人に何もしてあげられずにそのまま離れざるをえなかったことなどが、かなり「軽く」なる感覚を覚えました。それはけっして「もういいや」というものでは決してなく、かといって「受け止めた」訳でもない。どう表現すればいいか、その手段がわからないのですが、それを客観的に見ることが出来たのと同時に、もっと力を抜けばいい。そんな風に思うことができるようになってきました。

 

 

 

 

 

 

 

だからこそ。

 

 

 

 

 

 

また逢いたいという気持ちがあります。

前を進みたいという想いがあります。

恥じない気持ちを抱き、ネガティブな感情を持つ必要などないんだという気づきを忘れないことで、再会することになるかもしれない人にとっては、まったく違う人に映って見えるのではないだろうかと思います。それは「あの日」で止まっていたお互いの時間を自然と動かす、幻想を打ち消す魔法のようなものだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宇多田ヒカルさんの歌の歌詞に

 

「前を向いてれば また逢えますか」

 

ということばがあります。

 

 

 

 

つい昨日までは、悲壮感漂う表情の中にこの歌詞がありました。

 

それがなぜか今朝になって、そんなものは必要ないんじゃないかという気づきに至りました。そして午後に受けたワークを経験したら、それが確信に近づきました。

 

いまはこのセリフを、笑顔で言える気がします。

その表情を見たひとは、どう思うか楽しみでもあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一説には、人は眠っているあいだ、様々な存在とコミュニケーションをとっているとされています。

 

しかし目が覚めると、ほぼ一切の記憶が残っていません。

ひょっとしたら、記憶以外のところに残っているかもしれませんが、なかなかそういったことはわからないもののようです。

 

 

 

だけど、奇跡が、起きました。

 

 

 

 

 

 

 

夢のなかで、いっこうくんに逢うことが出来たのです。

それはいわゆる、夢枕という現象だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

その場所は、ビルの中にある階段。

よく、エレベーターが使用中で、時間がなくて仕方なく非常口から階段を利用して他の階に向かうことがありますが、そんな場所でばったりと出逢いました。

 

わたしは最初どこに向かっているかもわからず、階段を上っているのか、それとも降りているのかもわからずに、移動していました。

 

そして、折り返しのような場所(中二階のような)で、ばったりと、いっこうくんに出逢ったのです。ほんとにばったりと。まさか、こんなとこにいるなんて、という心境でした。

 

 

 

一瞬、というか、少しの間、わたしは止まっていました。状況が呑み込めなかったのです。

そして、目の前に人がいる。それは誰だろうか。ああ、いっこうくんだ。

 

 

 

 

 

いっこうくん?

 

 

 

いっこうくんだ!

 

 

 

 

彼だと理解できた瞬間、大声で泣きながら彼に近づきました。

そんな彼は、にこにこと笑いながら「しょうがねぇなぁ」といった雰囲気でわたしを見ていました。彼はそれが、何だか少し意外だったようでした。

 

夢の中だけで号泣していたはずだったのですが、どうやら現実界でも寝ながら号泣していたようで、驚いた家人に起こされてしまいました。半ば強制的に彼と別れてしまったのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

それでも。

 

 

 

 

 

 

 

わたしの自覚する意識の外で、わたしといっこうくんがちゃんとやりとりしていたこと、やりとりできていたことに安心しました。彼は、わかってくれていたのだとも感じていました。

 

夢の内容が残る、ということは意識してできるものではないようですが、この偶然をわたしは今でもすごく感謝しています。もう二度と逢えないはずの人に、出逢うことができたという奇跡を、わたしは得ることができました。

 

 

 

 

 

 

 

そんな奇跡を得ることが出来たのだから、いまこの世界にいる、不本意にも離れてしまった人と再び出逢うのは、いともたやすいことだと思いたい。

 

 

特段、何を話すということも考えていませんが、

 

 

 

 

 

誕生日おめでとう、だったり

 

よくがんばってきたね、だったり

 

いままでごめんね、だったり

 

いつもほんとうにありがとう、だったり

 

 

 

 

そんなかんたんなひとことでもいいから、直接伝えることによって大きく時間が動くかもしれません。それを奇跡と呼べるかどうかはわからないけど、今の連続で生きることができているからこそ、そんな展開を起こしたいという気持ちでいます。

 

 

 

後悔の鎖、後悔の重石はもう「抱える」必要はない。

 

そう思ったとき、上記のようなかんたんなひとことでさえも、印象が変わります。

 

 

 

 

 

つい先日、わたしはこの先の道のりを「苦しみの海」と表現しました。

 

それが今では「苦しみ」はやはり苦しいと思うようになりました。当たり前ですが 笑。

その苦しみを取り除くだけでも、からだの強張りや表情は大きく軽くなります。仮にそのような状態のままでいても、とてもいいパフォーマンスが出来るとは思えません。それは「違い」を体験することでわかるのですが、一度体験するとわざわざ「苦しみ」とする必要を感じなくなります。それは、鎧を脱いだような、そんな感覚でした。

 

 

 

 

 

 

坂本真綾さんの曲の歌詞に

 

「飾り脱ぎ捨て すべて失くす時 何かが見える」

※間違っていたので訂正しました(20161006)

 

 というのがあります。

 

 

 

 

その境地と言えばいいでしょうか。立派な角があるサイのような佇まいができたとき。

 

わたしが特に何もしなくても、周りが大きく動くと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また逢いたいひとがいたなら、逢うために前を見ましょう

伝えたいひとがいるなら、伝えるために進みましょう

もう逢えないとわかっていても

もう届かないとわかっていても

あなたの想いは相手の知らないところでつながっているかもしれません

だからわざわざ諦めることはありません

諦めるということを行う必要がないのです

だって、生きているならば、生きているうちは何でも起きるのがこの世界です

その中に、奇跡が混ざっていたとしても何ら不思議ではありませんから

ただ、その奇跡が起こることを信じるのではなく

ただ、その奇跡が起こることを待っているのではなく

じぶんが抱く思考や感情に、それ以上のものを足したり引いたりせず

掛けたりや割ったりもせずにそのままを保つことを心がけてください

 

 

 

そんなこと、信じることができないかもしれませんね

 

だからまず、わたしがやってみようと思います

 

それが少しでも、届きますように

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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宇多田ヒカルを「観た」そして「聴いた」。彼女の歌から見えてきたもの。

先月末、1枚のアルバムが発売されました。

 

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そのタイトルは「ファントーム」(フランス語らしいです)。

 

宇多田ヒカルさんの新作が、8年ぶりにリリースされました。

 

 

www.utadahikaru.jp

 

 

前作は「HEART STATION」ですが、今聴いてもまったく色褪せずにいます。

 

新しいアルバムは全11曲。

ご存じのように、NHK朝ドラのテーマソングだったり、日本を代表するアニメーション映画のエンディングテーマなどが収録されています。

 

 

 

この作品の発売の前後に、音楽専門チャンネルやNHK等で、彼女を取り上げた番組が放送されました。

 

 

 

 

実はまだ新作を聴いていないのですが(笑)、過去の作品を振り返り、感じたことを書いていこうと思います。

 

 

 

 

 

 

音楽専門チャンネルでこれまで見たのは、主にMV(ミュジックビデオ、PVとも)やライヴカット、そしてライヴ映像など。ここ数日はずっとリビングでヒッキーの歌が流れていました。

 

そして先ほど見たNHKの「SONGS」。

糸井重里さんと宇多田ヒカルさんの対談という形式で、様々な話をしていらっしゃいました。

 

 

 

 

 

わたしは現時点で宇多田ヒカルのCDアルバムは今回の新作しか持っていないのですが、時折無性にこれまでのアルバムが聴きたくなることがあります。そしてユーチューブで彼女の代表曲を聴いたりなどして、想いに耽ることもあります。

 

今回、MV特集の番組で何回となく彼女のこれまでの代表曲を聴いたのですが、どうして何度も聴きたくなってしまうのだろうという疑問が湧いてきました。これって現代の曲ではなかなかないことで、次々と新曲が書かれて発売される世間は「はい聴きました。これで終わり。」で見向きもされないような感覚があるのです。彼女の曲は、不思議とそれがありませんでした。もちろん、こういった印象的な曲は、彼女以外のアーティストでもいらっしゃると思いますが、何だか久しぶりのような、それでいて聴くたびに新しい発見をすることができる。まるで長年ベストセラーになっている本を読んでいるかのようでした。

 

 

 

 

その答えをもらったのが、NHKで放送された「SONGS」。

 

井上陽水さんなどのコメントで「切なさ」と、休止前の彼女の歌を評していました。

 

また、彼女は自分が「苦しみながら歌っている」と評価。

わたしはまったくわかりませんでしたが、この「切なさ」に関しては何となくわかるというか、だから魅かれ、何度も聴いていたのかなと思いました。

 

 

そんな考えや想いを巡らせていたら、歌詞を読みながら、過去の楽曲を聴きたくなりました。レンタルしてこようか、それとも中古でもいいから買ってこようか悩んでいます(笑)。モノは増えてしまいますが、何となくで増やすわけではないのでこれはアリ。近々全タイトルを揃えようと思います。

 

シングルで出た曲を中心に聴きこんできた「これまで」。

 

アルバムに収録されている曲を聴きこもうと思う「これから」。

 

 

 

ひとつの「線」を超えることで、何かしらの変化があるかもしれません。いや、ないかもしれないけど。

 

 

印象的だったのが、宇多田さんが母親への想いを歌にする際、今ある言葉では表現できないから~というお話がありました。これには意表を突かれました。

 

その曲というのが「花束を君に」なのですが、言葉では伝えることが出来ないからこうするねっていう想いというのがすんなり表現されています。でもそれはわたしにとっては「え?」という疑問符が立ってしまうのです。というのは、わたしは「表現力」をつけたいと考え、こうして毎日ブログを書いたりすることで鍛えています。そしてそれは、今は表現できないことでもゆくゆくは表現できるのではという根拠のない確信のようなものを抱いていたからです。でもこの曲の歌詞では、言葉では無理だからこれをするねって言ってる。決して反発したというわけじゃないのですが、とても衝撃でした。それが、何となく納得できるからです。

 

 

これはわたし自身が考える仮説なのですが、長い時間が経過した中で、忘れ去られてしまった「表現」があると考えています。昔は言い表せていたものが、今は何故だか表現できない。どう言えばいいかわからないということが何度かあり、その疑問を探求する中でこのような仮説が生まれました。

 

でも、文明文化が発展しているので、そもそも今ある言葉では「言い表すのは不可能」かもしれません。それこそ「新語」を生み出さなければならないのかも。そう考えると、わたしが目指していることは結構「貪欲」なのかも。でも、それくらいの心意気がなければって、思ってしまいます。

 

 

休止前の作品と、今回のアルバムはまったくその印象が異なるそうです。番組内でも3曲ほど歌を披露されていましたが、確かにこれまでとは違う印象を持ちました。今はまだアルバムを保護しているフィルムを破ってプレイヤーを回す余裕がありませんが、録画した残りの番組を見た直後にずっしりと聴きこむのもいいかなと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなタイミングで、ひとりのアーティストの歌を聴きこむというのも最近では珍しい。それはまるで、明日書こうと思っていた記事をしっかり書き上げるための、復習というか、整理のようなものだったのかもしれません。

 

 

 

 

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その境界の先から、わたしを試す修行がはじまりました。~ダンマの思い出②~

昨年7月に参加した「瞑想合宿」。

 

 

向かった先は、世界的にも有名な「ヴィッパサナー瞑想」を実践する施設、千葉県にある「ダンマーディッチャ」。

 

 

 

 

帰りの切符は買わず、片道切符で身を投じることになりました。

 

 

 

前回の日記

 

 

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ちなみにこの瞑想合宿を受けるためには事前の申し込みが必要で、男女ともにキャンセル待ちになる時期もあります。通年女性はキャンセル待ちのことが多く、もし考えていらっしゃるかたがいたら、予定を先取りしていただく必要があります。

 

 

 

 

 

成田空港からJRに乗って(もうどう乗り継いだかは忘れた)茂原という駅へ。

そこからバスに30分ほど揺られ、施設最寄りのバス停で下車(ちなみにパスモ・スイカ使えません。現金精算のみ)。

 

そこでお迎えの車を待っていましたが、歩いて20分ほどの距離だというので、何人かで歩いて施設へ向かいました。

 

 

 

 

 

 

 

到着してみると、こんなところでした。

 

 

 

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 ネットより拝借

 

 

食堂兼ミーティングルームで受付を済ませ、オリエンテーションを受講します。

ここで合宿に際する注意事項や戒律など、生活上の注意等の話を聞きます。

 

この時点で夕方5時。

 

その後すぐに1回目の瞑想が始まります。

 

 

 

 

 

 

ちなみに、この瞑想合宿では様々な戒律(厳格なルールのようなもの)が課せられます。

 

期間は瞑想が始まってから、その戒律を解いても良いという号令がかかるまでの間になるのですが、その戒律とは以下のようなことでした。

 

 

・殺生をしない

・言葉を発しない(ただし、話してもよいという指示がある場合にのみ、声を出してもよい)

・コミュニケーションを取らない(アイコンタクト含め)

・異性の生活・瞑想境界を超えない(実際に境界線はないが、施設を半分に分けて男女がそれぞれ使用している)

・酒、たばこ、薬等の摂取はしない(期間内は一切の服用を禁止される)

 

 

この戒律を見て、何だかお寺での修行のような感覚です。

 

 

 

その点で特段苦しめられることはなかったように感じました。過去に似たような環境で過ごしたことはないのですが(座禅断食ならあります)、逆に自分に向き合うことが出来る、集中できるという気持ちでいました。実際これで10日間過ごしましたが、上記の戒律が原因で何かが限界に達するということはありませんでした。

 

 

 

 

 

このような点を含めた、施設内の説明などを含めたオリエンテーションが終わりますと、早速という感じで瞑想が始まります。

 

 

 

瞑想を行う場所は自由ではあるのですが、基本はホールで行います。

このホールで指示に従いながら、定められた方法で瞑想をひたすら行います。

そのホールには、ヴィパッサナー瞑想を復活させ、世に広めたゴエンカ氏から認められた「アシスタント指導者」という指導役が同席し、瞑想の方法やその経過確認、及び質問などに答える時間を設けてくれます。そのため、瞑想に関しては途中で道が逸れることなく、また疑問も解決できる時間が毎日設けられるので、今思うと至れり尽くせりの環境だったように感じました。

 

 

 

とはいえ、日常の生活から「瞑想だけを行う」環境へ身を投じたのですから、気持ちも身も引き締まる感覚を覚えていました。どうしてかというと、合宿期間中は外部との連絡は原則禁止。貴重品や携帯電話も合宿前にすべて預けなければなりません。また文字が書かれている物も同時に預けます(無意識に「読む」ことを防ぐ為)。

 

よく言えば「瞑想に集中するため」悪く言えば「瞑想以外に必要なことは極力省く」ルールが、皮肉にも覚悟を深めることに繋がりました。1日目の時点ではこの先どんな変化が起きるかはまったく予想がつかないのですが、自分の手元にいつもあるものがない状態でこの先10日間を過ごすわけなので、なんとも落ち着きません。そんなメンタルを落ち着かせつつ、覚悟を決めてこの地に飛び込んだことを無駄にしないようにと思い、自分の呼吸に集中し、感覚を研ぎ澄まそうと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして翌日の朝から、この合宿の「ほんとうの辛さ」を味わうことになるのでした。

 

 

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現状に満足せず、新しい野球を求めた先が「優勝」でした。 日本ハムリーグ優勝で感じたこと。そして~ガラクタ整理の受付を一時停止します~

北海道日本ハムファイターズパ・リーグ優勝を決めてから数日が経ち、昨日は戦力外通告の1発目が出ました。

 

 

 

日本ハムからは2選手の戦力外通告が出ました(須永・大塚投手)。

 

 

 

そんな時期もう来たのか・・・と思いつつ、日本ハム選手と監督についての感想を書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

-二刀流-

 

背番号11 大谷翔平 

 

投手成績 10勝4敗 1H 20登板 防御率1.86 投球回数140

野手成績 104試合出場 打率.322(323打数104安打、うち二塁打18、三塁打1、本塁打22)

 

 

日本ハムのリーグ優勝を語る上で、外すことが出来ないキーマンのひとりです。

シーズン終了を迎えて想ったことは「2016年は二刀流体現の年」であるということ。

地道に重ねてきたトレーニングや、試合で培ってきた経験を漏れなく吸収したことが、4年目のシーズンのテーマである「爆ぜる」に直結したのだという印象を持ちました。

 

投手としてですが、シーズン序盤は勝利がつかず苦しみます。でもそれは投手が原因とは思えない内容の負け試合が多かったように思います。打線の沈黙などもありますが、原因の本質はむしろメンタルにあったように思います。それは「ボタンのかけ間違い」程度のものにも感じました。ただそのかけ間違いに中々気がつくことが出来ず、勝ちから遠ざかっていきます。

 

順当に勝ちがつき始めたのが、交流戦前の試合からでした。試合別成績を見ていくと、交流戦前後での投球結果が180度違うことが分かります。

 

試合を重ねながら、投手としての技量もめまぐるしく向上しました。163kmを計測したかと思えば、シーズン終盤で164kmを計測。164kmを計測した時はタイムリーヒットを打たれてしまいましたが、その先の世界を垣間見ることが出来ましたし、優勝を決めた試合では、これまでに見せなかった、1球1球投げるごとに進化を遂げている姿をリアルに見せてくれました。

 

前日の試合までは感情を表に出し、意気込みを感じさせる姿を見ることが多かったのですが、リーグ優勝を決めた対埼玉西武戦(先発投手は菊池雄星)では一転、感情を表に出さない、言い換えれば「クレバー」であり「クール」であった印象を持ちました。そしてこれは将来大リーグに渡るためのひとつの大きな階段を上った瞬間に感じました。

 

 

打者としては様々な打順に立ちながらも、しっかりと結果を残しています。優勝を決めた後のインタビューでは、中田選手の前に大谷選手の打順が回るという試合の際、中田選手は「チャンスメイク(打点をあげるため塁に出て)しろよ」と言っていたそうですが、ことごとくランナーを還してしまっていたそうなので、最後の方は少し嫌っていたらしいです(中田選手談)。

 

 

 

 

優勝を決めた試合の登板を見ると、ダルビッシュ有選手や田中将大選手のような、鬼気迫る、または神がかったような印象は持ちませんでした。しかし、これまでとはまったく異なる「説得力」のようなものをその投球からは見ることが出来ました。それは「新人類」や「ニュータイプ」といった、自分の才能を如何なく発揮することが出来る人材の出現と感じました。

 

 

 

 

 

 

-監督-

 

背番号80 栗山英樹 

87勝53敗3引分 勝率.621 チーム打率.266 チーム防御率3.06

 

 

 

4年ぶりの、リーグ優勝を決めました。

4年前は、監督就任1年目にしての優勝でした。でもその評価は低かったように思います。その理由として、栗山監督の采配は理解に苦しむことが多く感じられたためで、ネットの掲示板では常に批判の的になっていました。それは彼の監督としての素質や、信仰の対象など、あれこれ取り上げては糾弾するというものでした。

 

 

それでも。

 

 

今シーズンの優勝は、批判していた人たちはどのように見ているのでしょうか。これも、監督就任1年目のような感じで見ているのでしょうか。明らかに、1年目と4年目とでは大きく違うものがあります。それは「選手個人の成長」もあります。でも「新しい野球戦術」が理解され、チーム全体に浸透してきたと考えるとどうでしょうか。栗山監督の野球は、2016年にまさしく「爆ぜた」と言えるのではないでしょうか。

 

 

奇抜と思える戦略もありました。

 

・1番ピッチャー大谷という打順

・4番の中田選手に代打を送る

・大谷選手が先発で出る試合について、DHを解除する

・抑え投手である増井選手の先発転向

・積極的な打順変更

・クローザーに先発投手である吉川光夫を起用(3S)

など

 

記憶に残る采配や、すっと忘れてしまうものもあったでしょう。

でもそのひとつの采配が確実に「伝わり」、そしてチーム全員のやわらかな「覚悟」を決めたのだと思います。

 

また、人柄も評価、または信頼されてきました。

 

 

 

選手のインタビューでも、監督のことばや姿勢を信頼するという声がたくさん聞かれました。それはひょっとすると対面的なことなのかもしれませんが、仮にそうであったならば、レギュラーを含めた全選手が素晴らしい成績を残すというのはおよそ考えることができません。ビジネスにも通ずることですが、トップの姿勢は必ず伝わります。栗山監督はそれを誰よりも知っていた。「熟知」していたと理解するべきだと思います。そういった意味では、栗山監督は野球というものを最初から「違った視線」で見ていたのかもしれません。そしてそれは新しい野球を生み出し、ついには二刀流を育てる最高の環境を作り上げました。

 

 

 

他チームの話ですが、今シーズンで横浜のユニフォームを脱いだ三浦大輔投手。一部報道では他のチームに在籍していれば200勝はしていただろうという話が出ています。しかしこれは現実的な話ではないように感じます。それはあくまでも憶測でしかありませんし、三浦選手が活きるチームが「横浜」以外にないという考えもできるわけです。そして古巣に戻った新井貴浩選手。一度広島から阪神へ移籍。その後広島へ戻っていますが、今季は大活躍でした。それはもうお若手もびっくりな成績です。広島優勝の原動力のひとつが、この選手にあると感じています。

 

そのような事例を見ていくと、何が良くて何が悪いとは、確実なことは中々言うことはできません。成績を取るか、野球人生を取るかでも大きく変わっていると思います。大谷選手が日本ハムでよかったのかという議論はこれから持ち上がるかもしれません。でも、日々躍進していく、先を見据えているいち選手の生き様を球団が、そして地域のファンひとりひとりが支えていることを考えると、どれがいい悪いで考えるようなことではないような気がします。彼がこのチームに来たのもある意味「運命」だったのかもしれませんし、一風変わった監督に育てられるのも「必要なこと」だったのかもしれません。これまでとはまったく違った日本人メジャーリーガーとして大成するには、これまでと同じことをやっていてはダメではないかというぼんやりとした考えがありますが、おそらく選手個人も、監督そして球団も、今でなければやれないこと、今やるべきことをしっかりと考えて「共に」歩んでいるのではないかと思います。

 

 

栗山監督は来季も監督を務めます。そして、レアード選手、田中賢介選手、宮西尚生投手も契約を更新しました。この監督の下で野球をしたいという最高の評価が、この時点でもう出てきています。そう考えるとネット上での様々な発言はある意味無責任であり、落書き程度のものでしかないものかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

北海道日本ハムが優勝していく歩みを日々見ながら、自分なりに思っていたことがありました。それは「このままでいいのか」「何かアクションを起こすことはないか」といった、自問自答のようなものでした。

 

というのも、オラクルカードを依頼してくださった方からガラクタ整理のご相談をいただいていたのです。その方は内地(本州)にお住いの方で、今ある条件(最後はわたしが実際に部屋を見る等)では厳しいが、何とか整理したいというお話をいただいたのです。

 

 

その話を聞いて思うところがあり、試験的にメニューを組んだうえで内容を提示しました。

 

 

ですが、残念ながらお仕事の依頼をいただくことはできませんでした。

 

 

 

正直、お仕事をいただくことが出来なかったのは残念でしょうがないです。そういった事実を突きつけられて、意気消沈したことも事実です。頭が真っ白になるくらいでした。

 

でもなぜか、そのまま終わらなかったのです。

 

それは、お断りのメールの文章の中に、わたしが忘れていたことをその方が気づかせてくれたからでした。

 

 

 

 

その方からいただいたことばは、かつてわたしがガラクタ整理をする前に抱いた感情そのままだったのです。詳細は省きますが、わたしがガラクタ整理を仕事としていく原点を図らずも教えていただいた格好になりました。

 

そのメールを何度も読み返した結果、今リリースしている内容に「ぎくしゃく感」を感じるようになりました。

 

 

 

 

このメニューは、ガラクタ整理をしようか悩んでいる人の視線(視点)に合ったものなのか?

 

 

 

 

疑問というのではなく、しっくりこない感じがしたのです。

 

このメニューのままでは、誰も依頼はしてこないだろう。

 

 

と最終的に判断。一度受付を停止し、メニューを下げることに決めました。

 

 

 

 

この決定を見て「ほらみろやっぱりそうなったじゃねーか」という声も聴こえてきそうです。でも、そんなのはもはや関係ないのです。だって、個人事業主としてやると決めた時からそんな声は都度聞かされてきました。自分が何を仕事にしていくかといった話に入る前からです。それだけこの世界は甘くはないのだという洗礼なのだろうと思いましたが、そんなくだらないことで踏みとどまるようでは、結局は本気ではなかったということになります。

 

これから短期間で、メニューのブラッシュアップと新たなメニューの創造に取り掛かります。それは2か月前とは違った心境でのメニュー作成になります。今は幸いにも原点を思い出すことができました。決して忘れていた訳ではないのですが、何だか当たり前じゃんっていう空気を持っていて、軽視していたように思います。そんな姿勢を反省するとともに、改めてわたしを「遣って」いただくために、世間からは「常識はずれ」とみられることでも「やるべきこと」「必要なこと」であれば、ためらいなく展開していこうと思います。

 

 

 

この世界にはもともと「良いこと」「悪いこと」といった区分けはされていない。

それを決めるのはわたしたち「人間」であるということ。

こうだと決めてしまうのは、前後の背景や心理的要因に影響される面が強い。

それを口先だけでわかったように言うことと、自身の経験から伝えることの重みは大きく異なる。

 

己の目の前に起きた出来事に対してもう嫌だと逃げるのではなく、しっかりと受け止め、そして感じて味わうことで見えてくるものがある。そうしなければ、いつまで経っても同じところに立ち止まってしまうから。

 

 

もう、そんな人生は嫌だと思ったから。

これからは、どんなことがあっても進むと決めたから。

そこに善悪はない。単純に「必要なこと」と定めて。

 

 

 

その必要なこととして、ガラクタ整理の受付を一時停止します。

そして、内容を刷新して、戻ってきます。

 

それは間違いだとかどうだとかではないのです。

それを言っているようでは、決してわかることはないでしょう。

それはその人の「伝える」気持ちや「覚悟」に背を向けているだけ。逃げているだけ。

 

でも、わたしはそういった人たちのために伝えることが出来るほど器用な人間ではありません。

 

わたしができること。

 

 

 

 

それは「貫く」ことだと、思っています。

そしてそれを「感じて」いただければ、いいんじゃないかと、思っています。

 

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爆ぜることが大事なのではなく、爆ぜたあとでも熱を残すことが大事です ~北海道日本ハム リーグ優勝について~

きょうの日記も、先日リーグ優勝を果たした北海道日本ハムファイターズの選手に関する感想です。

 

昨日の日記で野手・投手と全部書く気持ちでいたのですが、野手を書いた所で力尽きてしまいました。そのため昨日は野手、今日は投手ということで2日間に分けて書いていきます。

 

 

 

 

-先発-

 

 

 

背番号16 有原航平 11勝9敗 防御率2.94

 

シーズン終盤では負けが続いてしまったのもの、それまでは無双の強さでした。腕の振りが調子のバロメーターとされていて、毎試合見るたびに迷いなく投げていることが窺えました。終盤では6連敗ぐらいついたでしょうか、おそらくやっていることは何も変わっていないはずなのですが、不思議とうまくいかないときがありました。優勝を手繰り寄せる大事な試合ではバッテリーを組んでいた市川捕手から大野捕手へとチェンジして、久々の勝利を手にしたことも記憶に新しいです。

 

今後、有原投手は間違いなくチームの勝ち頭になってくれると思います。そのためにはもっと他のキャッチャーと組んで、自分の投球の幅広さを感じて欲しいと思います。

 

 

 

背番号15 ルイス・メンドーサ 7勝8敗 1H 防御率3.88

 

打たせて捕るピッチングが信条のメンディーでしたが、今年も苦しみました。

終始中々波に乗れないまま、シーズンを終えた印象が強いです。

こういったタイプの外国人ピッチャーで記憶に残っているのがブライアン・ウルフ投手(現在はシーズン終盤近くになってから埼玉西武に入団。対日本ハム戦でも勝利投手になっている)。三振を取るタイプではないのですが、凡打を打たせるならそこにクレバーさ、工夫を凝らすことがこれからも要求されてくるのだと思います。

 

ヒーローインタビューでは「イク・メンドーサ」や「イケ・メンドーサ」など、決め台詞を持っているだけに、今後の躍進を期待したいところです。

 

 

 

背番号34 吉川光夫 7勝6敗 3S 防御率4.19

 

彼が投げる試合は相手もエース級が出てくる試合が多く、視点を変えると損な役割を負っているかのような印象を持ちます。過去栗山監督が彼に覚醒と覚悟を促したのも今では懐かしいですが、ここ数シーズンの彼は何か納得せず、満足せずの表情がとても多かったように思います。それは「まだまだだ」と更なる成長を自ら促しているのと同時に「どうしていつもこうダメなんだ」と責めているようにも見えます。キャリアハイの成績を残したときには故障にも泣きましたが、笑顔でヒーローインタビューを受ける彼の姿を、わたしは待っていたい。だって、彼ならできるからと信じているから。

 

 

 

背番号14 加藤貴之 7勝3敗 1H 防御率3.45

 

大谷翔平投手が手のマメを潰してしまってから急きょ先発で投げることになった境遇は、結果から見てみると千載一遇だったのかもしれません。成績を見ると立派です。これで1年目。いわゆる表ローテーションを担ったのだから素直に凄いと感じます。最初は中継ぎでの登録でしたが、貴重な左投手が頭角を現した感覚を持ちました。

 

初年度がうまくいきすぎたぶん、来年の成績が気になるところではあります。気が早いのかもしれませんが、クライマックスシリーズも経験するでしょうし、そう考えると、1年目からなかなか出来ないことを彼は経験している。なんと恵まれた人材なのだろうと思います。

 

 

 

背番号39 高梨裕稔 10勝2敗 1H 防御率2.38

 

キャンプから注目されていた投手でしたが、期待通りの躍動を見せてくれました。

10勝に到達したので、新人王?の条件を満たしたともみられています。高梨投手と加藤投手はなんだか正反対の感覚がしています(加藤投手が静なら高梨投手は動)。そして、今年のチームのテーマである「爆ぜる」を体現したひとりであると思っています。力強いピッチングには説得力がありました。その気迫が球に込められていました。こんな熱さがチーム内にいい影響を与えたことは言うまでもないと思います。

 

そして、ヒーローインタビューでの口癖が「そうですね」。

この口癖は後にレアード選手も真似するほど。思えばどの選手でも言っていそうなことばではあるのですが、それだけ彼がお立ち台に立っているという証拠でもあると思います。

 

 

 

背番号52 アンソニー・バース 8勝8敗 6H 防御率3.65

 

先発に中継ぎに抑えにと忙しく投げていた印象があります。入団当初も先発・中継ぎどちらでも使えると言っていたように、重要なイニングを任されました。当たり前と言えば当たり前なのですが、接戦のときのマウンドはやや不安材料が残っています。それはメンタルの問題なのかもしれませんし、外国人特有の問題なのかもしれません。今後は制球力の強化ももちろんですが、メンタル面の底上げも求められてくると思います。決して悪くないピッチャーであり、育てようによっては、大きく化ける存在だと思います。

 

 

 

背番号19 増井浩俊 10勝3敗 10S 1H 防御率2.44

 

昨年の守護神であったのですが、度重なるセーブ失敗により登録を抹消。チーム事情により栗山監督から先発を打診され、復帰しました。

フタを開けてみれば10勝という素晴らしい成績を残しました。この結果を予想した人は少なかったと思います。抑えで出てきた時は増井劇場と揶揄されていただけに、この先発での活躍は完全に予想外、想定外の展開でした。

 

抑えから先発に転向し、成功した投手の一人に横浜の山口俊投手がいます。そう考えると、過去に先発の経験があった増井投手は、その素質があったのかもしれません。昨季の球団最多セーブを挙げたクローザーが先発になるということ。単純な計算ではできませんが、相手チームにとって脅威であることは間違いないと思います。

 

 

 

-中継ぎ・セットアッパー・クローザー-

 

 

背番号29 井口和朋 0勝1敗 4H 防御率3.86

 

独特な投球フォームを持っており、球の力強さを当初は感じていました。しかし課題もすぐに見え始め、ヒットを浴びる登板も少なくありませんでした。それでも重要な場面、消化試合など様々な場面を経験できたことは、この投手にとっては何よりも貴重なものだったと思います。1年目からの抜擢は、特に凄いことです。その素質を眠らせず、2年目も躍動して欲しいです。

 

 

 

背番号13 石井裕也 0勝0敗 12H 防御率1.65

 

シーズン中は不調に泣いた左腕。「サイレントK」という異名を持つ、頼れる中継ぎ投手です。シーズン終盤では嫌な流れを断ち切るかのような三振を奪ったりと、何だかいいとこ取りの活躍を見せてくれたように思います。出場は昨季の半分以下になってしまいましたが、クライマックス以降の試合では、しばらく活躍できなかった鬱憤を晴らしてくれることと思います。

 

実はけっこう背が高い選手。札幌駅に入っている本屋さんで立読みをしている姿を見かけたことがあります。

 

 

 

背番号43 白村明弘 3勝1敗 1H 防御率2.63

 

マウンドに立った時の表情が印象的な投手ですが、今季の当番回数は残念ながら昨年の半分以下になってしまいました。四球も目立っていたので、ここが踏ん張りどころなのだろうと思います。三振も取れる投手なので、ここで終わって欲しくない選手に違いはありません。

 

 

 

背番号55 クリス・マーティン 2勝0敗 21S 19H 防御率1.07

 

シーズン序盤は「ボーク」が目立った選手。この時は正直不安というか「この投手はもうだめかな」とさえ考えていました。だって、マウンド上で激高してましたからね(笑)

それが、それがですよ。ボーク対策をしっかりしてきてからのマウンドは見違えるほどでした。ホールドも、増井投手が抹消となってからはセーブもあげました。終盤はケガにより離脱してしまいましたが、見事に支えてくれた印象を持っています。

 

身長が2mを超えているので、そこから投げられる球の勢いに対処できないとスポーツニュース等では報じられていますが、後々攻略はされてくるでしょう。その時にこそ、この投手の進化、及び真価が問われるときなのだと思います。攻略されて欲しくないですけどね。

 

 

 

背番号30 鍵谷陽平 5勝3敗 3S 3H 防御率4.23

 

北海道期待の星として日本ハムに入団してから早4年。シーズンを重ねるごとに、苦しくなってきている印象を持ちます。もちろんベースアップなどのトレーニングもこなして、球威だったりキレなどはレベルがアップしているのですが、なんだか球がバラけている(制球難)印象がここのところ強いです。大事な場面で抑えたかと思えば次の試合では失敗したりと、締まった印象がありません。そこは悩みどころではありますが、クライマックスシリーズ以降の試合で進化を遂げてもらいたい選手でもあります。

 

 

 

背番号48 谷元圭介 3勝2敗 3S 28H 防御率2.32

 

まさしく大車輪の活躍でした。登板試合数も58とかなり多めです。それほどに信頼される投手であり、他の選手の台頭で負担が軽くなることを願う選手のひとりでもあります。過去先発を投げて失敗(笑)したこともありましたが、中継ぎや抑えでの投球はさすがといったところです。途中疲れからか打たれる場面が多くなりましたが、それでも大崩れしないのがこの投手の特徴であり、だからこそ計算にいれやすい投手なのだと思います。

 

 

 

背番号25 宮西尚生 3勝1敗 2S 39H 防御率1.52

 

谷元投手と同数の58試合登板。宮西投手はプロ1年目から50試合以上の登板を毎年重ねています(最少は50試合登板)。そして今シーズンでは通算500試合登板を達成(レギュラーシーズン終了時点で523試合)し、鉄腕の名をとどろかせています。

 

そんな彼も手術をしたりと、苦しい時期もありました。そんな時期がありながらも再びマウンドに立つということはどういうことか。そんな難しい質問のひとつの答えというか「姿勢」のようなものが、宮西投手の佇まいから学ぶことができるような気がします。

 

通算200H(シーズン終了時点で232H)を早々に達成した左腕です。どこまで行くのか、楽しみでしょうがないです。

 

 

 

-番外-

 

背番号38 武田勝 通算244試合 82勝61敗 1S 15H 防御率3.02

 

レギュラーシーズン最終戦で打者1人限定での登板となり、有終の美を飾りました。

引退発表後に「俺のために優勝しろ」とチームメンバーに指令を出し、見事優勝を達成しました。

 

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「背番号の年齢まで野球を続けていたい」という夢は、叶いました。それでも、マウンドを去る姿を見るのは悲しくてしょうがありません。技巧派左腕と呼ばれ、まっすぐでも120km台のスピードしか出ないにも関わらず、打者を翻弄させる姿は見事なものでした。

 

 

ちょうど、今年の8月に北海道苫小牧市で行われた2軍戦の先発に、武田勝投手が登録されていました。そのウォームアップの光景を見ることが出来たのですが、最初は短い距離でのキャッチボールを行っていたかと思えば、どんどんその距離が伸び、最後は遠投ほどの距離で肩を慣らしていたのが印象的でした。昨日もウォームアップ中に涙を流しながら肩を作っていましたが、あの日の光景と重なり、万感の思いだったのだなぁと思いました。

 

 

 

 

以上、今日は投手部門を書いてみました。書いてみると意外と書けてしまうのが驚きです。それぐらい、試合を見ていたんですねぇ、わたしは(負け試合は早々にチャンネル変えてましたが)。

 

 

 

 

 

この時点で、肝心の選手のことを書いていません。

 

 

それは「大谷翔平」選手。

二刀流を体現させた今シーズンですが、その成長は時間軸などお構いなしに見えました。

 

 

大谷選手、そして北海道夕張郡栗山町に居を構える栗山監督の二人について、明日は書いてみようと思います。

 

 

 

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北海道日本ハムファイターズが、パ・リーグ優勝を決めました。

きょうの日記は、ちょっと長いです。お時間のある時にお読みください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

北海道日本ハムファイターズが、パ・リーグでの優勝を決めました。

 

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優勝を決めた日の先発投手は大谷翔平

 

相手チーム、埼玉西武ライオンズの先発投手は、出身高校である花巻東菊池雄星

 

 

 

出身高校が同じという境遇と、優勝がかかった試合。

さまざまな注目を集めた中、試合は行われました。

 

 

試合はご存じの通り、1-0で北海道日本ハムが勝利。見事自力でマジックナンバーを1から0へと減らしました。

 

この展開を、予想していた人は、果たしてどれくらいいたことでしょうか。

 

 

 

 

 

わたしはストーブリーグ(いわゆるオフ・シーズン)期間中に放送される野球関連番組を好んで視聴します。順位予想の番組だったり、球団を解雇された選手に焦点を当てた番組や、ドキュメンタリーなど、多種多様な番組を見るようにしています。

 

そこからは選手の為人が見えてくるので、ファンである北海道日本ハムの選手のみならず、他チームの選手にも興味が湧き、活躍を期待するようになります。

 

そういった野球以外の情報が入る中、今年のリーグ開始前に行われた順位予想では、福岡ソフトバンクホークスが連覇するだろうと多くの解説者が予想していました。北海道日本ハムに関してはBクラスという予想をした解説者もいたと記憶しています。

 

ところがフタを開けてみると、予想はあくまで予想だったというのがよくわかる展開でした。リーグ戦期間中は何が起こるかわかりません。故障もありますしスランプもあります。何がきっかけで好調や不調になるかなんて誰にもわかりません。そんな「予想外」の展開があるからこそ、野球というスポーツは多くの人に愛されているのかなと感じました。

 

 

 

昨年は、福岡ソフトバンクに「歯が立たなかった」北海道日本ハム

今年は、その雪辱をひとまず晴らした格好です。ひとまずという理由は「クライマックスシリーズ」があるからで、仮に対決することになればそこで撃破してはじめて「昨年の借りを返した」と誰もが胸を張って言えるでしょう(リーグ2位は福岡ソフトバンク、3位は千葉ロッテに確定)。

 

クライマックスシリーズの試合は10月中旬から行われる予定ですが、その間に疲れも取れるでしょうし、故障者に関してもその期間は回復に専念できるので、万全の態勢を整えて欲しいと思います。

 

 

 

 

結果を見てみたら、パ・リーグで一番多くの勝ち星を挙げていたのが北海道日本ハムファイターズでした。

 

しかもその勝ち星の数はチームの最多記録を更新。80以上の勝ち星を挙げました。

 

 

 

その原動力、または要因となったものは様々挙げられます。

わたしも「これだ!」とは一概に言えないので、溢れる想いを伝えるかのように(どんなだ)、主だった選手ひとりひとりに対しての感想を述べたいと思います。

 

 

 

まずはレギュラーから

 

-内野手-

 

背番号7 西川遥輝(守備位置は主にレフト)

 

まさしく今季のリードオフマンだったと言えます。昨季は打撃にも守備にも苦しみましたし、ふてってる印象も持っていました。ふてくされているというか、投げ槍にもみえた態度には少々心配していたほどです。

 

それが今季は目が覚めたかのような活躍ぶりを見せてくれました。

守備・打撃ともに好調で、相互にいい影響を与えている印象を持ちました。

日ハムのスピードスターと言われていたと思うのですが、それを立証する41盗塁(9/29現在)は立派です。

 

道内のスポーツ番組では「ホームランは捨てた」といった発言をしていました。長打も打てる選手ですが、つなげることに意識を向けて取り組んだ結果が、この盗塁数であり、打率3割という成績につながっていると言えます。

 

 

 

背番号9 中島卓也(守備位置はショート)

 

打席に入れば粘りを見せ、相手のミスを誘うバッター。

守備もその好守は目を見張るものがあり、前ショートの金子誠さんの精神をしっかりと受け継いでいる印象を持っています。

 

チームではホームランを打てない選手とも言われていますが、バッティングの幅は広く、前進守備の頭上を越える長打を打って試合を決めることもありました。相手投手が投げる球をカットするのが得意で、相手側がしびれを切らして甘いところに投げてしまうか、四球で塁に出してしまう。その粘り強さが光りつつも、セーフティーバントなどで相手の意表をつく攻めもあり、日本ハムの野球にマッチした選手に成長しました。

 

ただ今年は三振が少々目立ちました。相手投手がいいところに投げているというのも理由としてはあります。カットをするが故の三振かもしれません。願わくば、凡退せずに1回でも多く塁に出て欲しい選手です。

 

 

 

背番号3 田中賢介(守備位置はセカンド)

 

MLBから古巣に戻ってきた田中選手ですが、年齢を感じさせない柔軟なプレーは目を見張るものがありました。守備位置の広さと広角打法は健在で、狙ってホームランを打つことが出来るなど、バットコントロールは抜群です。あまり前には出ない印象を持った選手ですが、そのプレーはまさしく記憶が残るほどの好プレーばかりです。

 

調子も成績も、今季のほうがよかったと思います。プレーも生き生きしていましたし、フラストレーションもストレスも溜まっているようには見えませんでした。疲れは致し方ないですが、いま自分が出来ることを精一杯やるという姿勢がよく見えた選手です。

 

 

 

背番号5 ブランドン・レアード(守備位置はサード)

 

この人無くして今季のリーグ優勝は語れませんね。

優勝を決めた埼玉西武との試合でも、貴重なホームランを打っています。

ホームランダービーを争っていたメヒア選手を抑え、ホームラン王確実となっています。

そして守備も軽快で、ゴロの球をグラブではなく直接素手で捕球(ベアハンド)して送球する姿は、たくさんの貴重なアウトを重ねてきました。

 

豪快なスイングもさることながら、ホームランを重ねてきた実績は凄いです。ひヒーローインタビューでは高梨投手の「ソウデスネ・・・」を真似するなど、お茶目な一面も見せています。すしポーズも定着したので、1年でも長くチームにいて欲しいです。

 

それでも外国人選手の宿命か、1年目は苦しんだ印象があります。それでも日本に、そして北海道に、チームに馴染んでくれました。日本語も覚えてくれました。その健気な姿勢はお手本でもあります。その愚直な姿勢が、偉大な成績を残したのだと思います。

 

 

 

背番号6 中田翔(守備位置はファースト)

 

「悩める4番」「覚醒しない4番」等、色んなことを言われた主砲だったと思います。

インタビューでは「全部すっとんだ」と言っていたほどで、本人も相当悩み、そして腐っていたと思います。新聞記事では「2軍に行かせてください」と栗山監督に話そうと本気で考えていたというから驚きです。打率こそ低いものの、100打点を超える成績を残すことができたのは立派だと思います。それがなければ、チームは優勝できていませんから。

 

守備も目を見張るものがあります。体が大きいので軽快な動きには見えないのですが、ファインプレーも多く残しています。ここまでは守備から流れを作って打撃につなげるという印象が強いですが、それが同等になり、そして打撃から流れを創る、そんな選手に育って欲しいなと思います。

 

他のチームの4番見ていると、結構打っている印象があります。それは何故だろうと考えると、その選手へのマークが甘い(逆に中田選手へは厳しい)とか、いろんな考えがあります。隣の芝生の方が・・・という心理もありますが、わたしは何となく、中田選手個人の心理的な癖のようなものが、まだまだ足を引っ張ろうとしているのかなと感じました。一言で言えば「もったいない」のです。だからこそ、こんな成績で終わる選手ではないと信じています。今シーズンは代打を出されたり、スタメンを外れたりしました。それもいい経験になると信じて、クライマックス以降の活躍に期待しましょう。

 

 

 

 

-外野手-

 

背番号1 陽岱鋼(守備位置はセンター)

 

かつてのチームメイトであった新庄選手、森本選手の意思と伝統?を受け継ぐ、チームの柱のひとり。昨季は怪我などもあり100試合に届かない出場でしたが、今年はその鬱憤を晴らすかのような活躍でした。それでも途中怪我等でセンターの守備を他の野手に任せるなどの局面があったので、本人としては悔しいところではないのかなと思います。

 

守備のスーパープレーには何度も助けられ、何度も雄たけびをあげました。

敵地福岡でのソフトバンク戦で見せたプレーも、まさしく勝利を呼び込む守備だったと言えます。三振は100を超えていることから「ちょっと多いな」と感じるほど。それだけチェックが厳しいのだろうと思いつつも、やはりヒットまたはホームランを期待してしまいます。

 

走攻守が揃ったバランスのいい選手。彼の背番号1を他の選手がつけるのは、想像できませんね。

 

 

 

 

ライトは選手が固定していないので省略

 

 

 

-捕手-

 

背番号27 大野奨太

 

中嶋聡選手の背番号を受け継いだ、チームの正捕手。

キャプテンと選手会長兼任の、多忙なシーズンでした。

 

どこのチームもそうかもしれないのですが、段々と「打てる捕手」というのが増えてきている印象があります。大野選手もそういったふれこみのある選手でしたが、今まではチャンスで打っている印象はあまりありませんでした。でも今季の成績を見てみると、キャリアハイといってもいい成績を残しています。選球眼も鍛えられたのか、四球を選ぶ数も自己最多タイになっており、捕手だけではなくバッターとしても大きく成長したことがわかります。

 

守備位置がキャッチャーである以上、バッテリーを組む投手と含めての評価をされがちです。その部分での勝敗を分ける確率が高いことも確かだと思います。となると、キャッチャーは試合を左右する重要なポジションにいるということになるわけで、そんなポジションの人がキャプテンや選手会長までやるというのは、案外凄いことなのかもしれません。

 

 

 

背番号56 市川友也

 

巨人から移籍してきた選手ですが、今年は打撃よりも守備に貢献したかたちです。

市川選手と言えば有原投手とのバッテリーで有名ですが、リーグ戦後半は有原投手の負けが続いてしまったので、最後の方は大野選手と有原投手とのバッテリーになってしまいました。そう考えると、今期は市川選手にとっては試練の年になったのかもしれません。

 

しかしながら、キャッチャーというポジションにいるというのは実はすごく重要である気がします。確かに正捕手がいる以上はサブに甘えなければなりませんが、黄金のバッテリーといった表現があるように、市川選手と組むバッテリーでこそ真価を発揮する投手も少なからずいるという事実があります。そう考えると、市川選手にいてくれて本当に良かったと思ってしまうのです。

 

 

 

 

 

そしてサブメンバーへ。

 

背番号31 岡大海(おかひろみ) 外野手

 

怒涛の15連勝の立役者のひとり。彼がヒットを打てば負けない日はありませんでした。

ただケガに泣かされる期間が未だあるため、ここを克服できれば、とても心強い存在になると思います。

 

 

 

背番号64 谷口雄也 外野手

 

これまでは代打のイメージが強かったのですが、スタメンで起用されることも増えてきました。好守も光るようになりましたが、成績はここぞという時に残すことが出来なかった印象があります。スラッガーの要素もありますし、地道に鍛え続けていることを知っている選手なので、大成することを期待するばかりです。

 

 

 

背番号26 淺間大基 外野手

 

打撃センスが光っている印象がありますが、残念ながら1軍の試合でその姿を多く見ることはできませんでした。スピードもある選手なので走攻守のハイレベルを目指せる選手だと感じています。起爆剤のひとりになって欲しいですね。

 

 

 

背番号37 矢野謙次 ※代打での起用

 

「ファイターズサイコー!!!」で一気に定着した選手。

今シーズンも勝ち越し打を数多く放っていたのですが、残念ながらその後追いつかれたりなどしていたので、お立ち台に上がることは少なかったです。過去に在籍していた二岡選手のように、代打と言えばこの人という存在になっています。クライマックスで是非定番のセリフを聞きたいものです。

 

 

 

背番号49 石川慎吾 外野手

 

今シーズンはあまり1軍での活躍の場を与えてもらえなかった印象があります。それでも数少ないチャンスをものにする力はあると感じています。8月に北海道の苫小牧市で行われた2軍戦ではHRを打っていますし、実力もついてきています。あとひとつ何か抜ければといった位置にいるのかなと思いました。

 

 

 

背番号2 杉谷拳士 内野・外野

 

スイッチヒッターとして、そしてユーティリティープレイヤーとして、今シーズンは忙しく過ごしたように思います。ケガでの離脱は厳しかったですが、チャンスに強くなった印象を持ちました。背番号2は、今後にも期待できることの証であると言えます。

 

 

 

背番号4 飯山裕志 内野

 

鉄壁の守備力を持つ職人。主に守備固めでの出場だったと記憶していますが、彼が出場すると何となく安心します。日本ハム一筋の選手です。1年でも長く続けて欲しいです。

 

 

 

背番号8 近藤健介 (登録は捕手だが、DHや外野での出場が主)

 

抜群のバットセンスと、守備力の高さを持つ注目株。シーズン途中では長く離脱していましたが、終盤に再び1軍へ。その脅威は健在です。捕手に食い込むのは簡単なことではありませんが、彼の強肩を見てみたい気持ちはあります。

 

 

 

 

 

ここまで野手について所感というか、感想を述べていきました。

 

プロ野球選手に限らず、プロを名乗る選手は、誰もがひたむきな努力を続けています。

それがなければ前線に出てくることができません。

影の努力と表現すれば伝わりやすいのかもしれませんが、その努力の中には基本の練習をこれでもかというくらい繰り返し行ってきているはずです。基本が出来なければ応用は出来ない。ごく当たり前のことに感じますが、センスの良さだけでは補えないものがあります。自分の理想に近づけるためには、練習に練習を重ねて体を動かすことができるようにいていくこと。それが出来てはじめてプロを名乗れるのだと思います。

 

そんなプロでも、悩むことはあります。スランプにだって陥ります。自分のやっていることがわからなくなることだってあります。それはわたしたちにも言えることだと思います。そんな局面に接した時、わたしたちならどうするでしょうか。プロならば練習やコーチとのミーティングなどで克服していくと思いますが、わたしたちはどうやって克服していくべきでしょうか。

 

克服の前に、そういった状況にあると認識しているということが、ひとつの強みになるような気がしています。それがなければ感覚がずれていくからです。もしくは逃げてしまうことでしょう。他人に対してはそれらしいことを言っていても、自分に対する見方が甘かったり、他の人に対して言っていることとかけ離れているならば、その人は表面上のことしか理解していない、もしくはわかったふりをしていると評することしかできないと思います。

 

 

 

野球というひとつのスポーツを通してでも、様々なことを学ぶことができます。

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そこにはひたむきに努力する姿があるから、その姿に魅入ってしまう。

必要なのは、ただ学ぶだけではなく、その学びを活かすことだと思います。

 

 

 

 

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そういうものに、わたしはなりたい。~宮澤賢治の展示を見て~

きょうは昨日リーグ優勝を決めた北海道日本ハムファイターズのことについて書こうと思ったのですが、熱すぎる想いがあるのでどれだけ書いてしまうかがわからないため、ちょっと間を置くことに。日ハム優勝で感じたことは、明日の日記にまとめようと思います。

 

 

で、昨日は久々に札幌駅~中島公園へ外出。

 

 

外出の目的は、コレでした。

 

 

 

www.h-bungaku.or.jp

 

 

 

 

宮澤賢治の展示を見るのはひょっとしたら初めてかもというくらい、わたしには馴染みのある存在でした。過去には角川文庫で全作品を揃えていたほどです。

 

銀河鉄道の夜」「セロ弾きのゴーシュ」「オツベルと像」「注文の多い料理店

など、映像化された作品も数多くあるなか、わたしが一番身近に感じている作品が

 

雨ニモ負ケズ

 

 

でした。

 

 

 

これは日本ではとても有名な詩のひとつです。

この詩に関しても様々な研究がされているくらいの、大きな大きな作品です。

 

 

ではせっかくなので、この詩をご紹介したいと思います。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

雨ニモマケズ

風ニモマケズ

雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ

丈夫ナカラダヲモチ

慾ハナク

決シテ瞋ラズ

イツモシヅカニワラッテヰル

一日ニ玄米四合ト

味噌ト少シノ野菜ヲタベ

アラユルコトヲ

ジブンヲカンジョウニ入レズニ

ヨクミキキシワカリ

ソシテワスレズ

野原ノ松ノ林ノ※(「「蔭」の「陰のつくり」に代えて「人がしら/髟のへん」、第4水準2-86-78)ノ

小サナ萓ブキノ小屋ニヰテ

東ニ病気ノコドモアレバ

行ッテ看病シテヤリ

西ニツカレタ母アレバ

行ッテソノ稲ノ朿ヲ負ヒ

南ニ死ニサウナ人アレバ

行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ

北ニケンクヮヤソショウガアレバ

ツマラナイカラヤメロトイヒ

ヒドリノトキハナミダヲナガシ

サムサノナツハオロオロアルキ

ミンナニデクノボートヨバレ

ホメラレモセズ

クニモサレズ

サウイフモノニ

ワタシハナリタイ

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

漢字とカタカナの表記は当時のものです。

 

これを現代表記に変えると

 

雨にもまけず

風にもまけず

雪にも夏の暑さにもまけぬ

丈夫なからだをもち

欲はなく

決して怒らず

いつもしずかにわらっている

一日に玄米四合と

味噌と少しの野菜をたべ

あらゆることを

じぶんをかんじょうに入れずに

よくみききしわかり

そしてわすれず

野原の松の林の蔭の

小さな萓ぶきの小屋にいて

東に病気のこどもあれば

行って看病してやり

西につかれた母あれば

行ってその稲の束を負い

南に死にそうな人あれば

行ってこわがらなくてもいいといい

北にけんかやそしょうがあれば

つまらないからやめろといい

ひでりのときはなみだをながし

さむさのなつはオロオロあるき

みんなにデクノボーとよばれ

ほめられもせず

くにもされず

そういうものに

わたしはなりたい

 

 

となります。

 

宮澤賢治は様々な顔を持っていたことが、今回の展示を見てよくわかるようになっています。

 

詩人や童話作家であったり。

教師であったり。

そして農業にも、鉱物にも明るかったようです。

 

 

 

また宮澤賢治は、法華経を信仰していたことでも有名です。

 

展示資料を見てみると、熱心に法華経を勉強していたことがわかります。

しかしこれは法華経のみならず、幅広いジャンルに関して興味を持っていたようで、その探究力には目を見張るものがありました。

 

 

こういった宗教的思想は、作品に少なからず影響を与えます。

宗教的思想のみならず、その人の生きかたと言い換えたほうがいいかもしれません。

 

 

 

 

 

改めて見、そして詠んだ「雨ニモ負ケズ」。

 

個人的な視点でしかありませんが、わたしはこの作品には「法華経ではない、もっと大きくて原始的なもの」の影響を感じました。そしてそれは人生経験で補填できるものでもないと思っています。かんたんに言うと、法華経の影響ではここまでの詩は詠めないと思ったのです。法華経は全部で28品ありますので、ひょっとしたらどこかにあてはまるのかもしれませんが、今回の展示を見て回った感想としては、この詩はまったく違う次元で詠まれたものに感じてしまったのです。

 

 

この詩は最初のところが有名で、後ろの方はあまり紹介されないことが多いです。

部分的に紹介されるのもいいとは思うのですが、この詩が伝えるもののすべてを感じて受け止めるのは不可能だと思います。やはり全篇を読んで味わってもらわないと、少なからずその心境やスタンスは理解しがたいと感じています。

 

加えて、この詩が伝えることを理解できるときは、いったいいつになるだろうと考えてしまいます。ひょっとすると、この詩が発見された時代だったのかもしれませんし、いまではなく「この先」の時代になるかもしれません。それくらい、この詩が伝えるものは、そのニュアンスの表現が難しいのです。もしくは、表現を喩えたことばがあるのかというくらいです(単純にわたしが無知なだけかもしれませんが)。

 

 

 

明らかに昔と比べて詠んだ後の余韻が違う。

それは年齢の影響かもしれませんし、経験の影響なのかもしれません。

 

それは1冊の本を、長年にわたって何度も読み返した時に感じる、新たな発見のようでもあります。そのような感覚を得た時には少し戸惑いましたが、次第に納得ができるようになりました。

 

 

 

 

わたしがこの詩に出逢ったのは、母方の祖父からもらった貯金箱にこの詩が書かれていたのがきっかけでした。

 

プラスティックで伸縮性のある、しかも何故だか猿の頭がありその胴体の部分に詩が書かれているというなんとも不思議な貯金箱でしたが、頻繁にその詩を詠んでいたと思います。そのためか、賢治の全作品のなかでも、この詩がいちばんのお気に入りです。

 

 

そして、予想外に嬉しかったことがありました。

展示のなかに、棟方志功の版画が展示されていたのです。

雨ニモ負ケズ」の版画です。

 

棟方志功の作品も好きですが、このような作品があったことをすっかり忘れていたとともに、その版画と、そこに刻まれていた詩のことのはひとつひとつが、染み入るように入ってきました。

展示コースの最後には、賢治の関連作品の一部がその場で読むことができるようになっています。もし時間があるのなら、そこでゆっくりと読み耽るのもいいと思います。

 

 

 

昨日は気温が低いながらも、湿気のある天気でした。

少し歩けば汗を帯びる。

夏はまだ、続いているのかなと思ってしまうほどでした。

 

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お金をかけないでというのはいいことですが、それが故にはまるパターンもあるということに気をつけて。

もう少し、出品について話をしていこうと思います。

 

 

 

出品を始めた頃のことはとうに忘れてしまいましたが、現在ではそれなりにスムーズに行うことが出来ています。というのも出品に必要な手順や資材を入手することができたから。最初の頃は落札して届けられた商品の梱包を見て、梱包方法や梱包に必要な資材は何なのかを勉強した記憶があります。

 

 

また、過去の話になりますが、ヤフオクでは一部の出品者が(梱包代)として、落札代金とは別に手数料を請求していた時期もありました(今でも送料に上乗せしている人はいる?かも)。でもこれはかなり毛嫌いされ、ヤフオク側からも「禁止」と通達されてしまいます。幾つかの変遷の後、シンプルに「落札代金」+「送料」という仕組みが出来上がるのは、意外にも近年になってからだと記憶しています(オークションストアは別途消費税が加算される)。

 

 

 

 

ということは、出品者は「梱包」について資材を用意し、消費しているということになります。その資材も必要経費としていますから、どこかで「確実」に回収したいと考えています。そのため、ヤフオク黎明期(比較的初期)に「梱包代」といった名目で課金する人がいたのだと思います。それも決して悪いことではありませんでした。だって、明確なルールはなかったのですから。後は入札する側、落札する側が「梱包代を請求する出品者からは買わない」というスタンスを取るだけです。

 

 

 

 

 

 

じゃあ、梱包に必要な資材には何があるのでしょうか。

 

 

いまわたしが使用している物で紹介していきますと

 

・封筒(A4~)

・ガムテープ(紙・布)

・ペン

・タックシール(あて名書き用)

・はさみ

・カッター

・定規など長さの測れるもの

・量り

・セロテープ

・テープのり(またはのり・両面テープ)

・袋(OPP袋やレジ袋以外のビニール袋) ※水濡れ防止用

・エアパッキン(プチプチ)

・付箋

・紙袋

・計算機

・プリンターとインク(あて名印刷用)

・印刷用紙

 

などがありました。

 

 

思い出しながら書いてます(現在AM5:30なので、物音立てないようにしてます 笑)が、それでもこれだけの物が出てくるのですから、種類としてはたくさんあると感じてしまいます。

 

 

でも、はさみやカッターなど、日常生活でも使用する物も含まれるので、それを除いてみるとそれなりになるかもと試してみますと、

 

・封筒

・タックシール

・袋

・エアパッキン

 

なんと(笑)これだけになっちゃった。

 

 

 

ということは、ちょっと足すだけでいいということですね(汗)

何だかほっとしました(笑)

 

 

 

f:id:maruyamabase:20160928063203j:plain

 資材の一部。

 

 

しかし当時は

 

・エアパッキン

・OPP袋

 

はどこで入手できるのかがわからず、近所のホームセンターにもなく、確保するのに苦労した記憶があります。OPP袋は書籍や雑誌を梱包するために必要で(人によります)、水濡れ防止にも役立ちますので重宝しています。最初はお裾分けで(どこからだ)で1ついただいたのですが、未だになくなることなく利用させてもらっています。

 

エアパッキン(プチプチ)は当初落札して届けられた商品を梱包していたものや、家電量販店などで購入した物にくるんであったものを流用しました。現在はネットでも購入できるようになったので、出し惜しみせず(ケチケチせずとも言う)に使用することが出来ています。

 

 

 

で、おそらく数多の出品者は、これらの必要経費を考慮して「出品時の開始価格」に上乗せします。上乗せしない人もいます。その場合は、その商品が確実に「入札され、価格が上がる」と確認しているからだといえます。

 

 

 

わたしも出品を始めるようになってから、帳簿をつけた時期がありますが、梱包代を別に記載したり、価格に上乗せしなくても充分に回収できています。その背景にはこれまで培ってきたささやかな経験がありますので、それなりの自信にもつながりはします。目利きの力もつきますし、必要最低限の文言で意図がわかったりなどということもあります。商品によって必要な情報も変わりますし、そこを抑えていけば、出品した商品への入札は活発になると思います。

 

 

 

また、現在ではオークションの出品をサポートするツールが幾つかあるようです。

この出現によって、出品時の負担が大幅に軽減されるそうです。

せどりなどの個人事業主であれば、こういった機能は大歓迎ですね。

わたしはそこまでの物品を抱えていないので、毎度毎度テンプレートを使用してひとつひとつ丁寧に出品させていただいております(汗)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

梱包について書いてみようかなと思って書き始めたのですが、思いのほか書けてしまいました。こういったことも頭の中でもやもや考えずにアウトプットしてみると、想像していたのとは違う展開になるようです。

 

 

 

 

ここで注意しておきたいのが「資材の量」について。

 

オークションを活発に行っていた時期には、大きめの紙袋2つぶんくらい、それもパンパンに資材を詰めて保管していました。(写真の倍)

 

 

 

理由はというと「来るべき出品のため」←いつだよ。

 

 

 

そうやっては資材を「貯め込んで」いたのです。

 

いま、出品してそれが全て売れたとしても、梱包に必要な量は十分にあるのに、それでも貯め込んでしまうのは、今考えるとちょっと病的だったかもしれません。

 

それは極度な「もったいないから」という思考が働き、とりあえずなんでもとっておくという行動に似ていた・・・と書きながら思ってしまったほど。

 

 

資材を買うのがもったいないとさえ感じていたわたしは、書店で購入したときに入れてくれたビニール袋でさえも保管していたほど。これは書籍等の梱包に最適で、重宝していました。プチプチも二次利用はアタリマエでした。それはそれでエコでいいじゃないかと思いますが、ストックの管理に制限がなく、一言でいえば「スマート」ではなかったと思います。そのため、最近は梱包資材に多少のお金をかけて、すっきりさせることにしました。

 

 

 

 

そして、あの時と「いま」を見比べてみると。

紙袋が1つになりました。袋の中もごちゃごちゃしていません。

プチプチは新しいのを1つ買ってしまったけど(笑)、これも早々に手をつける予定。

 

場所も取らなくなりました。

 

 

 

 

人によっては、特に「意外なモノ」が溜まっていくという習性はあると思います。

何でこれだけがたくさんあるのだろうといったことです。

それを特に気にせず過ごす人もいるでしょうが、その背景をしっかりと探ることで、その意外なモノが自分にとってどのような存在かを改めて確かめることにつながります。それは価値観の変化であり、ご自身の成長に確実に寄与します。ガラクタ整理や断捨離といった展開は本来そういったことを目的としたもの。単純にモノを減らせばオッケーとは、なかなかいかないものです。

 

 

 

昨日までは季節外れとも思えるほどの暑さが続いた札幌。

今日は、どんな1日になるでしょうか。

 

 

 

きょうも1日、姿勢と気持ちを貫きますね。

 

 

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