つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

整理棚からひとつかみ。 ジャズ編 その109

Love Letters / Roy Haynes

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VRCL 6009

 

 

1.The Best Thing For You
2.That Old Feeling
3.Afro Blue
4.Que Pasa?
5.How Deep Is The Ocean
6.Love Letters
7.My Shining Hour
8.Stonmpin'At The Savoy
9.Shades Of Senegal 2


personel

Roy Haynes(ds)
Kenny Barron(p)
Dave Holland(b)

David Kikoski(p)
Christian McBride(b)
Joshua Redman(ts)
John Scofield(g)

rec:May 23,24 2002 at NY


ジャズ・ドラムの第1人者であるロイ・ヘインズの作品。
1925年生まれなので、この作品の発表時は80歳手前という。
しかしこのドラミングを聴けば、年齢は関係ないという認識になると思います。


演奏の編成は2パターンに分かれており、シンプルなトリオ編成と、サックス・ギターを含めた編成とに分けられています。
楽曲はスタンダードながら、メンバーが実はすごいことになっていて、それぞれ所属している会社が違うというところ。
つまりはレーベルの「枠」を外してこのメンバーが結集したのだから、これはある意味「豪華盤」と言えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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こころをなくしはしない。

繁忙期に、入りました。

 

 

 

もう、余計なこと(笑)すら考える余裕がありません。

 

 

 

純粋に、仕事。

 

ひたすらに、仕事。

 

ひたむきに、やるべきこと。

 

ただただそれだけを行っている時間を、濃密に過ごしています。

 

 

 

 

その中で見えてきたことは、やはり人間の「枠」というものと言えばいいのでしょうか。

 

年末の繁忙期に採用された方が、ひとり、またひとりと、辞めていっています。

理由は、仕事が合わない、きついなど、まぁ人によって事情は様々。

しかし、それが本音に聴こえることも、嘘に聴こえることもありました。

 

噂には聞いていましたが、研修期間にだけ出社し、あとは出社してこないという人もいるくらい。これを「研修荒し」と言うそうですが、その本人はわからないのだと思います。そうやっていくことが、やがて自分の首をしめていくということに。

 

理由をつけて辞めていくのは、かんたんです。とてもかんたんです。

しかし、ときにそれは「逃げ」と判断されることもあります。

何も始まっていない段階で、早々に音をあげてしまう。

しょうがないことなのかもしれませんが、ぼくとしては「惜しい」と思ってしまいます。

 

 

 

理由はシンプル。

 

「棚上げ」しちゃったからです。

 

その「棚上げ」とは、何を指すのでしょうか?

 

それは、そのひとがやるべきことになります。

 

 

 

 

恐らくというか、ほぼ確実に、そういった出来事は繰り返しその人のもとに表れます。

もうダメだ、と思って逃げるのは、ある意味仕方ありません。が、逃げても無駄なのかもしれないということを、どこかで気づかなくてはなりません。何故ならば、それは、逃げていてもずっと「そばにいる」からなのです。

 

その事実を知るからこそ、余計にその場所から離れたいと思うのかもしれません。

しかしそれは、逆効果になることをぼくは知っています。

偉そうなことを言っていますが、それがぼくの体験であり、多くのひとに共通することでもあるからです。

 

この先、何人が脱落していくだろうか。

そして、何人がこの環境を受け容れるだろうか。

 

ぼくは、最後までこの場所に居よう、と決めています。

そのため、毎日、居場所を作ることに必死です。

そんなシンプルなことしか、いまは考えていません。

そう見ていくと、今の仕事もなんだか瞑想につながるものを感じました。

 

 

 

きょうは少し早く帰宅することが出来ましたので、ゆっくり湯船につかりました。

んで、寝てました(笑)

自分のいびきで起きました(汗)

 

それすらも、なんだか気持ちいいと感じています。

 

明日も、仕事です。

 

どんないちにちが、待っているでしょうか。

 

 

 

 

「よいものは受け取る。わるいものは受け取らない。」

 

この気持ちを常に持ち、あすも居場所を作っていこうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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秋風

朝 外に出るととても朝日が眩しく感じた

その光は どうも夏の頃の光とは違うように感じた

どうしてなのだろうと思いながら

白い息を吐きつつ 会社への道のりを急いでいる

 


その光は 意外にも存在感を増し ささやかながらもいちにちのはじまりを応援してくれているようだ

 


バスの窓に差し込む眩い光

JRの窓に差し込むあたたかい光

すべてに差し込む希望の光


ああ 光とはこういうものなのかと 毎朝想い そして忘れる

そうしてきょうも 仕事に打ち込む

 


時おり 冷たい風が吹くと

どこからともなく 枯葉たちが行進をはじめる

整然としているようで 雑然としていて

とてもコミカルに見えて とても可愛く見える


その光景を見て なんだかとても嬉しく感じた

 

 

その光は わたしのなかにあるだろうか

あのあたたかさは わたしのなかにあるだろうか

このかわいさは わたしのなかにあるだろうか

 


ああいいなと想うのものが わたしのなかにあるといいな

そう想いながら いまこのときを過ごしていきたい

整理棚からひとつかみ。ジャズ編 その 108

Another Ordinary Day / 野本晴美トリオ

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1.My Shining Hour
2.Libra Sun
3.Blues On Saturday
4.Time Table Of Life
5.Go-Ma
6.You Only Know What I Know
7.I Didn't Know What Time It Was
8.Stardust


parsonel

野本晴美トリオ-Ⅰ(1-4,8)

野本晴美(p)
塩田哲嗣(b)
トミー・キャンベル(ds)

2002年6月23日東京、テイク・ワン・スタジオにて録音


野本晴美トリオ-Ⅱ(5,7)

野本晴美(p)
俵山昌之(b)
江藤良人(ds)

2002年7月1日東京、テイク・ワン・スタジオにて録音

 


この記事を書いているのは2017年1月。もう15年も前の作品になりますが、今聴いてもとてもフレッシュで、そして遊び心のようなうきうきとした心情を感じ取ることができます。
ライブハウス出身と書いてしまうのもなんですが、地道に活動してきた結果、レーベルからの声がかかり、プレスされるというのはひとつの目標に変わりないと思います。
その中でライブハウスとの違いも感じるかもしれません。その狭間のなかで、何を感じ、どう表現しようかというところに、アーティストの今後の期待が生まれます。
アルバムで聴いた演奏を生で、目の前で聴くことができたならと考えた、きっかけの作品です。

 

 

 

 

 

 

 

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ちぢこまる

ふと 誰かが言いました

あのひとは 果たして大丈夫なのか と

 


そのひとは 委縮しているように見えた

どんどん自分の世界に逃げ込んでいくようにも見えた

 


なんだろう

その姿はいつかの自分と重なっていた

 

 

 

ひとはなぜだか 自身の威厳やプライドを無意識に護ってしまう

そのためか こうするべきだということも 頭ではわかっていながらも

その道筋を辿ろうとはしない

その姿は潔いわけではなく

ただただ 虚しさのみが伝わってくる

 

 

その丸くなった背中を見て

そうならないためにはどうすればいいのかを考えた

どうしていくべきかを

どうやって生きていくべきかを

 

 

がらくたは 目に見えるものとは限らない

そう思い立ったとき

自分の考えや想いのなかにも

がらくたはあるのではと思ったとき

いままで出来なかった振る舞いができるように思うのです

 


だって わたしたちは いつでも いまでも 変わることのできるいきものなのですから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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white.

くもりぞらからおちてくるしずくが


どんどんとおおきくなり


どんどんしろくなっていった

 


しずくにぬれたどうろも

どんどんしろくなり

せかいがかわっていった

 


はくいきも しろい

すべてが しろくなってゆく

このせかいがもとめている しろは

いったい なにをかたっているのだろう

 


しろさはやがてなくなり

いつもどおりのせかいがもどっていた

あのときのこうけいは

まるでげんそうのようだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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仕送りと選挙と紅葉と、きょうという日はいつだって大事ないちにちだ。

母親、少し元気になりました。

 

 

 

 

2週間間隔で実家に電話をしていますが、体調が良くなってきたとのこと。

飲む薬の種類が増え、食欲が出るなどの副作用を抱えながらも、明るい声が電話口から聴こえてきました。

 

これまでは中々状況が改善していなかったのでとても心配していたのですが、思いがけず突破口を母自らが開いたような感じに見え、とても安心しています。

 

毎回電話は20分間ほど話しますが、食欲があることから食べ物の話で盛り上がりました。お互いどんどん食べましょう(笑)といった感じで、この日の通話は終わりました。

 

 

 

電話を終えてから、凄く力が抜けたことを憶えています。

 

 

 

 

 

そうこうしているうちに、朝いちばんでゆうパックの配達がありました。宛先人は、母でした。

 

 

 

 

 

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ひとつのささいなさとり。

忘れたくないと思ったのは

 

 

捨ててしまうことだと思っていたからだ

 

 

 

忘れるということは

 

 

 

じつは

 

 

 

捨てることだけではない

 

 

 

 

 

 

そう気づいたとき

 

何かが融けて からだの中に染み渡る感じがした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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