つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

あきらめる理由

そのひとが幼くても 大人であっても

 

自分のほうが正しいからとか 自分の決めたことを応援してほしいとかで

 

相手の気持ちや何かをこれ以上伝えないで欲しいというときがあります

 

そういうときは あなたの言うことはわかるけど わたしはこうだと決めたからと 意図はしていないものの この世のどの兵器よりも強力な一撃を見舞うことになる

 

 

自覚してほしいことがある

忘れないでいてほしいことがある

 

自分が放ったその一言は

ほんとうにベストなものだったのか と

 

自分の幸せのため 夢のためと言いながら その一方では誰かを深く傷つけることを強行する

無責任なのは その後の快復を その人任せにすることだ

 

どんな正しさであったとしても そんな身勝手さが傍らにあるのなら

それはエゴが生み出したこのうえない暴力に過ぎない

 

 

 

 

多くの人は 前例がないからとか そんなのうまくいくわけないとか 実にまっとうな理由を並べ立てては相手の言うことを否定する

 

しかし反面 自分の夢とか希望とかに対しては そんな話に聞く耳を持たない風潮が広がっている

 

結局は 他人は他人 わたしは違うといったところだろうか

それは大昔も今も まったく変わらないような気がしてならない

 

 

誰かの夢を否定するとき

 

それは説得よりも 服従という感覚を持ってしまう

そんなことできるわけないだろうという無慈悲な刃物を突き立てられるようだ

 

 

 

それが現実的なことであっても そうじゃなくても

諦めさせる権利は 誰にもないような気がする

 

 

 

 

 

 

 

どうしようもない現実を突きつけられて

ぼく無力だと 膝から崩れ落ちたことがある

 

その向こうで 非常な一言を放った人は笑顔を見せている

ぼくには背を向けて

わたしが言ったんじゃないというような感じで

 

 

 

 

どんなに叩きのめされても

どんなに長く苦しんできても

 

諦める理由はどこにもなかった

どんなに探しても 諦める理由は見つからなかった

 

だから その背中に まっすぐを投げるように

非常な世界を切り裂くような

目の覚めることばを残していきたい

 

諦める理由は見つからなかった

だからぼくはいまでも その目的のためにいる と

「何年かかっても。」 ~3年のうちの2年目が終わります~

あと数時間で2017年(平成29年)が幕を閉じます。

 

年齢も影響しているかもしれませんが、1年という時間が短く感じました。

 

 

 

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家人とも今年の労をねぎらいましたが、すべてではないものの、さまざまな場所、いろんなひとからかけられたことばが甦ってきます。それは直に話していただいたものから、ネット上に書き込まれる(打ち込まれる)ものまで、様々です。今年1年は出逢った人の数が少ないのではという考えでいたのですが、カリンパニでの瞑想合宿や、江別市に出稼ぎに行っていたことを考慮しますと、そこそこの人数との係わりがあったことを思い出しました。

 

いっぽう、個人事業主としての自分の仕事とはいいますと、思うように進まず、停滞しているのではと思うほど。何がいけないのか、何が足りないのかというのを日々考えています。商材がそもそも人を呼べないのか、いや、そもそも自分に力がないのではなど、いくら考えてもきりがなく、底なし沼にはまるかのような感覚に陥りました。

 

いっぽうで、将来の生活を考え、札幌市から他の地域へ移住することを本気で考えはじめ、現在も情報収集等を行っています。この先にあるのは「一生できる仕事」を、「心身に好影響を与える環境」で確立させたいというものからでした。

 

 

 

がらくた整理に出逢ったときも、「一生続ける仕事にしていきたい」と本気で思い、当時の師である竹内清文に師事しました。これに自然体験活動(アウトドア活動)とオラクルカードのリーディングの3つを柱にして、仕事を展開していこうと考えました。

 

立ち止まりながら、牛歩のように進みながら、手足を動かし、ときには頭ばかり働かせながら、この1年を過ごしていたように思います。

 

 

 

結果としてこの1年は、仕事よりも己を磨くことに重きを置いた時間になりました。

まだまだ、足りないものはあります。しかし、それをいつまでも追い求めているわけにはいきません。バランスよくとはよく言った言葉ではありますが、どこかひとつを伸ばしたなら、もういっぽうを引き上げるように伸ばしていかなくてはなりません。いまはこの繰り返しだと思うようになりました。

 

 

 

商売のセンスは、ほかの商売人から比べますと「ない」かもしれません。

しかし、自分でやる以上はと決めました。どのような経営状況になりましても、続けていきたいと決意しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

個人的に好きな小説作品に、三浦しをんさんの「舟を編む」があります。

 

この作品は小説の他に実写で映画化され、その後アニメーション化もされました。

 

 

 

先日やっとアニメーションを見終わったのですが、アニメ第1話の最初のセリフが

 

「何年かかっても」

 

という言葉だったと記憶しています。

 

 

 

作品の説明を少ししますと、辞書作りに携わるひとたちを描いた作品です。

辞書作りは、それにかける時間が他のジャンルとはくらべものにならないほど長期間です。作中でも描かれていましたが、景気に左右される面もあり、会社が辞書の制作を止めるのではないかといった局面も出てきます。

 

そしてご時世とでもいうべきか、辞書の重要性が薄まっているようにも感じる中、辞書の編纂がどれほど重要か、ことばとその意味を確認することがどれほど大切かということが、この作品を通して伝わってきます。

 

 

 

 

自分になぞらえるのもなんですが、「何年かかっても」というセリフは、当時も今も、凄く響いています。一度やるときめたものは、すぐに結果が出るとは限りません。短期で結果が出ない場合、最低の評価が下りることが多い昨今ですが、人生という時間のなかでは、じっくり時間をかけてひとつの作品を「完成」させていくことも大事だと捉えています。果たしてこの人生だけで完成するかどうかはわかりませんが、集大成だと誇ることができるためにも、「何年もかけて」積み上げていき、完成に近づけていくことは大切です。自分自身の手に備わっている技術が今後どうなっていくか、どうしていくかは、やはり自分自身の責任如何になります。

 

「何年かかっても」。

 

 

 

この言葉に続けたいセリフは、幾つもあります。

それはひょっとすると、欲張りなことなのかもしれません。

 

 

「それでも」。

 

 

実現させたいことが、いま与えられた時間の中であるということ。

それ自体が、幸運なことなのだと思います。

 

 

 

良いことも、悪いこともありました。

人との出逢いも、一瞬のことのようにしか大切に出来ませんでした。

関わった人の中には、大きく活躍されているかたもいらっしゃいます。

 

正直、それが羨ましく感じます。

 

友達がゲーム機を買ってもらい、「いいなぁー」と言っているようなものです。

 

じゃあ、自分はそれを手にしたいのか?

手にするためには、どうすればいいのか?

誰かから与えてもらうのではなく、自分でどうしていくかをより真剣に考えなくてはなりません。

 

 

 

点描画アーティストである秋山さんと語った中で、「3年」というキーワードがありました。今年でそのうちの2年が過ぎようとしています。残り1年で何が出来るだろうかという思いもある中、その時間の中で都度新しいことがスタートしています。忘れていくこともあれば、新たに想いを抱くこともあります。その繰り返しの中で、いつのまにかここまで来ることが出来ていたと実感ができるよう、明日からまた気持ちを新たに進んでいきたいと思います。

 

 

maruyamabase.hatenablog.jp

 

 

 

今年1年、弊ブログをお読みいただきまことにありがとうございました。

新しい1年が明日から始まりますが、より一層伝えること、そして届けることを意識し、ブログを更新して参ります。

 

どうか読者のみなさまも、良い年越し、そして良い新年をお迎えください。

 

 

 

 

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 来年も変わらず、好きな珈琲は淹れていきます。

 

 

 

 

 

きょうまでに読んだ本

 

読むだけで人生が変わるたった一つの方法 リーマンさん 経済界 (387)

BRUTUS 2018年1/1 1/15合併号 危険な読書 マガジンハウス (388)

ダメージのクセがすごい。

家の中の掃除も無事終わり、冷蔵庫を開けると、以前こんなものを買っていました。

 

 

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その名も「ドリアンサイダー」。

 

絶対、そのときのノリで買ったやつだwwwwww

 

 

買ったはいいものの、飲む機会(勇気とも言う)がありませんでした。

 

 

 

で、先ほど思い切って封を開け、飲んでみました。

また、匂いも確認。

 

 

そうしましたら、

 

臭みのクセがすごい(汗)

 

で、飲んだら甘い(笑)

 

 

 

扱いに困りました(笑)

 

 

実は数口飲んで「これは全部」飲めないと思い、残りは廃棄したのですが、この飲みもの独特の臭さが抜けず、具合を悪くしました(汗)

 

げっぷも何度かだしましたが、すべてこの匂い(笑)

 

しかも、本場のドリアンの匂いには似ていないそうです(家人談)。

 

 

 

 

少し回復しましたが先ほどまで具合が悪くなって横になっていました。。。

 

で、口直しに「旅する氷結」をいただく。

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が、ドリアンサイダーのクセがwww

 

正直、美味しいとは思わなかった。

昔ですが、スポーツドリンクで「アガロバイオ」というものがあったのですが、それに匹敵する不味さでした・・・

 

この臭さ、明日までに抜けることを切に願います。

 

 

 

来年からは、こんな冒険は極力やめようと思いました・・・

整理棚からひとつかみ。 ジャズ編 その124

【Series Wayne Shorter

Adam's Apple  /  Wayne Shorter

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Blue Note 84232


1.Adam's Apple
2.502 Blues(Drinkin' And Drivin')
3.El Gaucho
4.Footprints
5.Teru
6.Chief Crazy Horse


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Wayne Shorter(ts)
Herbie Hancock(p)
Reginald Workman(b)
Joe Chambers(ds)

1966年2月3日、24日録音


ライブでも演奏される「フットプリンツ」が収録されたアルバム。
ショーターのアルバムタイトルは、宗教的というか、神秘的なものを込めているのだとか。

このアルバムはクァルテット編成で、これまでの収録から見てみるとシンプルに思えます。
演奏もスタンダードだなぁと感じるいっぽう、やはりうまさというか、表現力が突出しています。
ワンホーンでも、というよりも、ワンホーンがこんなにいいとは!という気持ちにもさせるのです。
もちろん、ホーンを複数置く演奏も重厚感等があってよいのですが、これはこれでまたいいのです。
ロック歌手がたまに歌うバラードのような、新しい発見を感じます。

スピリチュアルを語るまえに、手足を使え! ~がらくた整理 ケーススタディ⑧~

 

かんたんにではありますが、その後の話しを少し。

 

 

 

お店は2月末に閉店。明け渡しの時期は忘れましたが、店主は5月に札幌を離れました。

このお店で知り合ったお客さんも多数いらっしゃいましたが、お店の雰囲気が影響したためか、その後のつながりは稀薄なものとなってしまいました。

 

よくも悪くも、関わった人の影響は受けるもので、そこで働いていた人、よく通っていた人などには、少なからずこのお店の、お店の店主の気のようなものが移っていたのではと思うことがあります。それは考え方であり、人との関わり方も当てはまります。

 

関わりたくないと思ったが最後、辛辣な言葉で相手を責めたてるケースもありました。

知っている限りですが、最後のスタッフであったAという女性も、人付き合いに関してかなり「穿った」目をしていました。ごちゃごちゃ書いても仕方ないのですが、店主の「悪い」ほうの性格が影響したケースであったと思います。 

 

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がらくた整理は、決してラクじゃない。 ~がらくた整理 ケーススタディ⑦~

きょうは所用のため北海道神宮周辺へ。

 

 

 

気温も昨日同様、しばれる1日となりました。

 

札幌の積雪はさほど多くはなかったものの、他の地域では強風や雪などによる被害が出たようです。少しでも早い回復を願います。

 

 

 

北海道神宮の敷地内に飲食店がありまして、そこでは中華そばやお粥などをいただくことができます。またその系列のお店として海鮮中華のお店があり、そこで何度か食事をさせていただきました。

 

昨年の11月ですが、自分が幹事となりお世話になっているかたの慰労会を神宮の敷地内にあるお店で行わせていただきました。その際にここの店主ともお知り合いになり、以後お世話になっています。きょうは年末用に冷凍総菜のセットを買い求めるため、参拝と併せて訪れました。

 

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 購入した際に店主からいただきました「軟白ねぎ(青いところ)」。

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「自分だけ」と思ったときに、何かが離れはじめる。 ~がらくた整理 ケーススタディ⑥~

 がらくた整理「ケーススタディ」。

 

仕事であるとともに、自身の学びのひとつとして、とあるお店のがらくた整理を昨年から今年にかけてお手伝いさせていただきました。

 

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