つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

年越しは北海道八雲町で過ごしました。

みなさま、改めてになりますが、あけましておめでとうございます。

平成三十一年がはじまりました。本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

 

ぼくですが大晦日~元旦そして元日は移住先のあたらしい地元・北海道八雲町にて過ごしました。

 

いつもであれば帰省していたり、仕事だったりと忙しくしていましたが、現在就いている職業「地域おこし協力隊」の関係で、カレンダーが役場と一緒になっています。加えてこの年末年始は札幌の実家に帰らないことにしました。それだけでもかなり体力的に楽です(汗) また、結果として家人の実家にも帰省しないことになりました。

 

はい。向こうの住人がインフルエンザにかかりまして。

特急で帰る予定でしたが、発券前でしたのでキャンセルし、この休みはずうっと八雲町でのんびり過ごすことにしました。

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整理棚からひとつかみ。 ジャズ編 その188

【Series of  John  Coltrane】

Interstellar Space +2/ John Coltrane

 

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MVCI-23063

 

1.Mars
2.Leo
3.Venus
4.Jupiter Variation
5.Jupiter
6.Saturn


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John Coltrane(ts,bells)
Rashied Ali(ds,perc)

 

1967年2月22日録音

 

1967年の録音は「集大成」とでも言えばいいのか、それとも「永遠のチャレンジ」と読めばいいのか。
星の名前が列記されているこのアルバムは、コルトレーンとラシッド・アリとのデュオで編成された、異色のアルバムです。
あれだけたくさんのメンバーを従え、表現は悪いががちゃがちゃと演奏していたものから一変、シンプルすぎると言っても過言ではないくらいのメンバーで行った演奏に、コルトレーンは何を想い、何を考えていたのかが興味深いです。
楽器もサックス、ベル、パーカッション、ドラムと4種類のみ。プレイは相変わらずの激しさを保っていますが、楽器数を減らすことで「宇宙」の何かを表現しようとしていたのだと思います。
とはいえ晩年も晩年の録音がこの異色作です。佇まいを正して聴かざるをえません。

 

 

 

 

 

平成最後の年が明けました。あけましておめでとうございます。

本年もどうぞ幣ブログをよろしくお願いいたします。

元日は何かと忙しいため、恒例の記事を掲載いたします。

みなさまにとって、この1年が有意義であり、かつ良いものとなりますように。

腰を据えることはできたか? ~移住元年を振り返って~

 

あと数時間で平成30年も終わろうとしています。

 

今年は里帰りをしないため、絶賛引きこもり生活を謳歌しております。

 

そんな中でもこの1年を振り返り、次の一年はどのようにしていこうかなどの考えを巡らせています。

それもやはり、満足もありますが反省もあってのことかと思いますので。

 

 

 

実は数か月前からこの言葉が気になっていました。

 

 

それは「腰を据える」。

 

この言葉は、毎年抽選で申し込むことができます「言霊」にて書かれていた、1年のテーマのようなものです。

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写真を撮ったら足が写っていました 笑。

 

きょうは1年の総括として、この言霊をベースにして考えていきたいと思います。

 

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平成三十年は「クソ」泣いた一年だった。

今年もあと2日です。

 

ごく当たり前のことなんですが、この時期になりますとやはり1年の振り返りをなんやかんやとしてしまいます。

 

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この1年は、一番忙しいものであったかもしれません。

 

ざっくり振り返ってみますと

 

1月~3月 出張で留萌とか函館などで仕事

2月    地域おこし協力隊の2次試験で道南・八雲町へ

      後日採用連絡あり

3月    仕事を早めに切り上げ、八雲町に移住

4月    地域おこし協力隊として八雲町に着任

5~6月  この頃にむかつくことやら、クソ落ち込むことがあり、体調を崩す

6月    企画書を書き始める

7月~9月 畜産の研修を受ける・大学の研修に同行する・町内行事に参加する

      企画書を続けて書く・理想と現実にブチあたり凹む・諦めかける

10月   道立公園噴火湾パノラマパークにて待望の企画を3日間実施する

11月   抜け殻になる

12月   町で進める人材事業がにわかに動き出す

 

と、意外にも動き回っていたように思いますが、この動きが関係ないと思っている人にとっては「何をやっているのかわからない」と批判をしてきます。実際、課長経由で「こいつらは何をやっとるんだ」と町長から喝が入ったそうです。その喝というのも、町長が望んでいる行動に対して進展が見られないからで、ぼく以外にも相応の動きをして、活動しているのです。そういったことはSNSで告知等をしていますと、町長だからなのか、ほぼ必ず「いいね」がついているのですが、どうやらそれは「モーション」のようです。だって、「いいね」をしていたとしても、実際に肯定的なコトバは何一つとして入ってきたことはありません。その逆は頻繁に入って来ますが(笑)

 

 

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笑いごとではないのですが、どうやらそれが町政の実際のようです。

そこには、マチの経済ですとか、様々な問題が絡み合ってくるからこその叱責なのだと思っています。

 

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仕事納めは寒波入りの日で、北海道八雲町にも大雪が降るんだと思い知らされた日でした。

昨日で平成30年の役務が終わりました。

 

勤務先である「ら・ふも」も、役場の稼働日と同じスケジュールで動くことにしたため、かなり長い連休になっております。

 

働きに出てからは、1週間位以上の連休は初めてです(汗)

 

 

 

仕事納めの日ですが、ほぼ丸1日を費やして店内の大掃除。

普段手をつけないところまで掃除を行いましたので、だいぶ(かなり)きれいになったと思います。

 

さすがにこの日の昼食は出前。

となりにあります人気ラーメン店から担担麺を注文しました。

 

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整理棚からひとつかみ。 ジャズ編 その187

【Series of  John  Coltrane】

Live In Paris / John Coltrane

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1.Naima
2.Afro Blue
3.Impressions
4.Blue Valse
5.Impressions

 

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Jonh Coltrane(ts,ss)
McCoy Tyner(p)
Jimmy Garrison(b)
Elvin Jones(ds)

 


コルトレーンは自身のバンドを結成し、実力を内外に周知したあとに欧州のバンドツアーに出かけます。
その記録は、以前は切れ切れで残っており、詳細な記録というものは残っていませんでした。
しかし昨今、マイルスのブート(海賊盤)のように、非公式に残された音源が見つかり、大手ではない、マイナーなレーベルから次々と発売されています。
この音源はジムコジャパンが販売権を得てリリースしているもので、音源もそれなりによく、満足な1枚となっています。
こういった音源は、およそ演奏者の死後に発掘されることが多い。そして評価が見直され、大々的にキャンペーンが打たれるのです。

本作品は1965年7月にフランスのアンティーブで行われた「Juan Les Pins Jazz Festival」で収められたもの。
日程は7/26-28となっており、この作品は7/27と28に演奏した楽曲を収録しているとのことです。
26日の演奏はアルバム「至上の愛」の演奏が収められています(別作にてリリース済み)。

いずれにしても、この時期のこのクァルテットでの演奏はその充実度が凝縮しており、聴き応えがあります。
濃密な時間をうまく切り取ったこのアルバムは、コルトレーン最高期を捉えた、貴重な1枚です。

【詩】 ふりそそぐ白

気まぐれなのか

 

それとも 偶然なのか

 

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空の青さも

 

目の前の白さも

 

何かの意思があってのことなのかと考えることが

 

そもそも無意味のように

 

ただただ

 

白く綺麗で、冬という季節の使者が舞い降りる

 

 

 

それはもう

 

感情で言い表すことさえ不遜なのだと悟る

 

 

 

目の前の世界というのは

 

何かと相対するものが有るように感じる

 

それに直面するたびに何かしらの意図を感じずにはいられないが

 

それを考えたとしても仕方がない

 

ただ経験し 乗り越えるだけなのだと言い聞かせる

 

 

 

これだけ多くのいきものがいると

 

想いを馳せても仕方ないと感じる

 

想いを馳せることのキャパシティを超えたものが

 

すでにその人にはあるのだから

 

 

 

しんしんと降り 積もっていく白い結晶

車の屋根にも 道路脇にも

自然という大きなうねりに乗ってやってくるそれは

ときには視界を遮り 自問自答を促す

 

その答えを ひとふりの雪に求めるように

 

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動かしていくもの。

今夜半?明日?あたりから、稀にみる寒波がやってくるという報道でもちきりの北海道。

 

移住先の八雲町でも、風がついてきました。

 

夕方近くには、視界を遮るほどの雪が舞ったことも。

 

路面は一気に氷り、踏切など特定の場所では特によく滑る環境となってしまいました。

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これは夕方のパノラマパーク。

 

このあと一気に天気が変わりました。

 

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