季節外れのような
ウソみたいな晴れ間とともに
うだるような蒸し暑さがやってきた
まだ来月のことだと思っていたけれど
どうやら今年は猛暑らしい
外に一歩出れば周りの空気は一変し
歩みを増やすごとに汗が一滴ずつ噴き出してくる
一気にこう暑くなられてはかなわんと恨み節を言いながら
長靴でひたすら歩いた
こういう日ほどお風呂上がりの汗は鬱陶しく
ずっときれいにならないのではとの疑念が沸く
ぴたりと張り付く衣服に嫌気がさしながら
今日もひたすら詩に汗を滲ませる
決してかっこいいわけじゃないけれど
出来るだけのつぶやきを綴っていく
ただまっすぐに
汗水垂らして
きょうは星がきれいに見える
建物の中はまだ暑さが残る
外はどうだろうか