つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

【詩】蒸し暑さをそそぐ

季節外れのような

 

ウソみたいな晴れ間とともに

 

うだるような蒸し暑さがやってきた

 

まだ来月のことだと思っていたけれど

 

どうやら今年は猛暑らしい

 

外に一歩出れば周りの空気は一変し

 

歩みを増やすごとに汗が一滴ずつ噴き出してくる

 

一気にこう暑くなられてはかなわんと恨み節を言いながら

 

長靴でひたすら歩いた

 

 

 

こういう日ほどお風呂上がりの汗は鬱陶しく

 

ずっときれいにならないのではとの疑念が沸く

 

ぴたりと張り付く衣服に嫌気がさしながら

 

今日もひたすら詩に汗を滲ませる

 

決してかっこいいわけじゃないけれど

 

出来るだけのつぶやきを綴っていく

 

 

ただまっすぐに

 

汗水垂らして

 

きょうは星がきれいに見える

 

建物の中はまだ暑さが残る

 

外はどうだろうか