つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

【詩】待ち遠しく

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雨だとか風だとかが猛威を振るう時間帯が通り過ぎ

 

我慢のご褒美と言わんばかりの青空がもたらされた

 

気温も夏の様相を呈し

 

すべてのいきものがその暑さにうんざりしながらも活発に動いていた

 

 

 

 

待つしかないということは意外にも多くある

 

待ち遠しいという気持ちも数多く抱いていた

 

そんなときに限って お相手はやっては来ない

 

待ちぼうけをくらい 無駄に数時間を過ごすのみ

 

 

 

 

今日 やりたいことすべてが出来なかったとしても

 

明日を待ち侘びればいい

 

明日なら出来ると そう思いたいだけなのだけれど

 

明日がある以上

 

明日出来ることに喜びと感謝を

 

この先の時間を迎え入れることが出来ることは

 

生きている者の特権に他ならない

 

 

 

明日

 

書類をまとめる

 

部屋の片づけをする

 

来客の準備をする

 

あなたからの連絡を待つ

 

 

 

どれもこれも

 

待ち遠しくて仕方ない

 

【詩】repair

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壊れたなら捨ててしまっても良いと思うのだけれど

 

思い入れのあるものは手元に置いておきたい

 

だけど使えないのならそれはただ埃を被り

 

無用の長物に早々と様変わりしてしまう

 

それでは可哀想ではないか

 

 

 

 

 

だから時間をかけてでも

 

だからお金を投入することが必要でも

 

人は大切なモノをリペアする

 

 

 

 

 

反面 壊れたものをそのままにすることだってある

 

それはもう必要ないと拒絶するかのように

 

それはもう終わったものだと吐き捨てるように

 

最終処分場に持っていき 二度とその姿や形を見ない様に封印する

 

極力労力をかけない様に

 

目の前の充実に霞ませる様に

 

 

 

 

 

長年保有していればそれなりの味が出る

 

なぜあのとき 手放してしまったのだろうと嘆くこともある

 

なぜあのとき 何も言ってくれなかったんだろうと落ち込むこともある

 

どうして直してくれようとしなかったのか

 

  

 

 

re - pair

 

あの日 やり直すことは選ばせてくれなかった

 

ただただ雨の様に泣いていただけだった

 

 

 

 

【詩】この身に纏う

地球が言うには わたしたちはつい先日まで裸だったそうだ

 

それが短時間のうちに何かを身にまとうという技術を身に付けたのだそうだ

 

それは地球ですら驚く状況だったそうだ

 

 

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何故 何かを身に纏うようになったのだろうか

 

己の身を守るためだとも言えるし

 

身分の表れとして纏ったとも言える

 

今でいう流行であったのかもしれないし

 

その集落や民族 もしくは信条といったものの象徴としてあったのかもしれない

 

それを知るにはまだ時間がかかりそう

 

 

 

 

いまこの時間

 

身に纏うもののほとんどが 流行やオシャレといった観点にあるもので

 

きらびやかで 派手で かわいらしいものがたくさん描かれている

 

反面 この仕事向けといったような専門的なものもある

 

身に纏うものはいつしか枝分かれし

 

細かな時流に対応しようとしている

 

 

 

かつてはセール品で身に纏うものを揃えていたのだが

 

ひとつのアイテムと出逢い 価値観が変わった

 

人によってはどうでもいいと無価値に感じる人もいれば

 

そこに価値を見出し 育て上げる人もいる

 

今も昔も そうであったのかもしれない

 

 

 

以前は色褪せるまで ボロボロになるまで着込んでいた

 

少し前から 売りに出すようになってきていた

 

それでも愛着のあるものは手元にずっと置いている

 

いまぼくが持っている 身に纏うものは

 

この世界を生き抜くための大切なアイテムだと思っている

 

それくらいの気持ちを込めったっていいんじゃないかと

 

 

 

坊主だった頃はスーパーの2階で揃えるのがせいぜいで

 

ひとつに五千円以上の買い物をする勇気もなかった

 

それくらい無価値に感じていたし

 

大きな買い物をすることも怖かった

 

 

 

あれから少なくても二十年が経った

 

今は自分がこれだと思うものを揃えている

 

時には手入れし

 

時にはリペアを施し

 

ぼくが爺さんになっても

 

誇れるものを身に纏い続ける

 

 

 

素材にもこだわるさ

 

すべていただきものなんだから 有難く使わせてもらうよ

 

そうしないと人間は生きていくことができないんだから

 

だから一生モノとして扱っていく

 

それが礼儀ってもんだと思うよ

 

 

 

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この身に纏うモノを これからも究めていく

 

この身の周りにあるモノすべてを追い求めていく

 

要領悪いけど それが自分らしいと思った

 

【詩】境界線


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にんげんといきものの

 

境界線がいつしかつくられていた

 

にんげんとかみさまの

 

境界線は都合のいいように変えられていた

 

 

誰かはその境目を越えることができるが

 

何人たりともそれはできないという話が広まっていった

 

 

 

 

見えない線はそこかしこにある

 

無意識にその線を越えないようにして息をしている

 

ぼくはその線を超えたほうがよかったのか

 

 

答はまだ出ていない

【詩】止まることなく


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再び  ということばがあるように

 

止まっていた  終わった  と思っていたものが実は続いていたということは実はある

 

 

続いていたことを歓迎しないことは多々あるけど、それが人間がもたらしたと知ったときの軽蔑の眼差しはこのうえないほどの冷徹さを含んでいる

 

それが人間以外だったら  ただただ悲しんで終わるだけなのに

 

これほど理不尽で  身勝手なことはない

 

 

 

 

再び訪れたことで更なる学びを得ることが出来るのは嬉しいことこのうえない

 

だからぼくは  あらゆる時間を勝手に止めないことにしている