つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

「込める」

お昼に、現場となっている美深町の人気飲食店でごはんをいただきました。




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地方に行きますと、なんとかして地元の飲食店で食事をしていきたいと考えてしまいます。場所によってはコンビニに頼るしかないこともありますが、機会があればお店でいただくようにしています。ただ、店構えをみて、入るかどうか悩んでしまうんですよねぇ。札幌でも同じ事をしてしまうのですが、どうやら「はずれ」に当たりたくないと考えてしまっているようです。


注文した鳥のしょうが焼き定食(麺は幌加内そばにしました)の量も多く、満腹。しばらく動けませんでした。とても美味しかったです。




きょうの道北方面は少し強い風が時折吹くものの、昨日と比べますと断然好天でした。寒さは相変わらずですが、陽射しも気持ちよかったので、仕事に集中することができました。

夕方にホテルへ戻り、ぼぉーっとしてから夕食の買い物を済ませ、部屋に再び戻ってテレビの番組表を見てみますと、高校の書道部を特集した番組がありましたので、見てみました。

この番組は前後編あるようで、後編は来週の放送なのですが、とても気持ちが伝わる番組だと感じました。

ぼく自身、書道は下手です。
ただ、好きな漫画家さんが書道を題材にした作品を発表していましたので、それを読んでこの世界を知ることになったのです。

普段何気なく書いている、または打っている「字」ですが、書き順とかいろいろ注意しなければならないことなんかすっかり忘れた状態で使ってしまっているなと思いましたし、一文字にかける時間や情熱が段違いだとも思いました。

文章で書くものと、書道で書くものとは、その用途(とでも言えばいいでしょうか)は異なります。しかし伝えるという点では、いずれも共通していると思います。

大きく違うのは、その文字にどれだけ「込めて」いるか。

何気なく使っている言葉に、それだけのものを込めていただろうかと反省してしまうほどです。


場合によっては、そこまで込めなくても良いのかもしれません。ただそれこそ、現代的な風潮のように思います。いつの間にか流されてしまっていることもありますが、どうして文字を使うのか、どうして文字を書くのかを自分なりにもう一度考えて、これからに反映させていこうと思いました。