つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

北海道へのIR誘致を見ていたら。

 既に北海道知事が表明していますが、北海道にカジノを誘致するという活動について、「表明しない」という一次回答を出しました。一次回答という表記ですが、記事の中に今後誘致に向けて可能性を探っていくとした姿勢があったためで、背景には北海道特有の貴重な自然源があります。

 

 少し話は逸れますが、野球チームの北海道日本ハムファイターズも、ホームグラウンドとして長く使用してきた札幌ドームから自前の球場に移ることを決め、札幌市の隣にある北広島市にその場所を求めました。その際も自然環境に関する疑問が投げかけられていましたので、ここから先の開発に関しては、ほぼすべての案件で自然環境に配慮したものとなっているのか?を問われることになります。

 

 ただし、そこをクリアできたから誘致する、というのは安易な考えだと思っています。

  素朴な疑問としては、「北海道にカジノを設置して、何年観光材料として機能するのか」というものです。こういったものは流行り廃りがあります。ラスベガスと同じという訳にはもちろんいかないと思います。作ったからわんさか人が来るであろう、という憶測は、残念ながら説得力に欠けます。

 

 

 ではどんな観光がいいのでしょうか?

可能性を秘めているのは、自然環境を「そのまま」活用した観光です。

経済を回すことが出来るかは未知数ですが、これだけ環境が劣化していることを実感している今日であれば、観光と自然環境を再生させることをマッチングさせたプランを立てていくことも重要なのではないかと考えています。

 

 すごくざっくりですが、「観光が北海道の自然を守り、創っていく」というプロセスが出来れば、わざわざ観光地のようなものを建設しなくてもいいのではないか?と感じました。

 

 自然環境の管理は実はすごく難しく、未知のままの部分も多数存在します。

昨今はありのままの環境に心打たれる場面が多くなってきていますが、反面人間が手をつけずとも、気候如何でその環境が劇的に変化することもあり得ます。「どのように観光としていくか」は長い課題となりそうですが、その部分をひとりでも多くの人間を交えて追及し、広大な土地を活用して維持管理していくことこそが、北海道に必要なことなのではないかなと記事を見ながら思いました。

 

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