つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

ノラ・ジョーンズライヴ参戦と御書印・御酒印集めの旅③

東川町(のはずれ)を後にし、旭川市に向けて移動します。

 

次に向かったのは「男山」。

北海道を代表する酒蔵のひとつです。

 

 

実は男山に向かう前に、ブックオフに一軒寄っています。

 

場所はブックオフ豊岡店。

東川町から旭川市に入る際、一番近所にあった店舗です。

実はポイントの有効期限があったので、時間があればどこかの店舗に寄っていきたいなと考えていました。

結果ここでCDを2枚購入したのですが、その後アプリ通知にて閉店のお知らせが届いていました。HPには告知がありませんでしたが、完全閉店かどうかは不明です。

 

寄り道を無事に済ませ、いざ男山へ。

 

もう大雨も大雨で、撮影も一苦労です。

 

この建物はショップ(試飲コーナー含む)と資料館になっていて、別の建物に事務所があります。

資料館は撮影OK(一部NG)となっていました。

 

 

 

歴史や道具等、様々なものが展示されており、唸るばかりです。

と同時に、この場所は水に恵まれているんだなというのがよくわかる展示でもあります。

お酒のラインナップはかなり多く、道内では一番なのではと思うほど。

そのためどのお酒を買うかかなり迷ったことは言うまでもありません。

これは何度も通わなくてはならないな(ここに限らずですが、ここは特に)と感じました。

 

東川町から旭川市に入りました。男山酒造を訪れて歴史を堪能した後は、もうひとつの酒蔵へ向かいます。

ノラ・ジョーンズライヴ参戦と御書印・御酒印集めの旅②

上川町で無事に御酒印をいただいた後ですが、視界に収まる範囲にあるお店で昼食をとることにしました。

 

 

「お食事処 さつき」です。

 

お店のHP

satsuki-k.net

 

事前に調べてはいたのですが、ここまで近いとは思いませんでした。

高速道路の出入り口からもほど近い場所にある飲食店なので、ありがたいです。

 

この日は大雨。風も強かったので迷わず

 

ラーメンにしました。

 

そしてお約束

餃子もつけました(揚げ餃子でした)。

 

ラーメンは確か「俺の塩」という数量限定の一杯。

オープンしてさほど時間も経っていなかったので、この日はありつくことができました。

身体も暖まりました。揚げ餃子はどこかヘルシーに感じました。

 

美味しゅうございました。

 

 

 

お腹を満たして一息つきたいところですが、次は東川町に向かいます。

 

東川町に出来た酒蔵「三千櫻(みちざくら)」に向かいます。

 

この日のルートは、再び上川層雲峡から高速道路に乗り、愛別で降ります。そこから当麻町を通り旭山動物園の近くを通って、東川町へ目指すといった具合です。

 

訪問時は誰もお客さんがおらず、臆してしまって店内撮影の有無を尋ねませんでした。

ショップのみの利用となっているようです。

 

三千櫻HP

michizakura.jp

 

建物の周りを見渡してみますと、散策が出来るようになっているようです。

 

天気の良い日はどのような見渡しになるのでしょうか。

こういう環境に身を置くこともまたいいですね。

 

これで上川町・東川町の酒蔵を周ることが出来ました。

他は旭川にある酒蔵2軒と、本屋1軒となります。

大雨の中での移動は気が滅入りますが、安全運転で向かうことにしました。

ノラ・ジョーンズライヴ参戦と御書印・御酒印集めの旅①

ノラ・ジョーンズというジャズシンガー(いちおう)の来日公演が札幌で開催されたのですが、抽選に応募したところ、何とか一般席ですが当選しました。時期としては繁忙期後なので問題はなく、どうせだったら現在進めている御書印・御酒印も集めてしまおうと計画を立て、このほど実行してまいりました。

 

 

毎回ですが、出発地点は高速道路の八雲ICにしています。

 

ざっくり書きますと

八雲~上川町~東川町~旭川市~札幌市~八雲という旅程になります。

 

 

では初日。

 

八雲町から道北・層雲峡に近い上川町を目指します。

 

なお今回も自動車での移動で、高速道路を主に使用。

 

そして毎回

www.driveplaza.com

 

高速道路のフリーパスを購入しています。

期間も2日~7日と幅広く対応しています。

※2022年は11月17日まで

 

こちらを利用して向かったのは

上川町にある酒蔵、上川大雪酒造株式会社 緑丘蔵(りょっきゅうぐら)になります。

 

ホームページ

kamikawa-taisetsu.co.jp

 

八雲から上川層雲峡までの移動で、休憩を含めておよそ5時間の移動となりました。

 

 

こちらがショップの入り口になっています。

 

許可をいただいて、店内を撮影しました。

そんなに広い場所ではありません。

日本酒と、店舗限定で焼酎、そして日本酒関連商品と展示といった内容です。

天気は生憎(豪雨な日でした)でしたが、そこそこお客さんが入っていました。

 

隣の建物が酒蔵になっていて、2階の窓から写真のような光景を見ることが出来ます。

 

 

酒蔵外観。

 

外にはキッチンカーが出ていて、何かと思ってのぞいてみたところ、試飲を行っていました。飲みたかったです。残念。

 

こちらの酒蔵は上川層雲峡ICからほど近い場所にあるため、立ち寄りやすいなと感じます。また、酒蔵では限定で系列店(酒蔵)のお酒も置いており、セット販売されていました。

 

そう。この酒蔵は他に碧雲蔵(へきうんぐら)という蔵を十勝に持っています。

場所は帯広市ですが、決して近くはない場所にあるので、ここで購入できるのはうれしいことだと思います。

 

 

今回の旅では4軒の酒蔵を回る予定としており、1軒で3本まで日本酒を購入する(できる)縛りを設けました。理由はそうでもしないと収拾がつかないからです。4軒で12本というのも凄い数だと思いますが、そこまで圧縮できるかという不安もあります。

 

そんな不安を抱えつつ、無事に御酒印をもらい、日本酒を購入。

時間としてはこの時点でお昼だったので、上川町内で昼食をとることにしたのです。

 

2022年11月の創作詩 爆ぜる何かが

一週間を何とかやり過ごすことだけを考えることもある

面倒な仕事を後回しにした結果 大事な場面で突きつけられることもある

体調がすこぶる優れないときもあれば

好きな人に振られて自暴自棄なときもある

死ねばいいのにと後輩だとか部下とかに言われ

高校時代に使えねぇと陰口を叩かれていたことを思い出す

 

夕食のカレーライス

ごはんにおみそ汁 ごはんのおともは梅干しで

手づくりのおかずをかきこみながら

料理の旨さをかみしめる

そしてこの日を踏みしめる

 

そこでは生まれなかった言葉だけど

かつては教わっていたことばがあった

 

生きていてよかった

生きていてよかった

生きていてよかった

 

 

かんたんな言葉であるはずなのに

今まで組み合わせたことがなかった

 

この言葉を教わったなら

いつどこで使おうか

生きていてよかった、という雄叫びを

 

 

 

プロ野球日本シリーズの番組内で流れたCMでかかっていた曲に触発されました

令和4年11月の読書感想文⑥ やっぱりおもしろ読本やくも 若人の集い:編集・発行

北海道八雲町の任意団体である「若人の集い」が、10年ごとに発行している本。

これまではおもしろ読本やくもだったとのことだが、今回は「やっぱり」が追加されました。

 

 

やっぱりおもしろ読本やくも 若人の集い:編集・発行 個人蔵

※こちらは八雲町公民館にて購入が可能。代金は¥1,000+税。

 

八雲町に移住して、機会があれば歴史等に触れる本を読むようにしてきました。

移住後ではこのシリーズははじめての刊行であったため、買い求めて読んでみました。

 

本書は八雲の歴史に触れるとともに、豊かな自然についても紙面を多く割いています。

ただ個人の感想としては、自然に関する「色」が強いこと。本書の冒頭からそのような論調なので、「この本はどういった方向性の本なのか」がわからなくなってしまいました。

 

その他は産業に関すること、観光に関すること、寄稿などで構成されています。残念なのは編集がおそらくされていないということ。かなり読みづらい部分がありました。

 

行政であれば町史といったものを編纂しますが、任意団体でこういった本を編むのは珍しいと思います。なので今回の発行は、継続してきたことには敬意を表しますが、残念な点が残ったのではと感じます。八雲町民なので少し辛口の意見です。

 

これからの10年では、町がどのように変わっているかが注目されます。

北海道新幹線が札幌駅まで延伸予定になっていますし、町の財政や産業などにも大きな変化があるのではないでしょうか。願わくば、もっと多くの人の声を拾ってはくれないだろうかと、勝手ながら願うわけなのです。

令和4年11月の読書感想文⑤ 忘れられたワルツ 絲山秋子:著 新潮社

短編集でした。おそらく東北の震災にかかわる作品として、読むリストにあげていたのだと思います。

 

 

忘れられたワルツ 絲山秋子:著 新潮社 個人蔵

 

 

直接地震のことを指しているとはいえないのですが、作中のワードなどから、「地震」を連想させます。そのため、ここに収められた作品は「地震後」のことなのかなと、読者は考えます。そうすると、「地震」が何かを大きく変えていったという推測が、ページをめくるごとに進んでいくのです。

 

登場してはつぶやいてく人物の言葉は、実際に埋もれた、または埋もれかけたものであるかもしれません。そういった心情や環境を、巧みに、そして丁寧に掬い上げた作品であるように思います。そしてそれが、何らかの救いになればと、読んだ側としては感じました。

考えろ。感じる前に。

このタイトルを書いていて、意識したのはブルー・リー。

 

名言である「考えるな、感じろ。」です。

 

セリフはそのあとにも続きますが、この「感じろ」を持ち上げすぎてしまい、結果こじれたケースが散見されるようになります。

 

 

いや、わかるんですよ。ブルース・リー師匠の言っていることは。

ただ現代人が、やれ自己啓発だのスピリチュアルだのと持ち上げるから、本来の意図から離れてしまったように感じてしまうのです。なので敢えて「考えろ。感じる前に。」とさせていただきました。

 

 

こういうタイトルにしたのにはほかにも理由があり、瞬間的な判断が、加齢とともに難しくなっている点があるからです。また、瞬間的な判断や行動を求められる環境にいる(仕事などで)にもかかわらず、その訓練をしない状態で「感じる」ことを推奨して実践している(またはそのつもりでいる)人が多数いらっしゃるからです。そうなるともう、感じたところでどうにもなるものではありません。「考えるな、感じろ。」は稽古のシーンで放たれた言葉です。どういった環境でそのセリフが出て来たのかを、感じることを最優先に置いている人たちは、学びなおす必要があるのではないかと思うのです。

テロは誰でも。

昨日綴った日記の続きのような感じになりますが、これは自戒を含めた警鐘という意味で。

 

 

現代では個人がいろんなことを発信できることから、ムーブメントを起こしやすい環境になっていると思います。実際にその仕組みを活用し、ムーブメントを起こしている事例もあるように見受けられます。それは社会的活動であったり、経済活動であったり、学業であったりと様々です。こうした取り組みが新聞などで取り上げられては、可能性は無限大であることを教えてくれます。

 

反面、という言い方は適切ではないかもしれませんが、告発のような動きも各所で見られます。個人から団体、企業などへ、ひとつの爆弾が投げられる印象です。その真偽は別として、投げられた側は対応に追われることになります。問題はその爆弾が投げられた「意図」。己の正義のために、対象に鉄槌を下すというものが、昨今ではよく目立つようになりました。その行為は攪乱であり、破壊行為であり、失墜行為であるともいえます。つまりはいとも簡単に、個人単位で「テロ」は起こせるということになります。世界の例を見ても明らかですが、テロは「活動」を強制停止させます。回復には、膨大な時間がかかります。そのように考えると、日々発信される内容に戦々恐々としなければならず(そうならないようにしたいところですが)、結果脅威となります。そうなるともう、一部の人は無双状態になります。

 

 

考えながら書いていて、息苦しいことを書いているなと思いました。

ただ現実は、これからもっと息苦しくなるかもしれません。

穏やかな日々は、遠ざかっていきます。