つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

水に、意識を、向ける。

先日の日曜日から、ニュースで水の事故が増えてきた印象を受けました。

 

 

 

夏になりますと、水遊びの割合がぐっと高くなります。

 

それとともに、水の事故の割合も目立ってきます。

 

 

 

先日のボランティアでは予想以上の暑さだったため、急きょ水浴び(水遊び)を加えたのですが、帰宅して目にしたニュースがあまりにもタイムリーだったので思わず考え込んでしまいました。

 

 

 

headlines.yahoo.co.jp

 

 

水の事故としては、海や川などでおぼれてしまうケースが顕著です。

 

昨日にはこんな事故も起きていました。

 

 

 

 

headlines.yahoo.co.jp

 

 

 

 

夏になると、水の中に入って涼みたいという気持ちは痛いほどよくわかります。

かくいうぼく自身も、川の浅瀬(川は豊平川)で水に浸かり、涼んでいたほどです。

 

ただ、自然をフィールドとした「遊び」には、最低限のルールがある。

 

 

 

それを痛感せざるを得ない、連日の報道でした。

 

 

 

水遊びは、恐らく大半のひとが慣れていません。

冷たい水に触れて、涼むのがせいぜい。

しかし、それ以上の好奇心が安全対策の壁を乗り越えたとき、事故が起きてしまいます。

それは昨日の日記にも書いた、「道具にするか」「凶器にするか」と、同じ範疇の論理になるのではないかと思います。

 

 

 

わたしたちは水に頼る反面、水に対してはたいへん脆い存在です。

水がなければこのからだは活動することが出来ませんし、水に襲われてしまいますと、ほぼ抵抗が出来なくなります。自然の脅威としてしまうと「地震」が筆頭に挙げられそうなイメージですが、実は「水」が、一番身近なのではないかと思います。

 

 

 

大雨による色んな水害。

川や海での事故。

 

 

こういった現象のほかに、飲みものとしての「水」に関しても、振り回されてしまう側面を持っています。日本は治水能力が高いですが、日本の外に目を向けてみると、飲み水にも事欠く国がいまだ多いことに驚かされます。ミネラルウォーターが普及していますが、飲み水と生活用水を使い分けなければならないという条件は、いまだ多くの地域に存在しています。

 

日本ではウォーターサーバーのほか、水にいろんな効果を付与させることでその消費を拡大させています。反面、その効果に値しない、所謂虚偽の内容を含めた商品も数多く出回っています。いろんな業界で、そしていろんな地域で、水のあれこれが蔓延しています。

 

 

 

 

 

ちょっと話が逸れましたが、まず知っておかなければならないのは

 

 

 

水は、水だ。

 

 

 

ということです。

 

 

 

 

なんのこっちゃわからん!という感じですが、果たしてわたしたちは水のことをどれだけ知っていて、どれだけその性質を理解しているのでしょうか、ということを言いたいわけです。

 

 

かつてぼくが体調不良だったころ、水に関しても気を遣ったことがあります。現在は普通に水道水を利用していますが、自分の体の調子が戻るにつれ、特別な水でなくとも、同様の効果が出ているように実感しています。ひとによっては「この水でなければだめなのだ」という主張があるかもしれません。勘違いしないで欲しいのは、水がひとのからだをどうこうするのではなく、あくまでからだ自身がその調子を整えていくということに注目しなければなりません。極論を言ってしまうと、仮にその「特別な水」を手に入れることが出来ないひとは、ずっと快復しないままという主張になってしまいます。それは果たして正しいのか?という疑問を感じてしまうのです。

 

 

水を飲み物ではなく、別の用途で使う場合ですが、水の中にからだを入れると、負荷がかかり、からだを動かすことが難しくなります。地上のようにはいかない。そのイメージがひょっとしたらできていないのかもしれません。そうなってくるとかなり致命的です。目の前の楽しさを追求するあまり、注意事項、ルールにまったく目を向けないようなものです。無視したままでいると、するっと足をすくわれる。ケースによっては、知らないでは済まされないものになってしまうと思います。

 

 

 

特別な力を持ったからではなく、その性質をしっかりと理解する。

その土地の特性を性質として加えたものは確かにありますが、それが決定的なものになるとは限らない。

 

最後はやはり、自分自身の整えなのです。

 

 

 

 

 

水場に行く際、何に気を付けなければならないのか。

どんなことに注意して、水をとらなければならないのか。

 

意識の向け方ひとつで、水がぐっと身近になります。

それは予防につながり、効果につながると考えます。

 

 

 

 

きょうの札幌は気温が34.9度まで上がりました。

どうりでクソ暑いわけです 笑。

お蔭で、うまく考えがまとまりません。完全言い訳です。はい。

 

 

 

 

 

きょうはここまで、違うテーマでもう少し掘り下げることが出来れば、御の字だと思います。

 

 

 

 

 

 

きょうまでに読んだ本

 

愛さなくてはいけないふたつのこと あなたに贈る人生のくすり箱 松浦弥太郎 PHP文庫 (184)
「原因」と「結果」の法則② 幸福への道 ジェームズ・アレン 坂本貢一:訳 サンマーク出版 (185)
森は知っている 吉田修一 幻冬舎 (186)
森の いのち 小寺卓矢 アリス館 (187)
断食座禅のススメ 野口法蔵師 私家版 (188)
花咲け 人咲け 命咲け 歩けなくても 心咲け 比叡山長臈 天台宗僧正 小林隆彰師 私家版 (189)
やめないよ 三浦和良 新潮新書 (190)
スティーブ・ジョブズ 世界を変えた言葉 アラン・ケン・トーマス 長谷川薫:訳 イースト・プレス (191)
スティーブ・ジョブズ 自分を貫く言葉 アラン・ケン・トーマス 長谷川薫:訳 イースト・プレス (192)
夜を乗り越える 又吉直樹 小学館よしもと新書 (193)
記者たちは海に向かった 津波放射能福島民友新聞 門田隆将 角川書店 (194)
シンガポール¥1000でできること 山下マヌー メディアファクトリー (195)
グローバライズ 木下古栗 河出書房新社 (196)
ロングトレイルを歩く 自然がぼくの学校だった 加藤則芳 PHP (197)
北海道 十勝 移住の本 りくらす vol.1 わたしたちの北海道移住生活 クナウマガジン (198)