新元号の初日早々、爆発してしまいました・・・
牛はとっさの行動や、大きな物音などに敏感です。
で、牛舎の中でかっとなり、大声を出してしまいました。
第一次産業は肉体労働が基本です。いや、ほかの産業にも言えることですが、この年齢で身体にかかる負担が大きく感じます。慣れればこの程度といつかは思えるのでしょうが、現在は毎日へろへろになって自宅に戻っております。
腕も腰も、疲弊しています。
やはり慣れた人たちはさも簡単そうに作業をするのですが、自分がやると絶対にスムーズにいきません。牛の扱いや世話の仕方も同様。昨日うまくいったことが、今日だとまったくもってできないことが毎度のようにあります。
これはぼくに非があるのですが、やることなすこと「なってない」と指摘を受け続けてきたことと、慣れないことで疲れが溜まっていることもあり、テンションが下降気味です。これから長く続けていく仕事であるのにどうすんのー?という感じです。
自分は未熟者だからという意識はありますが、やはりその場その場で反応してしまいます。指摘されている内容は至極真っ当であるので、自分の考えや視点がそこまで及んでいない浅はかさを反省すべきなのです。
それでも、だめですね。
我慢といいますか、堪えることが出来ていない。
年齢的なものなのか、はてまた・・・という感じです。
しかし、実際に爆発してしまいました。
だから、明日からは気を引き締めなくてはなりません。
向き合う相手は人間もいますが、大部分は牛です。ちょっと間違えばすぐにけがを負います。いま自分はその瀬戸際にいるのかなと注視しているほどです。
うまくいかない日が続きますと、仕事が嫌になるのは誰でも一緒だと思います。
せっかく就職した仕事も、短期間で見切りをつけようとするのも現代的。
いつしかわたしたちは、堪えることを捨ててしまったように思えるほどです。
知らないあいだに、自分自身も入っていたのだと気づかされてひとり愕然としております。
明日勤務すれば、暦よりは短いですが連休をいただきます。
明日は初心に還るとともに、この日までの数々の燻りをプラスに変換することが出来ればと望み、向き合いたいと思います。