つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

机上と現場と。

緊急事態宣言に関する報道をどうしても見てしまいます。

心理的には仕方のないことなのかもしれないと思いながら、不毛なやりとりが何かと多いことに落胆しかなくなってきています。

 

 

方針は行政が決めていくことではありますが、出してきたものに対してあれこれと批評する、という図式がここでも広げられています。そこには批判や不信も込められているので、結局メディアを通してネガティブキャンペーンを行っているに過ぎなくなっています。それでいいのだろうか、と思いつつも、メディアは目先の数字を稼ぐために日々躍起になっているようです。しょうがないことなのかもしれません。その人たちにも生活はあるのですから。ただ、仕事がなくなったときのことは考えておいたほうがいいと思います。その可能性は、誰にもあることです。

 

 このような状況で現場に赴くことは難しいですが、どうにも現場とは離れた、どうにも現実味が薄い場所で物事が決められているのではという不安が多くの人に漂っています。この方法で大丈夫という確立したものはないというのも背景にありますが、これだけのことで拡大を防ぐことが出来るならば、やはり感染数は減少を辿っているべきなのです。その効果が中々出ていないのは、現場と離れた場所では、机上の外に対する事項について十分に検討を重ねることが出来なかったからだと思っています。

 

このやり方には反対ですが、自粛要請に反する行動をとった団体や個人について取り上げる、といった扱いを目にするようになりました。極端な言い方ですが、50年前でしたら今回のような方針でも納得のいく成果・効果をもたらすことができたように思いますが、現代は情報社会であることを忘れてしまっているように思いますし、こういう時分に尚更、自由や権利を叫び行使する人が出てきます。そういった人たちをコントロール(言い方は悪いですが)していかなくてはという必要性も感じるべきなのです。

 

机上と現場とでは、考えていることがまるっきり違うと思っていたほうがいいのでしょうね。それは一般企業にも言えることだと思っています。

 

 

 

夏に向けて、放牧の準備を進めていますが、4月からの出産ラッシュも続いています。

本日は久々の休みでしたが、連休中の出勤時にはほぼ毎日新しい命(子牛)が生まれています。その光景を目にするたびに半べそになり、感動してしまいます。親は子を育て、そして護ることに必死です。命がけです。性格が180度変わることもしばしばです(気性が荒くなります)。

 

どうかこの国の明日を迎えるためにも、そのような必死さがわかるかたちで出てきて欲しいなと思いました。

 

 

 

本日は写真なしです。すいません。疲れすぎて疲れが抜けませんので。