つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

「はじまり」にネガティブな要素は一切ありません。幻想に囚われないように。

昨日の日記では先日受診した特定健診の結果について触れておりますが、現状では特に問題ない「軽度異常」の判断が「血中脂質」の項目で判定されました。

 

 

maruyamabase.hatenablog.jp

 

 

若い頃であればなんとかなる←アホ と軽く受け流すのかなぁと思いますが、そうは問屋が卸さない。なんてったって齢40ですから。「今」は異常をきたすことがなくても、いつその症状が進行するかはわからないので、このタイミング何らかの対策を講じる必要が出てきました。

 

幸い食事制限などもかかる状態ではないので、特に何かをセーブしつつという流れにならなかったのは本当に幸い。このからだが1日でも元気であるようにしていかなければなりません。

 

これまでわたしが行ってきたことは「健康法」ではなく一種の「治療法」であったため、これまでとは違う視点で取り組まなくてはならないな・・・と思っています。何故なら対策はあくまで「日常」に無理なく組み込むことの出来るものにしたかったからで、何か新しい習い事を始めるといった考えにはなっていませんでした。

 

食事制限はすぐにも取り組むことは出来るのですが、肝心なのは体作り。

かんたんにいうと「ストレッチ」などを含めた「運動」をメインにする必要があり、またそれをひしひしと感じていたのです。

 

そこで出てきた「コレ」を参考にメニューを組んでみることにしたのです。

 

 

 

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 サッカー長友選手の体幹20トレーニング。

DVDつきで1.000円+税とお求めやすい価格。

以前購入していたアイテムの出番がやってきました。

 

出番が~とは言ったものの、まったく使用していないという訳ではなく、この中のいくつかをピックアップしてストレッチを行ってはいたのです。ですが今回は体質改善を含めた大きな改革を行う必要があると感じたので、このトレーニングを自分に合わせたカタチで構成し、習慣づけることにしました。

 

この本を読んでいくと、目的別にメニューが分かれているのがわかります。

その目的は「ダイエット」だったり「腰痛防止」だったりと様々。

「キック力」や「投げる力」など、具体性を持った目的向けのものもあります。

 

その中で選んだのは

「腹をへこませたい」

「ブレない体をつくりたい」

「姿勢をよくしたい」

「疲れにくい体を手に入れたい」

の4点でした。

 

 

 

体を動かすワークは「ストレッチ」「インナーマッスル向けトレーニング」「アウターマッスル向けトレーニング」「連動トレーニング」に分かれており、ストレッチは一連の流れの最後にも行うというもの。まずはそれぞれの目的別に幾つの動作があるのかをカウントしていくと、全部で30動作にも及びました。

 

こんなに多いのか・・・と思いつつ、次はどれだけの時間をかけることになるのかをチェック。左右含めての時間を計測したところ、以外にも時間は20分ほどでした。

最初の内は動作の確認などが入るのでもっと時間はかかるでしょうし、回数を増やしていけば自ずと時間も伸びますが、この段階ではそんなに長くない時間だと感じました。

 

でも注意しなければならないのが「継続できるか」という点。

最初はこのメニューを消化したうえで「多い」「きつい」等と感じた場合はメニューの数を調整していこうと思います。

 

 あ、ちなみにダイエットを外したのは体重が「基準値内」だったから。

けどお腹は出てるんですよねぇ(汗)

なのでダイエット以外の項目で、からだづくりを楽しみます。

 

 

 

こういったことを含め、様々なことがきっかけで何かを「始める」ことは少なくないと思います。それは今回のように運動であったりもするし、習い事や人との出逢いなど様々です。

 

ひとことで言うならそれはまさしく「入り口」であり、それはスタートでもあります。

 

でもそのスタートを歓迎する人もいれば非難する人、我関せずというスタンスを取る人など、その人の「価値観」は様々で、そこで口論になったりと衝突することも少なくないと思います。

 

わたしも個人事業主としてスタートすることを昨年の夏ごろから構想していましたが、知り合いの歴史ある会社の社長に話したところ「新しく仕事を始めるのは大変だよ」と言われました。その方は賛成も非難もしなかったのですが、嬉しい反面、やはり自分で仕事をしていくことの大変さを知っているからか、両手を挙げて・・・とはいかないようです。

 

そして中学時代の友人と飲みに行ったときにも、軌道に乗るまでは他の仕事を何でもいいからするべきだとも言われました。これも非難という訳ではないのですが、その人の価値観に沿った真摯な発言だったと思っています。

 

これは個人的な経験ですが、何か新しいことを始める時、周りから応援する言葉は聞かれなかったように思います。逆に迷惑かけるなよ、とか、俺関係ないからなくらいのことは言われたかもしれません。そう考えると「個人」が新しく何かを「始める」ことに対する反応というのは、あまり喜ばしいことではないのかもしれません。

 

そう考えると、ひとは「批判」「非難」することに対してはなりふり構わず行うのに対し「称賛」「賛同」することに対しては消極的になるという癖を持っている気がしました。そうなってしまった背景には色んな要因が考えられますが、わたしのように個人事業主としてスタート切ることは「常識」や「安定」から外れる行為に捉えられ、あたかも人生を棒に振ることだと断定されがちです。理想よりもお金が大事だとか、青二才が変なこと考えるなとか、世間の常識やその人個人の常識に「勝手に」当てはめ、それは幻想だと責めたてます。

 

その人たちを責めるつもりはないですが、考えていただきたいのは、今働いている会社も、仕事の種類も、どれにも「始まり」はあります。そのどれも、もとは「ひとり」から始められたものだと思いますが、違うでしょうか。

 

いまと昔は違うんじゃボケ!!!という人もいるかもしれませんが、わたしは同じだと断言します。いつの時代も常に「ひとり」から新しいことは始まります。それは仕事にしてもそう、社会問題にしてもそう、そして国際的な問題にしても同じことなのです。

 

常にどこかのシーンにおいて「ひとり」の人が先端・発端をひらくことで事態が動くというケースは今でもあります。それをじぶんの身近なひとが行おうとしているからといって、批判の対象になるというのは本当に筋違いなことであり、恥ずかしいと思ってほしいくらいの気持ちです。若造がとか、資格あるのかとか、女がとか、素人が首を突っ込むなとか、お金がどうだこうだとか、ほんとうにいろいろと言われますし、そこで友人関係や恋人関係、親子関係にもヒビが入ることも。個人的にはそのエネルギーを賛同に向けることが出来たらと思うのですが、多くの人たちはネガティブなことに引っ張られやすいというのが現実のようです。

 

 

 

 

 

それでも。

前に進むひとはいます。それはもう、周りに何を言われようが自分の判断に影響はないと考えているひとです。じぶんの決意や覚悟をちゃんと持っているひとです。

 

そのひとが扉を開け、前へ進む。そこに順調な道など考えてはいないはずです。困難があってこそ気持ちも昂りますし、さらに自分の仕事に磨きをかけます。そのひとにはもはや「リスク」は関係ないと思っていいのかもしれません。リスクは単純に言えば「経験するために必要なこと」でしかなく、成功とか失敗とかの基準ではないのです。

 

やがてそのひとが新しい秩序をもたらしたとき、これまで非難しかしていなかったひとたちは手のひらを反してくるかもしれません。でもそれは失敗という価値観とともにその場から退場するだけです。

 

わたしが個人事業主として仕事をしようと思い至ったのは、もう既存の会社で働ける体ではなくなったと理解したことが理由のひとつです。その後様々な出逢いを果たし、これから展開する事業内容をまとめ、まさしくひとつの扉を開けようとしています。たとえ賛同は出来なくても、見守ってくれるだけでもしてくれれば、大いに安心するのになと感じました。

 

 

 

もっともっとカードに馴染むために再開したリーディング。

 

 

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今日はNo.24「入り口」が出てきました。

 

キーワードは「入り口」「門」「扉」「機会」「うち開く」

 

 

 

わたしたちは、日々いろんなことを「スタート」させています。

そしてそれを継続している方ももちろんいらっしゃいます。

扉を開けた先にある道はその時によって異なってきます。

道のコンディションに一喜一憂するかもしれませんが、それらを含めたすべての設定がじぶんにとって「必要なこと」だと腑に落ちたときには、日々の行為はただ「扉をひらく」だけではなく同時に「可能性をうち開く」ことにつながるのだと信じたい。

 

今朝引いたこのカードに描かれるマンダラの中心に魅せられつつ、涼しい風に体を清められながら、そのようなことを考えていました。