つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

実はいま、エアチェックしています。

現在住み込みで働いている場所ですが、自宅兼職場という環境のため、自宅(管理人室)にいるよりは事務室や他の場所にいることが圧倒的に多いです。前にも触れましたが、テレビを見る時間が圧倒的に少なくなりました。週に1時間も見ていません。録画している番組はあるのですが、それすらも消化しない状況が続いています。理由としては忙しくて余裕がないからと、テレビを見なくてもそこそこ生活ができるということにあります。

 

新聞は会社で購読していますので、時事に疎くなることはありません。

ただ配達地域が郵便での配達になるので、多少のタイムラグは発生します。

まだまだ、仕事で1日を目いっぱい使ってしまうので、落ち着くという状況がなかなか生まれないでいます。

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いつの間にやら7月なのね。

ご無沙汰しています。

1か月ぶりに日記を書きます。

 

 

なんだかんだ言いまして、忙しい日々が続いていました。

自然や生き物を相手にする仕事は、この季節が勝負といった感じであります。

天気の良し悪しにも左右されますが、植物の成長にも左右される業種でもありますので、毎日が大変です。まだ2か月ですが、そのあたりはかなり身に染みたと思います。

 

そして今月から別な意味での繁忙期がやってきます(というか今日から)。

こちらは現在の勤務先における一大イベントです。

何せ初めての経験になりますので、えらい肩が凝っていますが。

 

仕事に振り回され、人間の感情に振り回され、天気に振り回されと散々と言いますかなかなか味のある、大変な1か月でした。きっと今月もそんなひと月になることでしょう。

 

仕事でもプライベートでも多少の変化はありましたのでそのあたりもおいおい綴っていきたいと思いますので、今月もどうぞよろしくお願いいたします。

また、6月は1か月間『詩』を書いてきましたが、今後も不定期に更新することになります。こちらもお付き合いいただければ幸いです。

 

 

 

 

先月20日~22日は八雲神社例大祭でした。

天気は八雲らしい天気(いわゆるあいにくの天気)で、この祭りの後に好天に恵まれるという、ある意味「持っている」八雲町であります。

 

ここ数日は濃霧が周りを覆い、霧のような本降りの雨が降っています。

7月とは思えないほどの寒さ(涼しさではなく)になっています。

 

 

 

つまりはこんな感じです。

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幻想的で雰囲気バツグンなのですが、寒いのが・・・

これから徐々に暖かく、そして暑くなって欲しいものです。

 

 

世間では台風やら災害級の大雨やらで大変な時期が来てしまっているようですが、安穏無事に1日を過ごすことが出来るよう願っています。

【詩】詩源地

これまで書くことが出来ないでいた詩が

ここにきて書き紡ぐことができている

何故だろうと考えてみたけど

目の前の光景が変わったことや

これまで就いたことのない仕事をしているからのかもと思うだけで

確かなことは何もわかっていない

けれど

言葉が出てくる

湧き水のようにどんどんと

いまぼくの中に

言葉の水源地がはっきりと存在する

 

 

この水源地からもたらされる言葉は

ときにひどく濁り

ときに澄むほど純粋で

母体とする人間の魂や感情に敏感に反応する

針の振り幅はとてつもなく大きいこともあるけれど

お構いなしに言葉はノンストップで溢れ出てくる

どんなに手で掬おうとしても

零れ落ちることのなんと多いことか

 

 

これから先

どれほどの詩を注いでいくことだろう

見向きもされない詩が多いけれど

なるほどと思ってもらうことができたなら

それはそれでめっけものなんだけどな

 

 

これから先も

泥臭い言葉を紡いでいく

せせら笑いを浴びるだけの存在だけれど

言葉を詩で究めると誓った以上は

 

 

これから先も

伝えることのない想いを綴っていく

自己陶酔だと非難されるだけの存在だけれど

伝え届けることを求めんと決めた以上は

 

 

 

これからの時間と残りの時間

とめどなく言葉を使っていくだろう

それが叙事詩になるならば

誰かに届けることのできるものになるならば

移り住んだこの地で詩人となろう

 

 

 

わたしに言葉を

わたしに詩をもたらしてください

そしてそれは

あなたの元に届けてもいいでしょうか

勝手な気持ちだけれども

【詩】blue.

 

大空

青空

茜空

空にもいろんな言い方があるしいろんな色がある

 

ふさわしいと思うのは やはり青だろうか

 

 

 

空はよく大海原に譬えられる

 

道なき道をゆく開拓者のように表現しては

 

己が為さんとすべきことをただ鼓舞する

 

地上にははっきりと道があるが

 

空にはこれといった道はない

 

架空の道を引いているだけだ

 

 

 

 

空を見ていると

 

正しいこともそうでないことの線引きがないように思えた

 

とにかくそこには人の判断や評価が入っていて

 

とにかくそこには人の教義や信条や正義感が入っている

 

そして線引きをしたがるのだ

 

あたかも自分が全知全能の神のように

 

普段は神やその他の偉大とする存在にすがっているのに

 

 

 

これまで自分の色は青としてきた

 

これは単純に好きな色だからだけど

 

自分を表現する代表的な色として

 

この青がしっくりくるとまでは思っていなかった

 

青は意外と身近にあり

 

そして遠い空 そして宇宙にまで広がっている

 

この青には孤独が混じっているし

 

孤高も含まれている

 

そして誰かと手をつなぎ

 

共に歩む要素も含んでいる

 

 

 

はっきり言おう

 

ぼくは幻想的な人間で

 

そしていて往生際の悪い人間だ

 

だから空を眺めては望みを抱く

 

だから青を見つめては思いを馳せる

 

ぼくは悲壮的な人間だ

 

なかなか楽観的にはなれない

 

だから空を眺めては過ぎた時間をひたすら惜しむ

 

1,2000年前からずっとだ

 

ぼくは全身が寂しさでできていて

 

全体が悲しさでできている

 

それを表す色が青なのかもしれない

 

青にもいろんな青があって

 

鮮やかな そして深いものまで

 

その環境に感化されていく

 

変幻自在の青なんだ

 

 

 

今その場所から見える青はどんな色だろうか

 

まだすべての青を見ていないのだとしたら

 

ぼくはこの先どこにいけばいい?

 

誰かが「それは間違っている」と言い切ることでさえ

 

ぼくはその査定に当てはめず 事を起こそうとするだろう

 

何故ならばそれは人間の倫理観という世界で動くのではなく

 

わたしの物語において既に書かれているなのだ

 

誰かの評価のためではなく

 

自分が求める青を見たいがためなのだ

 

 

 

 

明日はどんな空が待っていることだろう

 

理解されなくていい

 

受け容れられなくてもいい

 

ぼくは独りでblueになっているから

【詩】1976⇒2019

どんなに疲労が溜まっていても早朝にいちど目を覚ます

外の明るさや牛の声

いろんな空気を確認して起き上がる

 

イレギュラーがひとたび起こると

ルーティーンのような生活はたちまち崩れる

風呂も入れず

歯も磨かず

屋外で酷使した身体を泥の様に休めるしかない様は

何ともひもじく見えました

ただそこで崩れ落ちなかったのは

ここでギブアップをしてはダメだということがわかっていたから

何とか踏みとどまり

鼓舞して1日を過ごしました

 

先が見えない時ほど

今後の展開が不安になります

どうしても

よろしくない展開を想像してしまいます

そして深く後悔するのです

自分で首を絞めてしまっていることに気が付くから

 

そんな思いが交錯する中

きょうを迎えた

いまできることを着実にこなし

時間の経過をひたすら待った

まるで手術はどうなったかの結果を待っている気分のようだった

 

 

無事に手術は成功し

正常に戻ったことが確認できたときほど

力が抜けたことはない

食事会の誘いも以前からあってうれしい限りだったけど

事情を話して謝った

相手も事情を理解してくれたことが何よりうれしかった

 

 

まだまだ序の口なのかもしれず

この先の混沌の始まりなのかと思うと背筋が凍るが

この場所に居る以上は対処しなければならない

そう振り返っている

 

 

まずはゆっくりお風呂に入ろう

そして外された日常を取り戻そう

きょうという日の残り時間は既に少ないけれど

ゆっくりと43を迎えた1日を祝い

親に感謝することにしよう

【詩】掬われる足元

朝 おかしな夢を見ました

 

それはデッキブラシのようなモップのような はてまた掃除機のようなものを持っていたのですが その先端の部分に何か乗っていたのです

 

その動く何かですが 小さな小さなねずみでした

 

暗かったので色はわかりませんが 代表的な色のねずみでした

 

そのねずみはちょろちょろと動いた後で先端から他の場所に移動しました

そこで目が覚めました

 

 

 

最近は夢そのものを見ることがなかったので不思議に思いネットで調べてみますと

あらまあ沢山と吉兆の解説があるではありませんか

どうやらねずみが出ること自体災いの象徴であるらしいのですが

その後の展開によっては吉となるようです

 

わたしは自分で見た夢の内容を 凶としてみました

 

そうしますと 不思議と次々にうまくいかないことが起こりました

大小の判断はできませんが

まさしくねずみがもたらしたものだと感じています

 

遠い放牧地から徒歩で戻るときほどみじめなことはなく

早急に対応しなければならないことが山積しているなかでの出来事は

プライドどころか 仕事もろくにさせてもらえない展開に

牛もいない山奥で 大声で泣きたくなるほどでした

それほど うまくいかないときはうまくいかないのだと感じました

 

 

忙しい毎日というよりも

何をどうしていけばいいのかというのを手探りする毎日が正しい表現で

正解を探すよりも 問題すらも理解できない毎日になっています

専門的なことであったにしろ

事の対処を求められる当事者としては

無力なことこの上ないのです

 

表現は阿呆ですが

愛したい人がいともかんたんに他の存在の元に身を寄せ

これまで愛を与えていたはずなのに

「これからはこの人から愛をもらうから」と

いともかんたんに言われてしまうほどの無残さを痛感するのです

 

これほどみじめで 背中が寂しくなることはありません

 

 

 

しかし どのような災いでもなんとかしなくてはなりません

ある宗教の教えで 大きな災いだったものが小さなものとなってもたらされるといった表現のようなことを教えられたことがあります

 

そのようになれば万々歳なのですが

それは前提として その宗教のお経を読み 教義を信じなければもたらされないという注釈がつきます

 

そのような特別性が この世にあるとは思えないのです

 

であれば 大小にかかわらず災いはそのまま受けなくてはならないのではないかと思うのです

 

そして克服しない限りは その災いはいつまでもやってきますし

服装を変えて再び訪れるはずのものなのです

 

これほど身体中が締め付けられる経験は久しぶりなことを思い出しました

このみすぼらしい生命がいくつあれば足りるのだろうと考えたことも正直あります

ただ明日がある以上は 解決に向け注力していくほかありません

祈りではなく 行動なのです

 

 

行動すれば 足元を掬われることもあります

しかし掬われたならば 倒れることなくその場に残ることが大切です

その諦めの悪さが 燻りといったものに対する力のかけかただと信じます

 

 

ぼくは凡人です

無教養もいいところの人間です

それがこれからいろいろなことに立ち向かおうとしているのですから

方々から笑われて当然だと思います

 

無精髭が生い茂ろうとも

頭頂部が寂しくなろうとも

生気が衰えようとも

 

この先に試しのこたえがあるのであれば

ぼくはこの修行を喜んで修めようと思います

えらい人間になるためではありませんが

己の人生という課題を通して

正しい燃え尽き方を模索しようと思います

【詩】限界にさわる

毎日を過ごせば過ごすほど

これまで隠れていたことが顕になり

右往左往の時間が増えていく

 

何をどうすればいいのかわからなくて

頭を抱え  ため息をつく時間が増えていく

 

どうしたらいいのかわからない

どうすればいいのか思いつかない

見えない壁がその先を暗くしている

 

もう嫌だと思うのは簡単なのだけれど

これを限界と決めてしまうには惜しい気がする

もうやり切ったのか

すべて出しきったのか

 

まだ出来るんじゃ

まだ行けるんじゃないのか

 

呼吸が浅くなりながらも

無心を目指してただ身体を動かす

 

 

 

どうか教えてほしい

ぼくはまだいけるのかどうかを

【詩】その跡に咲く花

花壇の草むしりをした

 

数日後 きれいにした場所から再び緑が見え いつしか知らぬ花が咲いていた

 

 

 

何度も何度も あの場所を歩いた

 

その部分の草は潰され 土しか見えていなかったはずなのに

いつしか逞しい茎が現れ 天に向かって一輪の花を咲かせた

 

 

 

何もないと思っていた場所から

これほどかという綺麗な花が咲く

 

なんということだろうか

その美しさは何物にも勝る

 

人間が求める美など足元にも及ばない

一瞬の美しさに目を奪われた

 

 

 

 

緑の絨毯にワンポイントの花

これほど美しく 映える情景があるだろうか

 

何度見ても見飽きることのない光景は

その場に立つ人間を別世界へと連れてゆく

 

現実なのに非現実なそのスクリーンは

わたしが何者であるかを教えてくれる

 

 

自然は人間の日常に関係なく咲き誇る

それはシビアな話をメールでしていたとしても

翌日仕事の電話でいつもの声を聞かせてくれる

その声を聴いて安堵し

そして後悔するのに似ている

 

 

 

何かがある場所にも花は咲く

何もない場所にでさえも

 

 

傷みや儚さ そして愚かさを受け止めるかの如く

想いを含めて 明日また新たな花は咲くのだ