どんなに疲労が溜まっていても早朝にいちど目を覚ます
外の明るさや牛の声
いろんな空気を確認して起き上がる
イレギュラーがひとたび起こると
ルーティーンのような生活はたちまち崩れる
風呂も入れず
歯も磨かず
屋外で酷使した身体を泥の様に休めるしかない様は
何ともひもじく見えました
ただそこで崩れ落ちなかったのは
ここでギブアップをしてはダメだということがわかっていたから
何とか踏みとどまり
鼓舞して1日を過ごしました
先が見えない時ほど
今後の展開が不安になります
どうしても
よろしくない展開を想像してしまいます
そして深く後悔するのです
自分で首を絞めてしまっていることに気が付くから
そんな思いが交錯する中
きょうを迎えた
いまできることを着実にこなし
時間の経過をひたすら待った
まるで手術はどうなったかの結果を待っている気分のようだった
無事に手術は成功し
正常に戻ったことが確認できたときほど
力が抜けたことはない
食事会の誘いも以前からあってうれしい限りだったけど
事情を話して謝った
相手も事情を理解してくれたことが何よりうれしかった
まだまだ序の口なのかもしれず
この先の混沌の始まりなのかと思うと背筋が凍るが
この場所に居る以上は対処しなければならない
そう振り返っている
まずはゆっくりお風呂に入ろう
そして外された日常を取り戻そう
きょうという日の残り時間は既に少ないけれど
ゆっくりと43を迎えた1日を祝い
親に感謝することにしよう